人気グループ・嵐の二宮和也が主演する映画『アナログ』（今秋公開）のティザービジュアルが公開された。タレントのビートたけしが70歳にして初めて書き下ろした恋愛小説を実写化。週に一度、木曜日だけ。同じ場所で会う約束をした主人公・水島悟（二宮）と美春みゆき（波瑠）。ふたりの恋の始まりを捉えた一枚となっている。

　ビートたけしの原作は、発売から約1ヶ月で10万部を突破し、6月20日には集英社文庫でも刊行予定の話題作。手作り模型や手書きのイラストにこだわるデザイナーの悟は、自らが内装を手がけた喫茶店「ピアノ」で、謎めいた女性・みゆきと出会う。自分と似た価値観を持つみゆきに惹かれた悟は、意を決して連絡先を聞くが、なぜか彼女は携帯を持っていなかった。

　「お互いに、会いたい気持ちがあれば、会えますよ」。みゆきのその言葉をきっかけに、2人は毎週木曜日に「ピアノ」で会う約束を交わす。週に一度だけ。会える時間を大切にして、ゆっくりと関係を深めていく。やがて想いを募らせた悟は、彼女にプロポーズすることを決意する。しかしその当日、みゆきは突然「ピアノ」に現れなくなり――。

　解禁されたティザービジュアルでは、悟とみゆきが出会う喫茶店「ピアノ」で“木曜日”にしか会えない2人が楽しそうに話している姿を窓越しに捉えたもの。コピーの「会えるのは、木曜日だけ。」が示すのは、悟がみゆきと会える、“週に一度のかけがえのない時間”のこと。その大切な時間の中で「ピアノ」で待ち合わせをする2人の“恋の始まり”を、エモーショナルに切り取っている。

　今後、解禁済みの主演・ヒロイン以外にも、2人を取り巻く登場人物を演じるキャストも発表される。