• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)
  • ホーム(ORICON NEWS)
  • 芸能 TOP
  • ラジオ
  • TBSラジオ新たな“昼の顔”石山蓮華、愛されパーソナリティーの素質 偉大な前番組から引き継ぐバトン「きょうからあすをつなぐ」
ORICON NEWS

TBSラジオ新たな“昼の顔”石山蓮華、愛されパーソナリティーの素質 偉大な前番組から引き継ぐバトン「きょうからあすをつなぐ」

 春は出会いと別れの季節。11年続いたTBSラジオ昼の帯番組『赤江珠緒たまむすび』(月〜木 後1:00)が3月30日の放送をもって終了し、きょう3日から『こねくと』がスタートする。赤江珠緒(48)からのバトンを引き継ぐのは、俳優・文筆家・電線愛好家の石山蓮華(30)。11年にわたる“習慣”が変わることは、リスナーにとって少なからず、いやかなりの動揺を与えるものとなるが、どっこい日々の放送は続いていく。自身もTBSラジオリスナーである石山は、そういった思いも引き受けながら、新たに“昼の顔”となる。

新番組への意気込みを語った(前列左から)飯塚悟志、土屋礼央(中央)石山蓮華(後列左から)菅良太郎、でか美ちゃん (C)ORICON NewS inc.

新番組への意気込みを語った(前列左から)飯塚悟志、土屋礼央(中央)石山蓮華(後列左から)菅良太郎、でか美ちゃん (C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


■ラジオは「生活と伴走していくようなメディア」 曜日パートナーとのトークもバッチリ

 先立って行われた新番組会見には、石山を筆頭に、月曜パートナーの菅良太郎パンサー)、火曜パートナーのでか美ちゃん、水曜パートナーの飯塚悟志東京03)、木曜パートナーの土屋礼央が出席。番組タイトルにちなみ「どんなつながりを生み出したいか」との質問を受けると、石山はゆっくりと言葉を紡いでいった。

 「TBSラジオを聞いていて、ラジオって生活と伴走していくようなメディアだなと思っています。この番組も、走り出したばかりですが、きょうからあしたへ、力いっぱい、フルスイングでいくぞっていうよりは、各々の歩き方、ペースで、きょうからあすをつないでいくようなラジオにできたらいいなと思っております。パートナーのみなさんとのつながりもそうですし、リスナーの方にご参加いただくような企画もたくさんあるので、ラジオを知らない人にも、もしかしたら、ポッドキャストとかでつながっていくような。つながりが網目みたいになっていくような番組にできたらいいなと思っています」

 飯塚から「すごくちゃんとしている」と賛辞を送られた石山は「ホントですか(笑)?やったー!きのう考えました」と満面の笑みを浮かべながら無邪気にコメント。“自身が言われると嫌なこと”については、自ら「気付いたら、友だちに(SNSで)ブロックされていた話とかですか?」と切り出すなど、愛されパーソナリティーの気質も垣間見せた。

 各パートナーとのトークも弾んでいた。石山が「菅さんは、猫さんを飼っていらっしゃいますよね?ウチは犬なんですけど、犬猫の話をできたらいいなというのと、菅さんはパラパラもお得意だと聞きまして。私、見るのは好きなんですけど、本当に踊れないので、やっている間にパラパラを教わりたい」と呼びかけると、菅が「ラジオでは一切伝わらないと思いますけど」とやんわりツッコミ。

 火曜コンビもやわらかい雰囲気で、石山が「でか美さんとご一緒できるのがうれしくて。『有吉反省会』でご一緒した時も、私がでか美さんのファンなので、写真を一緒に撮っていただいたんですよ。そのでか美さんと、毎週ご一緒できるんだ」と声を弾ませると、でか美ちゃんが「電線とでか美ちゃんが好きって、かなり変わっていると思います」と笑わせた。

 水曜コンビは親子ほどの年齢差だが、石山が「飯塚さんは、鋭いツッコミで有名な方なので、どこからツッコまれるんだろうとドキドキしています(笑)。ふふふ」と話すと、飯塚が早速「どこから!?何言っているの(笑)?」とツッコミ。石山が感心した様子で「ちょっと、質問してもいいですか?ツッコミって、いつひらめくんですか?」と投げかけると、飯塚が「訂正みたいなことなので、違うなと思ったら言っているだけですよ」と丁寧に返し、石山がそれを受けて「なるほど!私もいつか、逆ツッコミできたらいいですね」と柔和な笑みで意気込むなど、相性の良さを感じさせた。

