俳優の深川麻衣（31）が12日、都内で行われた写真集『Free Mind』（幻冬舎）刊行記念の取材会に登場。小学生時代のバレンタインデーで経験した切ない思い出を明かした。

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　今月14日に控えているバレンタインデーについて聞かれると「忘れてましたね（笑）」とはっと思い出した様子を見せ「写真集でお世話になった皆さんに渡せたら」と笑顔で語った。

　過去のバレンタインデーの思い出を尋ねられると「小学校のときに初めてチョコ作りをして楽しかった」と話すも、「好きだった男の子に渡そうと思って5000円くらいかけて何回も作り直して練習したんですけど、勇気がなくて結局あげられなかったっていう切ない思い出があります。だから自分で食べました」と苦い経験を明かした。

　今回の写真集は、約3年前に立ち上がった企画だったが、コロナ禍で撮影が延期に。そんな同作が8日、ついに発売を迎え、深川は「3年越しに形になった思い入れのある写真集で、発売できてとってもうれしいです。いま30代を迎えて、背伸びをしていない等身大の自分を切り取ってもらえました。写真集はなかなか出せるものではないので、自分にとってはこれが最後かなというつもりで撮影しました」と喜びを伝えた。

　写真家の川島小鳥氏がカメラマンを務め、沖縄県の石垣島と竹富島で撮影が行われた。海辺ではしゃいだり、イルカとたわむれたり、おばあちゃんのお家のような古民家でのんびり過ごしたり、シーサーを作ったり、ソーキそばやゆし豆腐などのローカルフードに舌鼓を打ったり。沖縄旅行を一緒に楽しんでいるような、幸せに包まれる一冊となっている。