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国内最大級? ハイエースよりも大きいFIATのトランスポーター「キャンピングカー、キッチンカーなどカスタムは自由自在」

 4月14日から16日にかけて、ヘリテージカーから最新のものまで“クルマ文化を愉しむ”をコンセプトに、千葉・幕張メッセで開催された『AUTOMOBILE COUNCIL 2023』(オートモビル カウンシル)。多くの旧車や、この日初お披露目された車が数多く並ぶなか、その大きさで注目を集めていたのが『FIAT DUCATO』(フィアット デュカト)。日本でわずか5社しか販売が許されていないというこの貴重な車は、名古屋を拠点に輸入車の正規ディーラーを運営するホワイトハウスが展示した。

ホワイトハウス『FIAT DUCATO』 撮影/逢坂聡

ホワイトハウス『FIAT DUCATO』 撮影/逢坂聡

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「日本で”マルチパーパス(多目的に使える車)”と言えば、ハイエースが思い浮かぶと思うんですけど、ヨーロッパではこのDUCATOが6割、7割市場を占有しています。日本でもハイエースだと小さいというニーズが一部あり、そういった方々に選ばれています」(同社広報マーケティング部部長 谷川伸一氏)

 その最大の魅力は何といってもその大きさ。今回展示された車両は、前席2人、後席3人のシートがありながら、後ろにバギーを積むことが出来るという圧倒的な積載量だ。日本国内で販売されている”マルチパーパス”では、最大級といえるだろう。

「DUCATOにはボディサイズが3タイプあり、今回展示した車両で真ん中のサイズです。それでも、ハイエースよりも一回り、二回り大きい。車内で立ってウォークスルーできますからね。実際、今普通車に乗っている人たちからは『こんなに大きい車…』って第一声で言われるんですが、実際にこれに乗っているオーナーは『日本のバンのサイズでは小さすぎる』と言われます。今までの日本のサイズ感ではないですからね」(同氏)

 そして、この大きさを生かして、さまざまな形にカスタムすることができるというのも人気の秘訣だという。

「本来、DUCATOは前席だけで、鉄の壁があって、あとは荷物を積むスペースなんですが、今回は後席を作り、5人乗りにしてさらに後ろにバギーを積みました。バギーの代わりに大型二輪でも余裕です。また、アイデア次第でいくらでもカスタムが可能というのも人気の理由です。例えば、キャンピングカーはもちろん、キッチンカー、工具や万力(まんりき)などを備えれば“走る工場”にもなります。カスタムの可能性は無限大にあります」(同氏)

 気になるのはその取り回しと価格。

「右ハンドルなので想像しているよりも取り回しはいいと思います。また、価格もベース車両で550万円〜600万円くらい。そこからどうカスタムしていくかで決まっていきます」

 同社では今夏、このDUCATOをベースにしたキャンピングカーを発表予定。「弊社はキャンピングカーも(手掛けて)40年以上の歴史があります」(同氏)というだけに、どんな形に仕上がるのか、楽しみだ。

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