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高橋惠子、35年前に夫と別居してた 撮影のためで高橋伴明監督が説明「監督と女優の関係になりたかった」

 ホラー映画『DOOR デジタルリマスター版』の初日舞台あいさつが25日、都内で行われ、高橋伴明監督、高橋惠子堤大二郎下元史朗が登場した。

(左から)高橋伴明監督、高橋惠子 (C)ORICON NewS inc.

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 1988年に公開された同作は、ごく普通の平凡な主婦が、ある出来事をきっかけに、セールスマンに執拗に狙われるサスペンス。主婦を高橋惠子、ストーカーになってしまうセールスマンを堤大二郎が演じており、今回のリマスター版は、オリジナルのスーパー16ミリのネガからスキャンを行い、撮影監督の佐々木原保志が監修している。

 35年ぶりの舞台あいさつとなり、当時の思い出を語るトークコーナーが展開され、高橋監督は「真っ先に思い出すのは、撮影中(妻の高橋惠子と)別居してたんですね。ホテルを借りて」と告白。

(左から)高橋惠子、堤大二郎 (C)ORICON NewS inc.

(左から)高橋惠子、堤大二郎 (C)ORICON NewS inc.

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 理由は「いち監督と、いち女優の関係になりたかったのと、スタッフが『あの二人、帰ったらいろいろと相談しているんじゃないか?』と思われるのが嫌だったので別居しました」と明かした。

(左から)高橋伴明監督、高橋惠子、堤大二郎、下元史朗 (C)ORICON NewS inc.

(左から)高橋伴明監督、高橋惠子、堤大二郎、下元史朗 (C)ORICON NewS inc.

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 これに高橋惠子は「別居をしていたのに、洗濯物を渡されて帰るという…」と苦笑いしつつ、「とにかく撮影中は、ホラー映画が苦手で怖がっていたんです。そうしていたら、お風呂場のシーンで『そんな逃げ腰じゃダメだ!闘志で!』」と当時を振り返っていた。

 また、ホラー映画に出演したことで家庭にも影響を与えたそうで「別居をして撮影に臨んで家に帰った時、4歳と1歳の娘と息子がいたのですが、普通『ママ〜』と玄関に駆け寄ってくるはずが、顔が引きずって近づいてこなかった。撮影の怖い雰囲気が残っていたんだと思います」と明かした。

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