 木曜コンビは“電線”をめぐってのトークがさく裂し、石山が「土屋礼央さんとご一緒できると聞いて『やったー!』と思って…。でも、レオレオは電線が好きじゃないなと…」と切り込むと、土屋が「そんなことはないんですよ。パソコンのケーブルとかを隠したいというだけなんですよ」と返答。その後もかけあいが続いていったが、石山が突如「レオレオってお呼びしてもいいですか?」と呼びかけ、それを快諾した土屋が、ほかの曜日パートナーに対して「『たまむすび』でも、そういう風に呼ばれておりまして」とフォローを入れるなど、コンビネーションの良さが光った。

TBSラジオ新番組発表会見に登場した(前列左から)飯塚悟志、土屋礼央(中央)石山蓮華(後列左から)菅良太郎、でか美ちゃん (C)ORICON NewS inc.

TBSラジオ新番組発表会見に登場した(前列左から)飯塚悟志、土屋礼央(中央)石山蓮華(後列左から)菅良太郎、でか美ちゃん (C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

■でか美ちゃんの目標と土屋礼央の決意 新番組は「誠心誠意、のびのびと」

 『たまむすび』からの“こねくと”という意味では、でか美ちゃんは『たまむすび』水曜パートナーの博多大吉と『有吉反省会』で共演していたこともある。こうした文脈を踏まえて、今回のパートナー就任にあたって、大吉から何かコメントがあったかを向けられると「『有吉反省会』では、大吉先生と散々ラブラブさせてもらっていたのですが、非常にプラトニックな関係で、連絡先すら知らないという感じなので」と笑いながら、次のように思いを語った。

 「この番組が発表された翌週の『たまむすび』で、大吉先生が触れてくださっていたので、やっぱり『たまむすび』リスナーのみなさんが『大吉の置き土産、でか美』というだけありますし、間接的には言葉をいただけたかなと思っています。石山さんと『こねくと』を盛り上げていって、もし火曜日に大吉さんが来てくださったら、『たまむすび』の方も喜んでくれるのではないかなとも考えています」

 『たまむすび』からの続投となる土屋は「赤江さんが言っていたのは『帯番組は、離陸と着陸だけをしっかり頑張った方がいい』と言ってくださったので、蓮華さんと一緒にうまく離陸していけたらいいなと。(会見時は)まだ『たまむすび』の放送が残っているのですが、TBSラジオのお昼を引き続き聞こうかなと思ってもらう部分は、勝手に自分がそこを負えることができたらうれしい」と言葉に力を込めた。その上で、次のようなトークも繰り広げられた。

【土屋】僕はエゴサーチをやる方なので(最初のうちは)「赤江さんが…」というようなこともあるかと思いますが、僕がそれを全部引き受けますので。そこからいいのだけチョイスして伝えます。

【石山】私はエゴサをやめようかなと思っていました。注目していただくと、離陸のタイミングっていろいろな音が聞こえるので。ちょっとメンタルが豆腐なので、最初は見るか見ないか…みたいな感じで(笑)。

【土屋】僕がみなさんの意見を真摯に受け止めながら、ラジオをこのまま聞いていただこうと思います。

 さて、『赤江珠緒たまむすび』最終回での、感動的な赤江の“答辞”では、このような言葉があった。「人生は毎日が冒険ですね。先ほど申し上げた、プロフェッショナルなスタッフたちが、また新しいステキな番組を作ってくれるはずです。みなさまの午後1時が、これからも朗らかで温かいものでありますよう、心からお祈りしております」。石山も、その思いに応えるよう、会見の最後で決意を表明していた。「最初は『おやおや?やっぱり前の方が…』と思われる部分も、もしかしたらあるかもしれないのですが、この番組がゆくゆくはみなさんの日常の生活の居場所のひとつになるように、誠心誠意、のびのびと、いろんなところに『こねくと』していけたら」。

 午後1時に赤坂から聞こえる声が、赤江でないことのさみしさなどといった気持ちの揺らぎを全部だきしめて、石山と各曜日パートナーというおもしろい大人たちが新たに始める冒険にそっと耳を傾けたい。

関連写真

  • 新番組への意気込みを語った(前列左から)飯塚悟志、土屋礼央(中央)石山蓮華(後列左から)菅良太郎、でか美ちゃん (C)ORICON NewS inc.
  • TBSラジオ新番組発表会見に登場した(前列左から)飯塚悟志、土屋礼央(中央)石山蓮華(後列左から)菅良太郎、でか美ちゃん (C)ORICON NewS inc.
  • TBSラジオ新番組発表会見に登場した石山蓮華 (C)ORICON NewS inc.
  • TBSラジオ新番組発表会見に登場した石山蓮華 (C)ORICON NewS inc.

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

>

 を検索