俳優の平祐奈が、ＢＳ松竹東急（BS260ch）のオリジナルドラマ枠月曜ドラマの第5弾となる『半熟ファミリア』（4月3日スタート、毎週月曜　後10：30）で主演を務めることが発表された。

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　同ドラマは、『兄―ト先生の発酵メシ』（GOGOバンチにて連載）、『女子高生と結婚したので爆発します。』（月刊ヤングキングアワーズGHにて連載）等、多彩なジャンルの漫画を描く羽鳥まりえの漫画『半熟ファミリア 腹ペコ兄妹の熟成レシピ』（ぶんか社）が原作。

　明るく男勝りな性格で食べることが大好きなライター・筆谷（ふでたに）あかりが、施設に預けられていた姪・楓子（かえでこ）と、父親を亡くし行くあてのなかった甥・朔太郎（さくたろう）の2人の母親代わりとなり、ひとつ屋根の下で暮らしていく中で、「熟成」をテーマにした温かみのある家庭料理で食卓を囲み、お腹と心を満たし、家族の絆の「熟成」を描いていく。

　平は、映画『奇跡』（2011年）でデビューして以来、近年ではドラマ『まだ結婚できない男』（19年）、映画『10万分の1』（20年）など、ドラマ・映画に数多く出演し、映画『恋は光』（22年）では「第44回ヨコハマ映画祭」で最優秀新人賞を受賞。

　本作では「お母さん的立ち位置の役は初めて」となるが、「その違和感もあかりそのもの」「私は甥っ子姪っ子がたくさんいるので、朔太郎、楓子との接し方はイメージしやすく、自宅に帰ると毎日ぬか床を回している」と、共通点や共感できることが多く、「精神的な役作りはそこまでしていなかったかもしれない」と撮影を振り返っている。

　共演者は後日発表となるが、「リアルで共感性が高いと思うので、ストーリーを楽しみながら、見落としそうな小さな小さな幸せを一つでも見つけていただけるキッカケになれたら幸いです。クスッと笑えるかと思いきやほろっと心が潤う、このドラマの味わい深ーい糠（ぬか）にどっぷりと浸かってください」と、手応えも十分にメッセージを送っている。

■羽鳥まりえ（原作）のコメント

　とても大切に描いた作品でしたからいつかまた自分の手で復活させようなんて思っておりましたが…まさかこのような素晴らしい機会に恵まれるとは…！　どの俳優さんもとても魅力的な方々で、生き生きと動くあかりや楓子、朔太郎、西園寺たちを見られるのが楽しみで仕方ありません。脚本もとても大切に作り上げてくださっているのが伝わってきました。関係者の皆様には心から感謝を申し上げます…！　おいしい料理を通して喜怒哀楽が表われたり、絆が深まっていく温かい雰囲気が伝わればいいな〜と思います。私自身もテレビの前で毎週楽しみにさせていただきます！　皆さんもぜひ楽しんでくださいね！！