人気グループ・嵐の櫻井翔が主演する、日本テレビ系連続ドラマ『大病院占拠』（毎週土曜　後10：00）の第5話が11日に放送され、病院を占拠した武装集団「百鬼夜行」のリーダー・青鬼と、そのほかの鬼役キャストの正体が明らかになった。

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　今作は、日本が誇る大病院が、鬼の面をかぶった謎の武装集団によって占拠され、櫻井演じる休職中の捜査官・武蔵三郎が、人質を救うため犯人に立ち向かっていくストーリー。犯人の正体、占拠の目的とは。物語が進むにつれて、事件に隠された真実が明かされていく完全オリジナルのタイムリミット・バトル・サスペンスとなっている。

※以下、ネタバレを含みます。

　第5話では、「黄鬼」は柏原収史、「白鬼」は真飛聖が演じていることが判明。黄鬼と白鬼は、武蔵が人質としてとらわれていた娘・えみりの保護を聞くと、耐えきれずお面を外して、むせび泣くシーンが描かれた。

　さらに、病院に身を潜めていた動画配信者の因幡由衣（明日海りお）が、鬼たちの前に正体を現した。因幡は、自身が隠れて撮影した、灰鬼と桃鬼が面を外している映像の公開と引き換えに、青鬼のインタビューを撮りたいと交渉。そして、因幡によるインタビューがセッティングされる中、スタッフステーションに集まった青鬼・赤鬼・黒鬼が面を外すというシーンでその正体が明らかになった。「百鬼夜行」のリーダー「青鬼」はSexy Zone・菊池風磨、「赤鬼」は忍成修吾、「黒鬼」はベッキーが演じる。

　菊池は、親交の深い先輩・櫻井とのドラマ初共演について「新鮮さもありつつ、普段仲良くさせていただいているからこそ、逆に緊張感もある現場です」とコメント。「青鬼を演じる上で、冷静沈着で動じないというところは意識しています」と明かし「第6話以降の後半は、ここからいろんな事象が起きていくと思うので、前半との対比を見せられたらと思っています」と力を込めた。

　なお、第3話では、百鬼夜行の最年長でチームの精神的な支えでもある「緑鬼」（周防誠）を村上淳、血の気が荒くキレやすい乱暴者「橙鬼」を森田甘路、神経質であらゆる変化を敏感に感じ取る「茶鬼」を大水洋介（ラバーガール）が演じていることが判明。第4話では、大病院が占拠された直後に、鬼達に銃殺されたはずの心療内科医・常陸潔が扮する「灰鬼」を水橋研二、その娘の亜理紗が扮する「桃鬼」を浅川梨奈が演じていることがわかった。

　全ての鬼の正体が明かされた次週からは、鬼たちの目的や正体が徐々に明らかになっていく。

【キャストコメント】
■Sexy Zone・菊池風磨（青鬼）

出演が決まったときは、正直驚きました。まさか1月期の土曜ドラマに出させてもらえるとは思っていなかったので、最初に聞いたときは素直に「やったー」という感じでした。概要を聞くと、5話まで顔が明かされない敵役など、聞けば聞くほどに面白そうだなと思いました。何より主演が、先輩の櫻井翔くんで。ドラマでご一緒させていただくのは初めてなので、その新鮮さもありつつ、普段仲良くさせていただいているからこそ、逆に緊張感もある現場です（笑）。青鬼を演じる上で、冷静沈着で動じないというところは意識しています。最初は（占拠を）楽しんでいるような感じを見せながら、話を進めていく毎に、もしかしたら鬼たちにもいといろな思いがあるんじゃないか、ということが徐々に見えてくるので、そのグラデーションのためにも、前半はとにかく冷静に、ゲームを楽しんでいる感じに見せられればいいなと思い、演じています。第6話以降の後半は、ここからいろんな事象が起きていくと思うので、前半との対比を見せられたらと思っています。

――SNSなどで考察が出ていましたが、放送開始後の反響は
苦しかったです（笑）。自分の名前がたくさん挙がっていたので、何度も心折れそうになりました（笑）。大学時代の友人や会社の後輩からなども連絡が来ていたのですが、一律で肯定はせず「ニヤリ」の絵文字で返していました（笑）

■忍成修吾（赤鬼）

以前『レッドアイズ』でお世話になったスタッフの方々とまたご一緒できるということがまずうれしかったです。前回も印象的な役でしたので、さて今回はどんな役なのかと伺ったら、まさかの「レッド」な鬼だったのでなかなかなムチャブリ！と最初は驚きました。
そして支度部屋に入り、鬼の扮装をみてさらに驚きでした。
扮装ではなく、もはや変身に近いようなマスク、スタッフの本気度を感じました。
変身ポーズを考えそうになりました。

作品中も配信チャンネルの中では鬼派と警察派に世論が分かれていますが、演じているせいか完全に鬼派の考えで台本を読ませていただいています。鬼たちのバックボーンが段々明らかになって行くたび、共感していただけるのではないでしょうか。そんな鬼たちの覚悟も楽しんで観ていただけたらうれしいです。

■真飛聖（白鬼）

常に忍びの者のように鬼の仮面で顔を隠して過ごしてきました。口元以外の表情が読み取りにくい状況でのお芝居はとても難しかったですが、白鬼は母親ということもあり、みんなのお母さん的存在として居られるようには心掛けていました。

櫻井さんをはじめ、鬼以外のキャスト、スタッフのみなさんが、いつも何かと不自由な鬼たちの事を気にかけて下さり、現場は優しさに包まれていて温かいです。最後の最後まで楽しんで見てもらえたらうれしいです。

■柏原収史（黄鬼）

「関係者以外、黄鬼役を演じることを口外してはいけない」という環境の中、撮影が始まりました。ロケ現場への出入りは変装したり、楽屋の名札も名前ではなく「黄鬼」だったりと初めてのことがたくさんあり、どこかゲームを楽しんでいるような気持ちです。

櫻井さんをはじめ鬼たちみんな作品内容とは逆にとても仲良くワイワイとした良い雰囲気で撮影に臨めております。

予想できない今後の展開を楽しみにぜひ最後までご覧下さい！

■ベッキー（黒鬼）

みなさまこんにちは。黒鬼を演じさせていただいておりました、ベッキーです。

自分が出演させてもらっているドラマを宣伝できないことが、こんなにツラいとは思いませんでした（笑）やっとお伝えできてうれしいです！『大病院占拠』おもしろすぎです。本当に最高！壮大な撮影と物語に参加させていただいていること、心から感謝しております。

何度も共演している櫻井翔さん。
私の中で「嵐」「司会者」というイメージでしたが、今回、「俳優・櫻井翔」のすごさを目の当たりにして、シビれています。本当にすごい方です。
最終回まで座長に食らい付いて、でも、食ってかかってがんばります！