俳優の葵わかなと林遣都が、25、26日の2夜連続で放送されるテレビ朝日系スペシャルドラマ『キッチン革命』第1夜に夫婦役で出演する。日本の未来のために奮闘した女性たちの姿を描いた同作で、初めてタッグを組んだ二人だが、互いを「すごく居心地の良い存在」と語るほど相性が抜群。そんな二人に、同作のエピソードや、周りにいる尊敬すべき“パワフルな女性”の存在を聞いた。
■深く語らずとも息ぴったり 初夫婦役演じ「波長が近い」
――今作で夫婦役を演じたお互いの印象は?
【葵】いろんなシーンをやらせていただいて、交わす言葉はそんなに多くないけど、空気でいろんなことを伝えてくださる方だなと思いました。役としても、不器用なんだけど、ものすごい優しい愛情ある方で、懐の大きさみたいなものも感じているんですが、林さんは同じように優しい方だなと思いました。
【林】期間は短かったですけど、撮影中は本当に引っ張っていただきました。わかなちゃん演じる綾子は、作中で「熱中の虫」と言われるシーンがあるんですけど、わかなちゃんにもピッタリ当てはまる。一生懸命に、作品や役に対してすごくまっすぐに向き合われていたので、また違った形でもご一緒してみたいなと思いました。
――何十年もの間連れそう夫婦を演じられましたが、親密感を深めるために2人で何か役作りはされましたか。
【葵】特に休憩中とかもお話できてなかったかも…(笑)。でも、余計なことを言わなくていい関係性ってすごく居心地がいいんです。作中でも、お互いのことについて語り合う時間ってすごく短いんですけど、二人とも研究者なので、それぞれの道を向いていても、空気感でどこか手を握り合ってるところがあるような関係性だと思いました。林さんにも、隣にいるだけで安心するような雰囲気がありました。
【林】僕も、タイプというか波長が近いのかなと感じていて、すごく居心地が良かったです。夫婦としての時間はそこまで多くはなかったんですけど、描かれていない時間の部分をいざ現場で振られた時に、夫婦で暮らしてる空気感だったり、話しているトーンだったり、距離感だったりを、2人の目線などで埋めていけたかなと感じています。
――本作では、女性の社会的立場の変化も描かれていますが、戦前に女性の立場に大きく影響を与えた綾子を演じてみて、印象深いせりふはありますでしょうか。
【葵】林さん演じる昇一さんに言われた「自分が1番女性として劣等感を抱いてるんじゃないか」というせりふがあるんですが、とても衝撃でした。私だったら、当時の女性たちの境遇を恨んで、自分がいかに社会から異物として見られているかっていうことをただ非難したくなる環境だったと思う。でも、当時生きてた彼女たちにとっては、それが抗えない事実だったんだなと。そんな境遇に、当時ではすごく新しいヒントをくれたシーンで、その言葉1つで綾子が強くなったなと思うような言葉でしたし、今の自分にも響くような言葉でした。
■パワフルな女性で思い浮かべるのは… 葵「母」&林「プロデューサー」
――今回のドラマでは革命を起こすパワフルな二人の女性が描かれますが、お二人の周りにいるパワフルな女性といえばどなたでしょうか。
【葵】母ですかね。私の家庭は、祖母も、母も、姉もみんなすごいパワフルなんですが、中でも母は本当に元気です。多趣味だし仕事もすごいバリバリで。キリっとした厳しさもある母ではあるんですけど、私たちをすごく愛してくれていて、厳しさの裏に愛情があるような母親なので、とても尊敬してます。
――どんなところがパワフルなんですか?
【葵】母はいろんなことを引き受けがちなんです。だいたい、一人でできることって1個か2個だなと思うんですけど、いろんな方のお仕事をプラスで引き受けたり、自分の仕事の相談にものってくれて。さらに趣味で音楽や新しいスポーツを始めてみたり、いつ寝ているんだろうと思うくらい(笑)。
――葵さんもそのDNAを引き継いでいそうです。
【葵】いやどうですかね…ちょっと薄まってるような気はします(笑)。
――林さんの周りにいらっしゃるパワフルな方はどなたでしょうか。
【林】この作品の(エグゼクティブ)プロデューサーの内山(聖子)さんでしょうか。10代の頃からお世話になっていて、内山さんの作品に呼んでいただけるたびに、すごく感慨深いものがあってうれしいです。お会いすると常に輝いていて、パワフルで、そして愛情深い方だなと感じます。本当にいつも名作を生み出し続けていて、内山さんの人柄みたいなものがその作品には出ているんです。それは俳優をやっていても、すごく大切なことだなと。役を演じる上でも、自分の人柄が表に出るということを教えていただける存在ですね。
同作は、実在の女性2人をモデルに、日本の未来のために奮闘した彼女たちの姿を力強く描き上げるスペシャルドラマ。第1夜の主人公で、現代でいうレシピ=“料理カード”を作った女性医師・香美綾子を葵わかなが演じ、壮年期の綾子を薬師丸ひろ子が演じる。第2夜は、ダイニングキッチンを発明して台所を改革した日本初の女性建築家・浜崎マホを伊藤沙莉が演じている。
25日に放送される第1夜に出演する林は、綾子が入局する東京帝大医学部附属医院の先輩医師であり、のちに彼女の夫となる香美昇一を演じる。男尊女卑が根強い時代に、ただひとり偏見にとらわれることなく、真摯に綾子に接し、やがて人生を共にすることになる。
■深く語らずとも息ぴったり 初夫婦役演じ「波長が近い」
――今作で夫婦役を演じたお互いの印象は?
