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スター・ウォーズ新世代の人気キャラ“グローグー” 大きな瞳は「トトロ」から学んだ

 動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で独占配信中の「スター・ウォーズ」のドラマシリーズ『マンダロリアン』から生まれ、一躍人気キャラクターとなったグローグー。大きくてつぶらな瞳によちよち歩きでキュートな愛きょうを振りまくグローグーについて、製作総指揮を務めるデイヴ・フィローニは「「キャラクターをかわいく見せる秘けつはスタジオジブリの宮崎駿監督から学んだ」と公言。特に「トトロを見て、大きな目だけでどれだけキャラクターを表現できるかということに驚き圧倒されたんだ」 と、明かしている。

グローグー=『マンダロリアン』シーズン3より。ディズニープラスで独占配信中(C)2023 Lucasfilm Ltd.

グローグー=『マンダロリアン』シーズン3より。ディズニープラスで独占配信中(C)2023 Lucasfilm Ltd.

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 グローグーは、フォースの力を秘めた子ども、というより赤ちゃんのような見た目で、いたずら好きで、食いしん坊真っ盛りで…と、世界中の「スター・ウォーズ」ファンがメロメロになっている。

 シーズン1(2019年11月)が配信される前、グローグーにはいろいろな造形案があったが、大きな瞳と横に広がる大きな耳、ちょこんとした口に小さな手など、とにかく“かわいい”を追求して、今のビジュアルが完成した。その中で参考にされたのが、フィローニが愛してやまないスタジオジブリのアニメーション作品の数々だった。

 『となりのトトロ』のトトロのように、言葉はしゃべらないけれど、大きな目や口などの表情だけでかわいらしさを表現する宮崎監督に感銘を受けたという。「スター・ウォーズ」のアニメーション作品を手がけてきたフィローニは「トトロの顔のパーツはとてもシンプルだけど、大きな目から多くの表情を見ることが出来るんだ。アニメーションの伝統に立ち返ることで、とても多くの共感やつながりを感じられ、誰もが“かわいい”と思えるキャラクターが生まれるんだと思う。だから、ショートアニメーション『禅 グローグーとマックロクロスケ』では、スタジオジブリと一緒に制作できたことをとても光栄に思っているよ。彼らの2Dアニメーションや手書きの伝統的なアニメーションの制作方法を見ることができて、すごく多くのことを学ばせてもらったんだ」と語っている。

 今年3月1日から配信中のシーズン3では、グローグーの“かわいい”が止まらない。くるくる椅子で回って見せたり、お菓子をフォースの力で取ったり、自分より小さい種族のアンゼラ人を抱きしめて困らせたり、第7話(チャプター23)ではドロイドを操縦してけんかを仲裁するなど、成長も著しい。未だ謎の多いグローグーから目が離せない。

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  1. 1. 「マンダロリアン」シーズン3配信直前!シリーズの功績とこれまでのストーリーを振り返る
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