韓国俳優ソ・イングクが、全身タトゥーの極悪非道な犯罪者を演じた、バイオレンス・サバイバル・アクション『オオカミ狩り』（4月7日公開）より、劇中に登場する“怪人・アルファ”の正体を明かす動画が公開された。ネタバレに相当するので、動画および記事の閲覧に注意。毎回5時間かかっていたという特殊メイクのメイキング映像も含まれている。

【写真】その他の写真を見る

　同映画は、2017年にフィリピンへ逃亡した韓国人犯罪者47名の集団送還のニュースから着想を得たという、極悪犯罪者 VS 警察 VS 怪人の生死をかけた海上監獄バトルロイヤル。すべての登場人物が命がけのサバイバルを繰り広げ、2.5トンもの血のりが降り注ぐ“出血”大サービス、韓国映画史上最も強烈なバイオレンス・サバイバル・アクションだ。

　韓比共同護送計画（プロジェクト名：オオカミ狩り）により、フィリピン・マニラで逮捕された犯罪者たちを乗せた貨物船“フロンティア・タイタン号”が釜山港に向けて出航。長年、凶悪犯罪を担当してきたベテラン刑事、約20人が護送官として乗船した。監獄化した貨物船には、13人に対する殺人および殺人教唆、強姦罪に問われ第一級殺人犯として国際手配されたジョンドゥ（ソ・イングク）、特殊暴行17件で赤手配者のドイル（チャン・ドンユン）など、極悪非道な犯罪者たちが収容されていた。

　その夜、密かに脱走を企てていたジョンドゥと刑事として紛れ込んでいたジョンドゥの一味により暴動が勃発。船上は武器を手にした犯罪者たちであふれかえる。仲間以外は誰であろうと容赦なく殺める犯罪者たちと彼らに立ち向かう警察。そこに、眠っていた“怪人”が目を覚まし、し烈な戦いが幕を開ける。

　前半は人間VS人間のこぶし同士のぶつかり合いや、武器を使用しての戦いが描かれるが、怪人“アルファ”が登場した途端その殺戮スピードと破壊力は比にならないほどのレベルアップ。このアルファは、刑事チーム、囚人チームを分け隔てなく殺しまくっていくので、本当に誰が生き残るのか見当もつかない展開となる。

　監督曰くアルファは「オオカミの血を引く人間兵器」。そのアルファ役を演じたのは、『新感染 ファイナル・エクスプレス』『犯罪都市』シリーズのチェ・グィファだ。「この役なら新しい一面を出せると思った」と、鋭さを出すべく15キロの減量をして体を作り、毎回5時間の特殊メイクを施し、“アルファ″を作り上げた。181センチの恵まれた体格で、予想を裏切る素早い動きから繰り出される正に人間を超えた怪力を持つ怪人アルファ。こんな化け物に勝てる人間がいるのか!?　果たして、生き残るのは誰か？

　「ホラーアクションファンを大満足させつつ、韓流イケメンファン層も楽しませてるのが本当に凄い。」「二郎ラーメンのわんこ蕎麦の様な途切れぬサービス精神。韓国映画としてではなく、アクション映画としてトップレベル。序盤の囚人VS刑事だけでお腹いっぱいなのに、まだ前菜と言わんばかりの特盛フルコース！！」「今年、『オオカミ狩り』以上の作品、来るかな。」「あんな極悪非道なソ・イングク、観たことないけどすごく良いわ」など、ジャンル映画ファン、ソ・イングクファンの双方から絶賛の声が上がっている。

★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」