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新海誠監督『すずめの戸締まり』中国で大ヒット わずか10日で『君の名は。』超え

 新海誠監督のアニメーション映画『すずめの戸締まり』(海外では『Suzume』)が中国で先月24日から公開され、わずか10日ほどで中国で公開された日本のアニメーション映画として歴代最高記録を更新する、大ヒットとなっている。

新海誠監督のアニメーション映画『すずめの戸締まり』海外でも大ヒット (C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会

新海誠監督のアニメーション映画『すずめの戸締まり』海外でも大ヒット (C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会

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 中国での興行収入は、4日までに6.11億元(約117億円※1中国人民元=19.15円)を記録。これまで1位だった新海監督の『君の名は。』(5.74億元)を軽く超えてしまった。中国では、『すずめの戸締まり』と同時期にハリウッド映画の『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』や『65/シックスティ・ファイブ』も公開されたが、それらよりも「『Suzume』が優勢」と米メディアが伝えるほど。

 2月に開催された「第73回ベルリン国際映画祭」で上映されたのを皮切りに、世界各国での上映がスタート。4月3日時点で11の国と地域で公開され、香港・マカオ・台湾・インドネシア・フィリピン・マレーシア・シンガポール・韓国・ベトナム(公開順)でも初登場1位を獲得している。

 新海監督は、ベルリンからパリ、ロンドン、ソウル、北京、上海、ニューヨーク、メキシコシティ、ロサンゼルスと、まさに地球を一周するワールドツアーも実施し、海外でも精力的に作品をPR。今月13日以降、欧米やインド、タイ等でも順次公開となる。

 最新の全世界興収(4月3日時点)は約317億円、動員約3547万人。そのうち、日本での興収(4月3日時点)は143億9081万6580円、1085万4361人(※11月7日実施のIMAX先行上映分含む)。

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