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黒澤明の不朽の名作『生きる』(1952年)を、第二次世界大戦後のイギリスを舞台にリメイクした映画『生きる LIVING』が3月31日より日本で劇場公開。リメイクを発案し、脚本を手がけたのは、小説『日の名残り』、『わたしを離さないで』などで知られるノーベル賞作家カズオ・イシグロ氏。オンライン・インタビューで、この映画に込めた思いを聞いた。 世界中をコロナウイルスが襲う少し前、映画プロデューサーのスティーヴン・ウーリー氏、『ラブ・アクチュアリー』、『アバウト・タイム 愛おしい時間について』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどに出演している俳優ビル・ナイらとディナーをともにした後、「黒澤映画の『生きる』を同時代のロンドンに移して再映画化し、ナイを出演させないか」と、イシグロ氏からウーリー氏に提案。「日本の名作『生きる』の英国版を誰か作ってくれないものかと、ずっと思っていた」そうで、ビル・ナイと会ってひらめいたという。

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  • 黒澤明監督の映画をリメイクした『生きる LIVING』(3月31日公開)の脚本を担当したカズオ・イシグロ氏
  • ビル・ナイ (C)Number 9 Films Living Limited
  • 有名なブランコに乗るシーン (C)Number 9 Films Living Limited
  • ピーター(アレックス・シャープ) (C)Number 9 Films Living Limited
  • ウィリアムズ(ビル・ナイ)の変化はまわりの人々をも変えることになる(C)Number 9 Films Living Limited
  • 妻との思い出の曲「ナナカマドの木」を歌うウィリアムズ(ビル・ナイ)=映画『生きる LIVING』(3月31日公開) (C)Number 9 Films Living Limited
  • マーガレット(エイミー・ルー・ウッド)(C)Number 9 Films Living Limited

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