俳優の高石あかり（※高＝はしごたか）と、スタントパフォーマー・伊澤彩織が主演を務める、“元女子高生”殺し屋コンビのアクション映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』（公開中）より、着ぐるみ姿での限界に挑戦した"ガチ喧嘩"シーンの本編映像が公開された。

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　2021年7月30日に公開され、池袋シネマ・ロサ（東京）では半年もロングラン上映された『ベイビーわるきゅーれ』の続編。殺しの腕はピカイチ、でも社会にはなかなかなじめない…そんな杉本ちさと（高石）と深川まひろ（伊澤）の2人が成長（したりしなかったり…？）する青春エンターテイメント。前作から引き続き、監督・脚本は阪元裕吾、アクション監督は園村健介が務める。

　続編は、春休みの大作やアカデミー賞関連作品が多数上映されている中、10スクリーンある新宿ピカデリー（東京）では、公開初日の3月24日〜26日の週末3日間の動員ランキングで1位になるなど、カルト的ヒットを記録。主演の2人も大きく躍進を遂げた。

　ちさとを演じる高石は、公開中の『わたしの幸せな結婚』、『Single8』にも出演しており、4月からは橋本涼（HiHi Jets/ジャニーズJr.）主演の連続ドラマ『墜落JKと廃人教師』（MBS）で地上波ドラマ初ヒロインに起用されたほか、『日本統一 関東編』（日本テレビ）にも出演。

　まひろを演じる伊澤も、広瀬すず演じるアンナの命を狙う組織の殺し屋役で出演した『映画ネメシス　黄金螺旋の謎』が公開中。スタントパフォーマーとして参加したキアヌ・リーブス主演の人気シリーズ第4弾『ジョン・ウィック：コンセクエンス』が海外で公開され、日本では9月に公開予定。

　前作では高校を卒業し、社会人となったちさととまひろが、社会になかなか適合できず途方に暮れていたが、続編でもまた途方に暮れていた。ジムの会費、保険のプラン変更、教習所代など、世の中、お金がかかることばかり。銀行強盗に巻き込まれたり、着ぐるみバイトをしたりする二人に、殺し屋協会アルバイトのゆうり（岩永ジョーイ）とまこと（濱田龍臣）兄弟が迫りくる。

　本シリーズの特徴は、漫画から飛び出たような個性豊かなキャラクターたちが奏でるオフビートな笑いと本格アクション。アクション監督の園村からコメントも届いている。

　「前作撮影中にはここまで大きな反響があるとは全く想像出来ませんでした。前作の好評を受けさらに気合いを入れて挑んだ今作は、1本の作品の中に冒頭の閉鎖空間での必死に生きようとするキャラクター達の"ぐちゃぐちゃファイト"、銀行でのシチュエーションを使ったスラップスティックな"コミカルアクション"、着ぐるみ姿での限界に挑戦した"ガチ喧嘩"、そしてラストのガン&ステゴロの格闘漫画のような"魂のぶつかり合い"と前回の2倍のアクションシーン数でそれぞれに全く違ったテイストの演出を試みてみました。その違いを確かめにぜひスクリーンでご鑑賞いただけると幸いです」（園村）

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