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安めぐみ、ドラマと重ね感動した愛娘の行動「病院から帰ってきたら…」【『リエゾン』特別インタビュー】

 児童精神科クリニックを舞台に、凸凹を抱える院長・佐山卓(山崎育三郎)と研修医・遠野志保(松本穂香)のコンビが、心に生きづらさをもつ子どもと家族に向き合う物語『リエゾン−こどものこころ診療所−』(テレビ朝日系 毎週金曜 後11:15 ※一部地域で放送時間が異なる)。17日に第5話放送を迎えるのに先立ち、子どもをもつ親でもある著名人が“リエゾンウォッチャー”となり、本作を視聴した感想を赤裸々に語ってもらう特別インタビューを実施した。今回は第3話に続き、2015年に第1子となる長女を出産した安めぐみ(41)が登場する。

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――第5話(17日放送)の率直な感想を教えてください。

【安】家事や介護などを日常的にしている、ヤングケアラーの女の子のお話でしたが、私自身、ヤングケアラーという言葉を今回初めて知りました。大人でも毎日の家事をこなすのはとても大変で疲れることなのに(たまに洗い物など翌日にまわしてしまったり、やらなきゃと思いながらも疲れて寝てしまったり、しょっちゅうです)、小さな身体で親や家族を懸命に支えると言うのはどれ程大変か、頑張り続ける茜ちゃん(古川凛)の姿、奥菜恵さん演じるお母さんの涙するシーンや、茜ちゃんを気にかける向山先生(栗山千明)の、スクールカウンセラーとしてだけではない色々な思いに、今回も涙涙でした。

――ドラマの中にはさまざまな生きづらさを抱えた親子が登場しますが、ご自身の親子関係と重ねて感じたことはありましたか?

【安】子どもが、大好きなお母さんに心配をかけたくない、しっかりしなきゃいけない、という一心で無理をしていることにも気付かずに頑張ってしまう姿を見て、私自身、娘の気持ちをしっかり見てあげられているかな、気付いてあげられていたかな、など、いろいろ振り返りました。何年か前に体調を酷く崩した時に、病院から帰ってきたら、目に涙を浮かべながら「ママ大丈夫?」と抱きしめてくれた娘の姿を思い出しました(泣)。

17日放送『リエゾン−こどものこころ診療所−』第5話より(C)テレビ朝日

17日放送『リエゾン−こどものこころ診療所−』第5話より(C)テレビ朝日

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――ドラマの中に登場した親子のセリフやエピソードで、共感した部分を教えてください。

【安】向山先生の「子どもはどんなにちゃんと振る舞っているように見えても、子どもです」というセリフや、茜ちゃんに対して「だってあなたはまだ子どもなんだから」と優しく話しかけるシーンを見て、私自身、小学2年生の娘がわがままだったり話を聞かなかったりするたびに、ヤキモキしてしまったり、つい、「ちゃんとしなさーい!」と最近はよく言っていたな、ゆっくりゆっくりで良いんだ。と穏やかな気持ちになりました。茜ちゃんを抱きしめる向山先生の姿が愛であふれすぎていました。

――登場人物で印象に残っている方はいらっしゃいましたか?

【安】いつも本当に穏やかで、優しい陽だまりのような笑顔の向山先生ですが、向山先生自身がヤングケアラーであったという過去、茜ちゃんにかける言葉の一つひとつが、本当に心に、優しく熱く響きました。

17日放送『リエゾン−こどものこころ診療所−』第5話より(C)テレビ朝日

17日放送『リエゾン−こどものこころ診療所−』第5話より(C)テレビ朝日

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――これから同話のドラマを観る視聴者へ、メッセージをお願いいたします。

【安】毎回、登場する親子の姿や、ひたすらあたたかく優しく見守り助けていく先生たちの姿やせりふに、子育てをしている親として、何度も励まされています。つい視野が狭くなってしまうことが多いですが、大丈夫、頑張りすぎないで、とドラマを通してエールをもらっているような気持ちに毎回なり、本当に癒されています。

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  • 安めぐみ
  • 17日放送『リエゾン−こどものこころ診療所−』第5話より(C)テレビ朝日
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