人気グループ・Sexy Zoneの菊池風磨が出演する日本テレビ系連続ドラマ『大病院占拠』（毎週土曜　後10：00）のHuluオリジナルストーリー『大病院占拠前 the night before』前編が11日放送の本編第9話終了後、後編が18日の最終話放送終了後から配信されることが決定した。本編で“青鬼”として登場する菊池演じる耕一が巻き込まれたもう一つの「立てこもり事件」を描く。

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　櫻井翔が主演する本編は、顔に異形の面を付けた“鬼”たちが、日本が誇る大病院・界星堂病院を占拠。医師や職員たちが人質になる中、心の傷を抱え休職中だった神奈川県警捜査一課の武蔵三郎（櫻井）が鬼たちに立ち向かっていくタイムリミット・バトル・サスペンス。

　武装集団のリーダー・青鬼は常に冷静沈着に指示を出し、武蔵や捜査官たちの奔走をあざ笑うかのように次々と指令を出題。第5話ではその正体がついに明らかとなり、変わらぬ落ち着きようで捜査を撹乱（かくらん）し、やがて青鬼＝耕一がこの事件を起こした原因が界星堂病院にあるからだと判明した。

　今回のオリジナルドラマでは、そんな青鬼こと耕一を主人公に、耕一がある出来事をきっかけに「大病院占拠」の計画を思いつくまでの前日譚（たん）を描く。物語は、界星堂病院が占拠される半年前。青鬼・耕一は、刑事の相模俊介（白洲迅）と共に設計事務所に侵入。そこで界星堂病院の設計図のデータファイルを入手しようとするものの、突然やって来た事務所の職員と警備員に遭遇したことで中断する。

　自分たちは刑事だと述べてその場をごまかした耕一と相模だったが、職員らと一緒に乗り込んだエレベーターが途中で止まって閉じ込められてしまう。さらにそこへ「生きてエレベーターを出たければ、この中にいる殺人犯を見つけ出してください」というアナウンスが流れ…。密室状態の緊迫したエレベーターの中で、顔の見えない犯人と耕一との激しい頭脳戦が繰り広げられる。

　そこでいかんなく発揮されるのは耕一の推理と行動力。そして耕一は、ここでの事件をきっかけに病院の占拠計画を思いつくことに…。彼が“青鬼”になるトリガーとは一体、なんだったのか。地上波では語られなかった耕一の過去が明らかになる。