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公道を走れるF1カー? 100km/hまでわずか2.5秒の6000万円イギリス製スポーツカーが日本再上陸

 4月14日から16日にかけて、ヘリテージカーから最新のものまで“クルマ文化を愉しむ”をコンセプトに、千葉・幕張メッセで開催された『AUTOMOBILE COUNCIL 2023』(オートモビル カウンシル)。出展社自慢のさまざまな車が展示されるなか、異彩を放っていたのが、まるでF1のサーキットから飛び出してきたようなひとり乗りのスポーツカーだ。

BAC『MONO R(モノ アール)』 撮影/逢坂聡

BAC『MONO R(モノ アール)』 撮影/逢坂聡

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 イギリス・BAC社が手掛けるこのスポーツカー『MONO R(モノ アール)』を展示したのは、東京で同社の輸入販売を行うBespoke Automotive(べスポーク・オートモーティブ)社。

「この車は、イアンとニールのブリッグス兄弟によって今から14年くらい前に誕生したBriggs Automotive Company(BAC)社が手がけました。ビートルズで有名なイギリス・リバプールに工場があります」

 兄弟2人とも、欧米の有名車メーカーで、設計やエンジニアリングマネージャーとして車に携わりながら、アマチュアレーサーとしても活躍。その後独立して同社を設立し、この『MONO』を発表すると、大きな注目を集めた。

 この車の大きな特徴は、その見かけ通り、圧倒的な速さだという。

「この車は、0-100km/hは2.5秒。2.5リッターのインライン4(直列4気筒)で、343馬力なので結構パワーあります。また、F1のスポーツカーのように、ステアリングに全部のコントロールができるスイッチが付いていて、停車時にはハンドルを外します」

 この強力なパワーユニットを備えながら、車重はわずか555キロ。その理由はボディにある。

「フレームは、だいたいスチールチューブなんですが、ボディは、グラフェン強化カーボンファイバーという新しいマテリアルを使い、以前のモデルよりも23%くらい軽量化されています。しかも、クラッシュの時も運転席を守るよう強化されています」

 この性能に加え、ボディカラーのオーダーも可能。また、ステアリングやシートも工場に行ってフィッティングし、オーダーメイドすることも可能だという。

 ヨーロッパでの注目度に比べ、日本ではまだまだ知られていないが、今後日本でこの車を広めていきたいという。

「以前取り扱っていたディーラーが名古屋だったので、特に東京ではまだま知られていないですし、見かけません。でも東京でこの車に乗っていたら間違いなく、信号待ちなどで止まるたびに、写真を撮られると思います。(このモデルは日本に入ってきてまだ日が浅いので)まだ車検を通していないのですが、これからすぐに日本の公道でも走れるようにしていきます。最近の新しい車は、全部同じような車ばかりですが、この車のフィーリングは全然違う。風を感じることができます。しかもまるで美術品みたいで、見ていて楽しい。ぜひ日本の皆さんに、この車を楽しんでほしいですね」

 なおこの車の価格は5806.68万円。なおBAC社の車は、福岡の永三MOTORSでも取り扱っている。
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