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瀬戸康史&上野樹里、大河ドラマ『江』以来12年ぶり共演で夫婦役 原作者が発達障がいを公表したエッセイをドラマ化

 俳優の瀬戸康史が主演を務め、上野樹里が共演するテレビ朝日の2夜連続ドラマ『私小説(ししょうせつ) −発達障がいのボクが純愛小説家になれた理由−』の前編が4月7日(後11:15)、後編が8日(後11:00)に放送されることが決定した。2人はNHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』(2011年)以来、12年ぶりの共演となる。

2夜連続ドラマ『私小説 −発達障がいのボクが純愛小説家になれた理由−』に出演する(左から)瀬戸康史、上野樹里(C)テレビ朝日

2夜連続ドラマ『私小説 −発達障がいのボクが純愛小説家になれた理由−』に出演する(左から)瀬戸康史、上野樹里(C)テレビ朝日

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 今作は、恋愛小説『いま、会いにゆきます』(小学館)の作者・市川拓司氏が、発達障害であることを公表したエッセイ『私小説』(朝日新聞出版)が原案の夫婦の愛の物語。瀬戸が市川氏をモデルとした伊佐山ジン、上野が妻・優美を演じる。

 人一倍繊細であるがゆえ、無作為に人々から発せられる悪意に耐えきれず、突発的に心身が乱れてしまうジン。そんな彼が心から愛する存在で、また自身も大きな愛と一歩引いた俯瞰の目で夫を包み込む妻・優美。この夫婦の深い愛を、瀬戸と上野が体現する。

 「ここまでガッツリ、一緒にお芝居するのは今回が初めて」という2人。瀬戸は「ジンは優美が大好きで、心から愛している。その揺るがない愛一本で、ジンを演じようと心がけていました。優美を演じる樹里さんは素直でうそがない方なので、僕もすべてをさらけ出す気持ちでお芝居ができました」と話す。

 一方、上野も「瀬戸くんは『江』で演じられた美男子・森蘭丸のイメージが強かったんですけど、いざ撮影が始まったら…動きから何からジンそのもの!撮影現場でお互い妥協することなくお芝居を追求することができましたし、それぞれ臨機応変に動いてもしっくりきたんです」と笑みを浮かべた。

■瀬戸康史(伊佐山ジン役)コメント
 愛や優しさにあふれたエネルギーの印象がとても強い物語で、台本を読んだ後にすごく心が温かくなりました。人に優しくしたり、大切な人を大切に思うことって、実はすごくシンプルなことなんだな、と改めて感じました。発達障害を抱えたジンを演じる際も、表現の仕方についてはいろいろ考えなきゃいけないとは思いましたけど、僕自身はそれも“個性”として捉えていたので、過剰に何かしようとは特に考えませんでした。彼はこちらまで明るくなれるようなメンタルを持った人ですし、発する言葉も交じり気なしに発することができればな、と。ジンは優美が大好きで、心から愛している。その揺るがない愛一本で、ジンを演じようと心がけていました。

 優美を演じる樹里さんとここまでガッツリ、一緒にお芝居するのは今回が初めてですが、素直でうそがない方なので、僕もすべてをさらけ出す気持ちでお芝居ができました。お互いに妥協なく、納得した上でいろんな芝居にチャレンジできたと思います。撮影現場で僕らの芝居を見た市川さんもとても喜んでくださったので、うれしかったです。

 ジンと優美はお互いが平等。どちらかが完全に支えに回るとか、そういうことではなくて、お互いがお互いを支え、必要としているんです。それってすごく大事だなと思うし、僕もそういう夫婦でありたいなと思いました。今回はそんな2人の愛の物語。人との距離感もすごく難しく、いろんなことを気にしなくちゃいけない今の時代に、「もうちょっとシンプルに行こうよ」と思えるドラマです。心のモヤモヤが晴れて、優しい気持ちになったり、ちょっと考えるきっかけになれるような作品だと思います。

■上野樹里(伊佐山優美役)コメント
 ジンは発達障害で、ちょっと不器用なところもある人です。だからこそ大変なこともたくさんあるけれど、そのぶん喜びもたくさんある。優美はそれを一緒に分かち合っている奥さんなんです。私としては、“ある一つの夫婦の物語”と感じました。撮影中は、市川さん御夫婦も現場に来てくださいました。奥さんとお話する中で感じたのは、脚本の中で描かれる純愛さだけではない、ほろ苦いエピソードも伺うことで、その時に感じられた夫婦のリアリティーを大事に演じられたらいいな、と思いました。

 瀬戸くんが演じるジンを見た時も素直に反応できて、徐々に自分の心も動かされていきました。気持ちの部分で、しっかりと夫婦を演じられたと思います。瀬戸くんは、前回共演した『江〜姫たちの戦国〜』での美男子・森蘭丸役のイメージが強かったんですけど、いざ撮影が始まったら…動きから何からジンそのもの!撮影現場でお互い妥協することなくお芝居を追求することができましたし、それぞれ臨機応変に動いてもしっくりきたんです。今回この役でご一緒できて、本当によかったなと思います。

 今回はジンと優美の夫婦愛を通し、「あぁ、笑顔で、ただそこにいるだけって、すごく大事なことなんだな」と、ハッとさせられました。いろんなハンデがあっても、しっかりと心と心がつながって、前を向いて歩いていく。そんな夫婦の物語に心が温まります。皆さんもこのドラマをご覧になれば、見た目などで判断したりせず、人と違った個性をちゃんと受け止めて応援できるようになれるんじゃないかな。そんな良い影響が与えられるといいな、と思います。

■市川拓司氏(原作)コメント
 ぼくは「職業、愛妻家」です。奥さんのことが好きだ好きだと言いながら彼女とのなれそめを書いたら、それがベストセラーになったラッキーガイです。そんなぼくら夫婦の生活を赤裸々に描いた『私小説』がドラマ化される! 愛妻家バンザイッ、って小躍りして悦びました(奥さんは『恥ずかしいよ』と言ってましたが)。しかも、ぼくら夫婦を瀬戸康史さんと上野樹里さんが演じて下さる。大好きな俳優さんたちです。

お二人ともポジティブな感情を演じるときのナチュラルな表情がすごくいい。間近で演じているところを拝見させていただいたけど、伝わりすぎて胸がぎゅっとなりました。脚本はあの岡田恵和さん。だから『いま、会いにゆきます』と手触りがよく似ている。これはあの物語の「あったかもしれないその後のふたりのお話」です。さまざまな障害や不具合を抱えているけど、夫婦仲良く支え合って生きてきたら、幸せいっぱい見つけたよ、ってそんなドラマです。

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  1. 1. 瀬戸康史&上野樹里、大河ドラマ『江』以来12年ぶり共演で夫婦役 原作者が発達障がいを公表したエッセイをドラマ化
  2. 2. 瀬戸康史、上野樹里の膝枕でほっこり 2夜連続ドラマ『私小説』から夫婦愛あふれる場面写真公開

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