動画配信サービス「Hulu」で独占配信中の超大型深海SFサスペンス『THE SWARM／ザ・スウォーム』（全8話）のスペシャル番組が、日本テレビで16日（後4：25〜4：55※関東ローカル）に放送される。番組内では、各国から集められたキャスト陣が演じる研究者たちとともに、未曾有の海洋異変に立ち向かう慈善家アイト・ミフネ役で日本から参加した木村拓哉も登場。独占インタビューでこれまで明かされてこなかった本作を通じて“新たに感じたこと”などを語っている。

　世界中で大ヒットしたHBO製作ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の主要プロデューサーの一人で、数々のエミー賞受賞歴を誇るフランク・ドルジャーが手がけた本作は、ドイツのベストセラー小説「深海のYrr（原題：Der Schwarm）」を、ヨーロッパ制作のテレビシリーズ史上最大級の制作費で映像化したもの。世界の海で突如不可解な現象が巻き起こる中、異変にいち早く気づいた各国の研究者たちが、全身全霊で全容解明に挑む姿をスリリングかつダイナミックに描いた。

　今回の番組『「THE SWARM／ザ・スウォーム」見どころたっぷり披露SP』では、木村が衝撃を受けたという大迫力シーンや、こだわりの映像も紹介。インタビューでは「共通の言語が英語なので、みんなとのコミュニケーションやディスカッションにも食らいついていく感じでしたね。ほかの出演者よりもちょっとカロリーの消費はあったんじゃないかな」と、初めて参加した海外ドラマの体験についても回想。イタリアでの撮影を振り返り、「毎日ドキドキしていたこと」や「ちょっと後悔していること（!?）」、さらに木村自身が提案した役名の「ミフネ」という苗字に込めた思い、撮影の裏エピソードなども明かす。撮影時に木村が仲間たちと真摯（しんし）に向き合う様子を収めたオフショット映像も必見だ。

　また、16日より『製作総指揮フランク・ドルジャーのミニインタビュー』をHuluにて無料配信。このインタビューでは、ドルジャー氏が映像化不可能と言われた原作を実写化しようと試みた理由や、「『ゲーム・オブ・スローンズ』などの経験から学んだ」という映像でのこだわりについて語っている。さらに、これまで数多くの才能ある俳優たちと仕事をしてきたドルジャー氏が、木村について「完璧な配役。木村さんの演技はお見事でした」と絶賛し、キャスティング理由や役を構築する上で木村と話し合った内容についても言及している。