お笑いコンビ・品川庄司が3月1日、都内で行われたWOWOWの連続ドラマW-30『異世界居酒屋「のぶ」Season3〜皇帝とオイリアの王女編〜』(全10話)の千客万来プレミアムファンイベントに登壇した。 蝉川夏哉氏による同名小説シリーズの実写ドラマ化Season3。異世界につながってしまった居酒屋を舞台に、庶民的な居酒屋料理やお酒を通じて温かな人間ドラマが繰り広げられるグルメファンタジー。居酒屋「のぶ」を切り盛りする食にいちずな職人かたぎの料理人・大将こと矢澤信之役を大谷亮平、「のぶ」で常連客に愛される看板娘・千家しのぶ役を武田玲奈、監督&脚本は品川ヒロシが引き続き務める。 品川監督の相方である庄司智春もローレンツ役でSeason1から出演している。直前に放送されたepisode7はローレンツのメイン回だった。庄司は「ローレンツ、よかったですよね?」とファンに問いかけ、品川監督は「あんまり自分で言わない方がいいよ」と苦笑いだった。それでも庄司は「Seasonを重ねるごとに、僕の役のせりふ量が多くなっていく。監督とのコンビを越えた愛情みたいな、期待みたいなものを感じた。これは、しっかりやらないといけないなと思った」と並々ならぬ決意を持って、Season3の撮影に臨んだことを明かし「episode7は、めちゃくちゃよかった。俺、自分のお芝居で泣きましたよ。監督も褒めてくれる。クランクアップした後も、こうだった、ああだったと自分の気持ちを送るようにしている。そしたら監督も長文で返してくれる。もう一生ついていこうかな」と感激。品川監督も「漫才で、そんなやり取りをしたことないけどね」と照れていた。 また、品川監督も「庄司は本当にスゴい」ときっぱり。「どんなにページにせりふがあっても、ほとんどリハから間違えない。長せりふの中に、ぽんとせりふを足すと意外に間違えたりするけど完璧にやってた」と賛辞を送りながら「クランクアップのあいさつだけ5回噛んでスベってた。あんなに芝居では噛まないのに、本業のお笑いにいこうとしたら、めっちゃ噛んでた」と暴露。庄司は「言わなくていいだろ…。そら、5回も噛んだらスベるだろ!」と大慌てになっていた。