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ティモシー・シャラメの“お宝映像”大公開 個性的なファッションをチェック


 映画『君の名前で僕を呼んで』(2017年)で「第90回アカデミー賞」主演男優賞に21歳でノミネートされるなど若くして演技力が高く評価され、時代を象徴するファッションアイコン&セックスシンボルとしても注目を集める"プリンス・オブ・ハリウッド"ティモシー・シャラメ。バレンタインデー特別企画として、今週17日に公開される映画『ボーンズ アンド オール』のプレミアイベントや世界各地の映画祭に登場したティモシーをギュギューッとまとめた“お宝映像”が到着した。

「第79回ベネチア国際映画祭」フォトコールでのティモシー・シャラメとテイラー・ラッセル

「第79回ベネチア国際映画祭」フォトコールでのティモシー・シャラメとテイラー・ラッセル

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 個性的なファッションで話題を呼んだベネチア国際映画祭や、ファンが殺到してやむなくレッドカーペットイベントが中止となってしまったミラノプレミアの熱狂、ヴィヴィアン・ウエストウッドのニットを着こなしてインタビューに答えるシャラメの姿を見ることができ、ファンならずとも要チェックの映像となっている。映画のタイトルにちなんでか、同じくヴィヴィアン・ウエストウッドのパールのチョーカーには、「骨」のモチーフがあしらわれているのも注目だ。

 『ボーンズ アンド オール』は、1980年代のアメリカを舞台に、“人喰い”の宿命を背負ったマレン(テイラー・ラッセル)とリー(ティモシー・シャラメ)が、自分たちの居場所を探して旅をするロードムービー。『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督との再タッグを組んだ本作で、ティモシーはプロデューサーデビューも果たしている。

■大胆に背中を見せたティモシーの衝撃的なスタイル

「第79回ベネチア国際映画祭」レッドカーペットのティモシー・シャラメ

「第79回ベネチア国際映画祭」レッドカーペットのティモシー・シャラメ

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 ティモシーと共演したテイラーもファッショニスタとしても知られる。「第79回ベネチア国際映画祭」のフォトコールでは、バレンシアガのタイトドレスを纏ったテイラーと、バンドTシャツにセリーヌ オムの花柄のニットとミリタリー柄のパンツを組み合わせたカジュアルなスタイルのティモシーの対照的なファッションが注目を集めた。

 プレミアでは一転、バレンシアガの鮮やかなグリーンのドレス姿のテイラーとハイダー アッカーマンの真っ赤なホルダーネックジャンプスーツのティモシーと、二人そろって華やかな装いでレッドカーペットに登場。大胆に背中を見せたティモシーの衝撃的なスタイルは、映画祭に参加したセレブのファッションの中でも一、二を争う話題を呼び、瞬く間に世界に拡散された。そのベネチア国際映画祭では、ルカ・グァダニーノが監督賞、テイラーが新人俳優賞の2冠に輝いた。

ミラノプレミアのティモシー・シャラメ、テイラー・ラッセル、ルカ・グァダニーノ監督

ミラノプレミアのティモシー・シャラメ、テイラー・ラッセル、ルカ・グァダニーノ監督

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 ミラノで行われたプレミアでは、監督のルカ・グァダニーノと3人そろって黒で統一した。ティモシーはサンローランのストライプ柄のノースリーブシャツにレザーパンツ、同じくサンローランのブーツというシンプルな出で立ちにカルティエのジュエリーを合わせるスタイルで登場。テイラーはアレキサンダー・マックイーンの胸元が開いたテーラードジャケットにパンツでシックに決めた。

■ティモシーが取り組んだ劇中の衣装にも注目

映画『ボーンズ アンド オール』(2月17日公開) (C)2022 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.

映画『ボーンズ アンド オール』(2月17日公開) (C)2022 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.

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 『ボーンズ アンド オール』で衣装を担当したのは、『君の名前で僕を呼んで』や『サスペリア』(18年)など5作品でルカ・グァダニーノ監督とタッグを組んでいるジュリア・ピエルサンティ。ティモシーも一緒に取り組んだ。

 舞台となる80年代にあわせ、その後に訪れるグランジファッション時代の前兆として、ちょっと大きめのサイズで、着古され、古着屋にありそうなジェンダーレス・スタイルをイメージしている。

映画『ボーンズ アンド オール』(2月17日公開) (C)2022 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.

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 ティモシーは「リーのファッションに関するアイデアのひとつは、彼が行く先々で人々からさまざまな品物を奪って集めているということだ」と、愛の逃避行を続けながら服を取り替えていく秘められた設定を意識したことを明かしている。一方で、「髪を赤く染め、タトゥーを入れることで、不愛想で反抗的だが、自分がどうありたいかを模索している感じも出そうと決めたんだ。リーはおそらく鏡の中の自分を見て、いろいろな“仮面”をかぶり、さまざまなスタイルや表現を試して、自分の気持ちに合うものを探していると思う」と、本当の自分を見つけようとするリーの潜在意識がファッションに反映されていると語っている。

 そのこだわりの通り、劇中で2人が着用している衣装はことごとくくたびれ、長い旅路を感じさせる。出会ったばかりの2人が向かい合い、真意を語りあう食事シーンでは互いに花柄の服を身に着け、秘密を抱えた者同士であることを表すかのようだ。ラフなTシャツ姿や素肌にシャツを羽織ったスタイルなど、逃避行の道中で二人が見せるさまざまなファッションの背景を想像しながら観るのも一興だ。

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  • 映画『ボーンズ アンド オール』(2月17日公開) (C)2022 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.
  • 映画『ボーンズ アンド オール』(2月17日公開) (C)2022 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.
  • 映画『ボーンズ アンド オール』(2月17日公開) (C)2022 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.
  • 映画『ボーンズ アンド オール』(2月17日公開) (C)2022 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights reserved.
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