2023年のトレンドを反映した最新ゲームマシーンの展示会『ジャパン アミューズメント エキスポ2023』が10日、千葉・幕張メッセで開幕した、41社(国内:40社 海外:1社)の企業による発売前の最新アーケードゲームやクレーンゲームの景品、関連製品など約2500アイテムが展示され、関連企業は、電気代が今後値上げされる可能性があるとして、ゲームセンター各店舗から求められる“省エネ”に力を入れていた。
現在、ゲームセンターをはじめとしたアミューズメント施設では、クレーンゲームなどのプライズマシンとプライズ・景品の売上が6割以上を占めるようになっている。そのため、「100円玉ビジネス」からの脱却につながる「キャッシュレス決済システムの規格標準化」が進められるなど、展示会では社会の動向・トレンドを反映した、多様なユーザーを取り込み続ける“ゲームセンターの新たな取り組み”が、各企業のブースで紹介された。
各企業のブースをまわると、「省エネ・省スペース」の文字が目についた。燃料価格の高騰などを理由に大手の電力会社は、春からの値上げを経済産業省に申請していることもあり、電気代の影響が大きいゲームセンターはゲーム機の“省エネ”が重要に思えた。
その中でゲームセンターに携わる業務をしている北日本通信工業(福島県)は、最新のクレーンゲーム機を展示。5年ぶりにリニューアルした「Deca cre2」は、新型モーターアーム採用により、従来のモデルから消費電力が最大で77%減となる省エネ仕様で、さらに高さを低くし機械搬入が難しかった場所でも設置できるようにした。
ほかに展開しているクレーンゲーム機「ジェミニビッグ2」も従来のモデルから最大消費電力で58%減と省エネ化。「ジェミニ キューマル」も従来のシリーズから56%減と省エネ化と同時に、ノーマルクレーン機から幅を10%nサイズダウンするなど省スペース化していた。
担当者に話を聞いてみると、「電気代が高くなっていることもあり、ゲームセンターは省エネへの関心が高まっています。また、大型の景品の場合、アームで持ち上げる際に、どうしてもパワーが必要となり、同時に消費電力が大きくなる。そのため、今回展示したモデルは、省エネや省スペースを大きく宣伝させていただきました」と説明した。
同じくクレーンゲーム機を販売するユー・エス産業(大阪府)は、4ブース小型クレーン「らくチャレキュート」、2ブース中型クレーン「ラクチャレW」と、1つの筐体で4つ、2つの仕切りを設けた小型・中型クレーンゲーム機を展示した。
担当者に話を聞くと、小型・中型クレーンゲーム機の需要は多いそうで、「らくチャレキュートは、場所を取らない小型クレーン機なので設置しやすいのと、仕切りを4つにわけているので違う種類の景品を置ける。通常のクレーンゲーム機より坪単価が高くなるので、ゲームセンターからの反応が多いです」とし、「大型機より消費電力を抑えられる小・中型機は注目されています」と説明した。
現在、ゲームセンターをはじめとしたアミューズメント施設では、クレーンゲームなどのプライズマシンとプライズ・景品の売上が6割以上を占めるようになっている。そのため、「100円玉ビジネス」からの脱却につながる「キャッシュレス決済システムの規格標準化」が進められるなど、展示会では社会の動向・トレンドを反映した、多様なユーザーを取り込み続ける“ゲームセンターの新たな取り組み”が、各企業のブースで紹介された。
各企業のブースをまわると、「省エネ・省スペース」の文字が目についた。燃料価格の高騰などを理由に大手の電力会社は、春からの値上げを経済産業省に申請していることもあり、電気代の影響が大きいゲームセンターはゲーム機の“省エネ”が重要に思えた。
その中でゲームセンターに携わる業務をしている北日本通信工業(福島県)は、最新のクレーンゲーム機を展示。5年ぶりにリニューアルした「Deca cre2」は、新型モーターアーム採用により、従来のモデルから消費電力が最大で77%減となる省エネ仕様で、さらに高さを低くし機械搬入が難しかった場所でも設置できるようにした。
ほかに展開しているクレーンゲーム機「ジェミニビッグ2」も従来のモデルから最大消費電力で58%減と省エネ化。「ジェミニ キューマル」も従来のシリーズから56%減と省エネ化と同時に、ノーマルクレーン機から幅を10%nサイズダウンするなど省スペース化していた。
担当者に話を聞いてみると、「電気代が高くなっていることもあり、ゲームセンターは省エネへの関心が高まっています。また、大型の景品の場合、アームで持ち上げる際に、どうしてもパワーが必要となり、同時に消費電力が大きくなる。そのため、今回展示したモデルは、省エネや省スペースを大きく宣伝させていただきました」と説明した。
同じくクレーンゲーム機を販売するユー・エス産業(大阪府)は、4ブース小型クレーン「らくチャレキュート」、2ブース中型クレーン「ラクチャレW」と、1つの筐体で4つ、2つの仕切りを設けた小型・中型クレーンゲーム機を展示した。
担当者に話を聞くと、小型・中型クレーンゲーム機の需要は多いそうで、「らくチャレキュートは、場所を取らない小型クレーン機なので設置しやすいのと、仕切りを4つにわけているので違う種類の景品を置ける。通常のクレーンゲーム機より坪単価が高くなるので、ゲームセンターからの反応が多いです」とし、「大型機より消費電力を抑えられる小・中型機は注目されています」と説明した。
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2023/02/10