俳優の山下リオが主演を務める、テレビ大阪の真夜中ドラマ『わたしの夫は―あの娘の恋人―』（毎週土曜　深1：00）第9話が11日深夜に放送された。

【写真】その他の写真を見る

　不妊治療中で夜の生活に不満の主人公・香織（山下）が、夫の拓也（泉澤祐希）と睦美（紺野彩夏）の不倫を知り、睦美の夫・恭介（佐伯大地）に協力を求めるも、引き換え条件として自分との関係をもちかけられるというストーリー。

　前回の第8話では、W不倫に陥った4人が互いを監視し合う不思議な共同生活が描かれ、DNA検査で睦美の妊娠相手が拓也ではないと明らかに。ますます物語の行方がわからなくなるなか、第9話では、本当の妊娠相手があっさり名乗り出た。

　それは恭介の同僚・畑下（猪野広樹）で、恭介に対し「本当に申し訳ございませんでした」と謝罪。しかし怒りを示さない恭介に対し、「俺のことムカついてないんスか？」「俺だったらぶん殴りますよ」と言うのだった。

　一方、香織は拓也との仲を取り戻そうと、懐かしのレストランでランチデートし、やり直しを決意。すると、今回ここまでほぼ出番がなかった睦美が現れ、香織に「こんにちは。ちょっとお話しません？」とにっこり。視聴者から「もはや犯罪やん」と声が漏れるほど、期待を裏切らない“戦慄”のラストとなった。

　睦美の行動とともに反響を呼んだのは、毎話のエンディングで示されるドラマ調べの“不倫データ”。今回は「この国の不倫がバレた夫婦において、その後も結婚生活を継続する確率　88.2％」とされ、SNSなどで「なんとなくわかる数字」と反応が寄せられている。

　テレビ大阪のほか、BSテレ東（毎週土曜　深0：00）で放送。ひかりTVで1週間先行配信、TVerで見逃し配信を実施。