ドラマ&映画 カテゴリ
今泉力哉×大森靖子:コンテストやオーディションに挑む秘けつは「あきらめない」「タイミングってすごくある」
 クリエイター発掘&育成プロジェクト「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」で、第2回の審査員を務める映画監督の今泉力哉と歌手の大森靖子。これから映像業界に飛び込む人、また業界に飛び込みたいと考えている人たちへ、自分たちの経験からアドバイスを送る。

第2回「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」審査員を務める今泉力哉監督、大森靖子 (C)ORICON NewS inc.

第2回「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」審査員を務める今泉力哉監督、大森靖子 (C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


――ファイナリスト選考会に引き続き、グランプリ作品を決める最終審査員も務めるにあたって、期待していることは?

【大森】ファイナリストを選ぶ時、1500万円の制作費をもらって「どう泳ぐのかな」というのを楽しみに思える人を選んだところもあって、きれいなフォームで泳ぎ切る姿も楽しみだし、変な泳ぎ方をしているな、というのも結構、楽しみですね。

【今泉】心配するよりもね(笑)。やっちゃったな…、というのも楽しみ。

【大森】そう、そう、失敗することも楽しみにしないと、プロデュースなんてやってられないです(笑)。

【今泉】そう言い切れちゃうのは、すごい(笑)。今回の5組の中では最年少の16歳のカワイ・ヒバリさん(※ファイナリスト選考会の時は15歳)の企画は、頭一つ抜けている感じがしました。コロナ禍で学校行事も部活動も中止になってしまった中学生のお話だったのですが、一番、脚本として完成度が高かった。16歳が同じぐらいの歳の俳優たちをプロのスタッフのサポートのもとで撮るというのがどういう状況になるのか、ちょっと想像つかないけど、仕上がりが楽しみですし、ほかの4組の作品は脚本を読んだ時よりも撮ったらすごかったという下克上感を期待しています。

(C)ORICON NewS inc.

(C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

――『愛がなんだ』(19年)、『街の上で』(21年)など、次回作が待ち望まれる今泉監督ですが、デビューするまでにはいろいろチャレンジされてましたよね。

【今泉】チャレンジかはわからないですけど、僕もずっと映画祭への応募はしてましたね。映画監督の登竜門と言われている「ぴあフィルムフェスティバル」には6回ぐらい出して、全部落ちてます。以前出した作品の姉妹作みたいな作品を出したら一次で落ちたんですけど、その落選の知らせに選考委員のコメントがあって、「〇〇の姉妹作ですね」と書いてあったんですよ。選考委員が過去作を見て知ってくれているのはうれしいけど、その一作で評価してもらえてないなんて(笑)、これはもう駄目だと思って応募するのをやめました。もう商業デビューもしてましたし。

【大森】今回のファイナリスト選考会で、ファイナリスト5組には入らなかったけど、次回があればまた応募してきてほしいなと思った人がいたので、そんな風に思われていたのかもしれないですね(笑)。

【今泉】その「ぴあフィルムフェスティバル」から、2021年に最終審査の審査員のオファーが来て、引き受けたのですが、それこそ下克上した感じが自分の中であってとてもうれしかったです。映画監督になりたい、ドラマを作りたいと思ったら、今はいろんな方法がありますから、「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」に応募してダメだった人も、次回再チャレンジするとか、ほかのコンテストにも応募してみるとか、あきらめずにまたチャレンジしてもらいたいです。何かを成し遂げる人は、あきらめなかった人だと思うので。それに映画や映像をつくることが唯一の解でも絶対ないですしね。

(C)ORICON NewS inc.

(C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

――音楽活動にとどまらず執筆や楽曲提供、自身も所属するアイドルユニットのプロデュースなど多岐に渡り活躍している大森さんもオーディションの審査員を務めることが多いですよね?

【大森】そうですね。オーディションを実施する側にいて思うのは、この前だったら受かったんだけどなぁ、ということもあるんですよ。タイミングってすごくある。アイドルユニットだと全体のバランスも考えて選んだりするので、絶対的にいいものを持っている子でも今回は…ってなることがある。だから、本当にやりたいなら、オーディションは手当たり次第受けまくった方がいいと思っています。今泉監督もいろんな方法があるとおっしゃっていたように、何かに選ばれなくても、作品を作ろうと思ったら、何とかしてその作品を完成させる、ということをやってほしいと思います。

■「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」とは?

第2回「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」

第2回「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」

写真ページを見る

 誰もがスマートフォン1つで簡単に映像作品を作り、発表できるようになった現代ならではの創造力に富んだ若きクリエイターたちとともに新しいエンターテインメント作品を発信することを目指して、動画配信サービス「Hulu」が立ち上げたプロジェクト。応募資格は「35歳以下であること」。企画力と熱意があれば、プロ・アマを問わず応募することができる。

2021年〜22年に実施した第1回では、グランプリに選ばれた老山綾乃さんが獲得した「Huluオリジナル新作の監督権」によって『ゼロの音(おと)』を完成させ、現在Huluで独占配信中。

 22年6月10日〜7月31日に募集をかけた第2回には586企画が集まり、その中から5組のファイナリストが決定。ファイナリストは、1作品につき1500万円の制作費と、映像制作のプロのサポートのもとで作品を作ることができ、完成した5作品は現在Huluで独占配信中。今月27日にグランプリを決める最終審査会&授賞式が行われ、授賞式の模様はHuluでライブ配信される。

■ファイナリスト5作品(※作品名の五十音順、※年齢は4月11日現在)

第2回「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」ファイナリスト5組による作品をHuluで配信中

第2回「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」ファイナリスト5組による作品をHuluで配信中

写真ページを見る

『姉にヒュッゲを教えたい』中林佳苗(なかばやし・かなえ) 27歳/テレビ局員
『宇宙人ともだち』大江海(おおえ・かい) 31歳/CMディレクター
『そこに光があるなら』カワイ・ヒバリ(かわい・ひばり) 16歳/高校生
『はじめてのよあそび』瀬名亮(せな・りょう) 19歳/大学生
『ヒロインの親友はハードスケジュール!!』てつおとゆうほ  てつお 25歳/芸人、ゆうほ 26歳/会社員

関連写真

  • 第2回「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」審査員を務める今泉力哉監督、大森靖子 (C)ORICON NewS inc.
  • (C)ORICON NewS inc.
  • (C)ORICON NewS inc.
  • 第2回「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」ファイナリスト5組による作品をHuluで配信中
  • 第2回「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」

求人特集

求人検索

メニューを閉じる

 を検索