【葵】いろんなシーンをやらせていただいて、交わす言葉はそんなに多くないけど、空気でいろんなことを伝えてくださる方だなと思いました。役としても、不器用なんだけど、ものすごい優しい愛情ある方で、懐の大きさみたいなものも感じているんですが、林さんは同じように優しい方だなと思いました。
【林】期間は短かったですけど、撮影中は本当に引っ張っていただきました。わかなちゃん演じる綾子は、作中で「熱中の虫」と言われるシーンがあるんですけど、わかなちゃんにもピッタリ当てはまる。一生懸命に、作品や役に対してすごくまっすぐに向き合われていたので、また違った形でもご一緒してみたいなと思いました。
【葵】特に休憩中とかもお話できてなかったかも…(笑)。でも、余計なことを言わなくていい関係性ってすごく居心地がいいんです。作中でも、お互いのことについて語り合う時間ってすごく短いんですけど、二人とも研究者なので、それぞれの道を向いていても、空気感でどこか手を握り合ってるところがあるような関係性だと思いました。林さんにも、隣にいるだけで安心するような雰囲気がありました。
【林】僕も、タイプというか波長が近いのかなと感じていて、すごく居心地が良かったです。夫婦としての時間はそこまで多くはなかったんですけど、描かれていない時間の部分をいざ現場で振られた時に、夫婦で暮らしてる空気感だったり、話しているトーンだったり、距離感だったりを、2人の目線などで埋めていけたかなと感じています。
――本作では、女性の社会的立場の変化も描かれていますが、戦前に女性の立場に大きく影響を与えた綾子を演じてみて、印象深いせりふはありますでしょうか。
【葵】林さん演じる昇一さんに言われた「自分が1番女性として劣等感を抱いてるんじゃないか」というせりふがあるんですが、とても衝撃でした。私だったら、当時の女性たちの境遇を恨んで、自分がいかに社会から異物として見られているかっていうことをただ非難したくなる環境だったと思う。でも、当時生きてた彼女たちにとっては、それが抗えない事実だったんだなと。そんな境遇に、当時ではすごく新しいヒントをくれたシーンで、その言葉1つで綾子が強くなったなと思うような言葉でしたし、今の自分にも響くような言葉でした。
■パワフルな女性で思い浮かべるのは… 葵「母」&林「プロデューサー」
――今回のドラマでは革命を起こすパワフルな二人の女性が描かれますが、お二人の周りにいるパワフルな女性といえばどなたでしょうか。
【葵】母ですかね。私の家庭は、祖母も、母も、姉もみんなすごいパワフルなんですが、中でも母は本当に元気です。多趣味だし仕事もすごいバリバリで。キリっとした厳しさもある母ではあるんですけど、私たちをすごく愛してくれていて、厳しさの裏に愛情があるような母親なので、とても尊敬してます。
――どんなところがパワフルなんですか?
【葵】母はいろんなことを引き受けがちなんです。だいたい、一人でできることって1個か2個だなと思うんですけど、いろんな方のお仕事をプラスで引き受けたり、自分の仕事の相談にものってくれて。さらに趣味で音楽や新しいスポーツを始めてみたり、いつ寝ているんだろうと思うくらい(笑)。
――葵さんもそのDNAを引き継いでいそうです。
【葵】いやどうですかね…ちょっと薄まってるような気はします(笑)。
――林さんの周りにいらっしゃるパワフルな方はどなたでしょうか。
【林】この作品の(エグゼクティブ)プロデューサーの内山(聖子)さんでしょうか。10代の頃からお世話になっていて、内山さんの作品に呼んでいただけるたびに、すごく感慨深いものがあってうれしいです。お会いすると常に輝いていて、パワフルで、そして愛情深い方だなと感じます。本当にいつも名作を生み出し続けていて、内山さんの人柄みたいなものがその作品には出ているんです。それは俳優をやっていても、すごく大切なことだなと。役を演じる上でも、自分の人柄が表に出るということを教えていただける存在ですね。
同作は、実在の女性2人をモデルに、日本の未来のために奮闘した彼女たちの姿を力強く描き上げるスペシャルドラマ。第1夜の主人公で、現代でいうレシピ=“料理カード”を作った女性医師・香美綾子を葵わかなが演じ、壮年期の綾子を薬師丸ひろ子が演じる。第2夜は、ダイニングキッチンを発明して台所を改革した日本初の女性建築家・浜崎マホを伊藤沙莉が演じている。
25日に放送される第1夜に出演する林は、綾子が入局する東京帝大医学部附属医院の先輩医師であり、のちに彼女の夫となる香美昇一を演じる。男尊女卑が根強い時代に、ただひとり偏見にとらわれることなく、真摯に綾子に接し、やがて人生を共にすることになる。
2023/03/24