2014年にWOWOWで放送された『大人番組リーグ２』から誕生したオムニバスドラマ『ああ、ラブホテル』が9年ぶりに復活。連続ドラマＷ-30『ああ、ラブホテル 〜秘密〜』として、5月19日より放送・配信される（毎週金曜　後11：30※第1話無料）。阪元裕吾（映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』）が監督を務めた第7話と藤村享平（『パパはわるものチャンピオン』）が監督を務めた第8話のエピソードと出演キャストが明らかになった。

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　前シーズンから引き続き、藤村、大九明子が参加。さらに、二ノ宮隆太郎、内山拓也、松本優作、近藤啓介、阪元、淺雄望といった若手監督たちが集まり、それぞれが脚本も担当。1話につき2つのエピソード、全9話・18エピソードが制作される。

■第7話：阪元裕吾監督

　ラブホテルの一室で標的の抹殺を遂行した殺し屋の男。無事、任務完了と思いきや、そこに風俗嬢が訪問してくるハプニングを描く「HAPPENING KILLER」では、殺し屋の男・ｋ役を伊能昌幸、風俗嬢・千佳役を中村ゆりか、標的・富澤修役を坂口涼太郎が演じる。ラブホテルの一室というワンシチュエーションで繰り広げられる阪元の真骨頂とも言えるアクションシーンに注目だ。

　サークルの飲み会を抜け出し、その場のノリでラブホテルに入るも、思わず発した一言により状況は一転！　激論が交わされる「思ってたのと違う」では、ちょっと勝気な大学生・美玖役を小野莉奈、今どきな大学生・利久役を前田旺志郎が演じる。男女のボタンの掛け違いを見事に描いたせりふの応酬が見どころ。この激論の行方は――。

　阪元監督は、「本当にすてきな企画に参加させていただきました！」と興奮気味に話し、「HAPPENING KILLER」について「コメディシーンで笑って、アクションシーンに燃えよ！　どちらも変なキャラがいっぱい出てきて楽しいので、ぜひ楽しんでください！」と、「思ってたのと違う」については「ある意味究極のバトルものだと思います。あなたはどちらに共感しますか？どちらにも共感できないかも！」と、それぞれアピールしている。

■第8話：藤村享平監督

　事故で失くした記憶を取り戻そうと、ラブホテルでの夜を再現しようとする男女を描いた「記憶」では、自称恋人の沖田義雄役を加藤諒、事故で記憶を失ってしまった荻野聡子役を岡田結実が演じる。2人は情熱的なタンゴのダンスシーンに挑んでいる。

　ラブホテルで客と会う約束をダブルブッキングしてしまうホストのピンチを描く「やさしいホスト」では、ホストの矢吹レン役を森崎ウィン、レンの太客・桐野灯子役を佐藤玲、同じくレンの客・ミコ役を高石あかり（※高＝はしごだか）が演じる。板挟みになったレンは、ピンチを切り抜けられるのか!?　そして、明かされるミコの正体に驚愕必至だ。

　藤村監督は、「記憶」について「役者・加藤諒さんの魅力が詰まった作品です。また彼の演技を正面から受け止めた岡田結実さんの度量にも注目してください」と、「やさしいホスト」について「劇中ほぼ裸のこの役を、森崎ウィンさんにオファーしていいのか!?　結果ノリノリで演じてくださり、佐藤玲さんと高石あかりさん演じる2人の女性に翻ろうされる姿が愛おしく、大好きな一本となりました！」とキャスト陣を手放しで絶賛している。