俳優の福士蒼汰（29）が、このほど都内で行われた自身が主演を務めるテレビ東京ドラマ8『弁護士ソドム』の記者会見に出席した。共演する玄理（36）と加藤清史郎（21）に現場での様子を明かされ、照れ笑いを浮かべた。

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　福士は、休みの日もジムでのトレーニングや柔術に励んでいるそう。玄理は「私の中では俳優／（スラッシュ）格闘家みたいな印象になりつつあります。（撮影の）合間でもシュッシュってやっていて」と撮影時の様子を告白。さらに「アクションの型を教え込まれたんです。『1番簡単だから』と言いながら高度なものを。私が覚えれば永遠とそれができるという型らしくて。こんな経験は後にも先にもないな」と驚きのエピソードを明かした。

　福士は「『難しくてできない』ってなってたのに、次会ったときに『私もうできる』って完ぺきにアクションを覚えてらっしゃって。いつの間にやったのみたいな。うれしかったです」と感謝。玄理は「自分でもびっくりするくらいできなくて、悔しかったんでしょうね」とほほ笑んだ。

　そんな2人の話を聞いていた加藤からは「スタンバイの間にシュッシュってやってるのと同じくらい歌ってらっしゃいます」という福士に関する新たな情報が加えられた。加藤は「僕が『朝早いけど頑張らなきゃ』とやっている間に、隣で軽やかに歌ってらっしゃって。僕は声も出ないのに元気で。撮影のセットに入っても間があれば歌って、シュッシュってやってそういうところからムードを作ってらっしゃるなって」と感心していた。

　福士は「思いついたその日のテーマソング（を歌っています）。行きの車の中で歌ってるので、その流れでメイクもして、現場もすごしています」と恥ずかしそうに明かした。

　今作は、周りから退廃や悪徳を意味する「ソドム」と呼ばれる、型破りな詐欺加害者専門弁護士・小田切渉（福士）が主人公となる。弱者を食いものにする詐欺加害者の味方をし、裁判で勝たせる。しかし、詐欺師を専門に弁護するという人道にもとるような仕事を選ぶのはある目的があったから。ただの法廷ものではない、スリリングなリーガルサスペンスとなっている。

　玄理は、正義感の強い人権派のマチ弁・若松まどか、光石研は渉を親代わりとして見守り続ける恩人・曽我一馬を演じる。渉の裏の仲間である幼なじみの天才ハッカー・八雲カイを加藤、変装が得意な元結婚詐欺師・三木天音を山下美月（乃木坂46）が演じる。

　会見には、光石、山下も出席し、竹崎由佳（※崎=たつざき）アナウンサーがMCを務めた。