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竹野内豊、“カラス”つながり世界遺産・熊野でヒット祈願「心に希望を持てるように」

 俳優の竹野内豊が20日、和歌山にある世界遺産・熊野本宮大社を参詣。自身が主演する映画『イチケイのカラス』(公開中)のさらなるヒットを祈願した。今月13日に公開された同映画は、公開7日間(19日時点)で観客動員数31万人、興行収入4億円を突破し、興行収入10億円突破を見込める好スタートを切った。

映画『イチケイのカラス』大ヒット祈祷イベントin熊野本宮大社の模様

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 訪れたのは、2004年7月に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一つとして登録された「熊野三山(本宮・速玉・那智各大社)」。その中心となるのが「熊野本宮大社」で、全国に4700社以上ある熊野神社の総本宮だ。

 境内のいたるところに飾られているのは、日本サッカー協会のシンボルとしても有名な3本足のカラス=“八咫烏(ヤタガラス)”。熊野本宮大社では、神の使者である八咫烏が神武天皇を熊野から奈良まで道案内した、という日本書紀・古事記に書かれた物語から、「導きの神烏」として信仰している。

 『イチケイのカラス』の中でも八咫烏をモチーフとしたイラストが登場しており、 浅からぬ縁があることから、竹野内と田中亮監督の熊野詣が実現。同社で映画イベントを実施するのは、長い歴史の中でも初めてのことだ。

 この日、初めて熊野本宮大社を訪れたという竹野内は「前から行ってみたいと思ってた」と公言しており、目に映る景色の美しさに圧倒された様子。玉串を神前にそなえ、約20分御祈祷を受けた後の竹野内は、「映画が多くの方々に喜んでいただける作品になることを神様にお願いしました。そして、この世の中が早くコロナやいろいろなことが明けて、少しでもみんなが心に希望を持てるように、そういう時代が早く来るといいな、と思っていました」とすがすがしい表情を見せていた。

 宮司・神職・巫女らとともに“導きのカラス・八咫烏”と“イチケイのカラス”の特別コラボのフォトセッションも実施。 鮮やかなカラスの旗とカラスのしめ縄が飾られた神門の前で、絵馬に見立てた看板をもって撮影した。

 その後、宮司の案内のもと、竹野内と田中監督は境内を散策。本殿へと続く158段の石段を登っても、爽やかな笑顔を見せていた竹野内は、「すごいな〜」と思わず声を漏らしながら、清らかな空気に浸っていた。

 通常は公開していないという、本殿の奥にある“籠(こもり)縁(えん)”にも特別に案内をしてもらった竹野内は、宮司の説明を熱心に聞くだけでなく、質問をする場面もあり、興味を示していた。

 熊野本宮大社の“カラス”の形をしたおみくじは、大吉や吉などが記載されるものではなく、漢字1文字が与えられるというユニークなもの。竹野内は「風」、田中監督は「和」をそれぞれ引き、竹野内は「イチケイのカラスが公開して飛び立ち、その風に乗って多くの皆さんのもとに届くといいなと思ってます」とおみくじでひいた“風”にかけてコメント。田中監督も「チーム一丸、“和”となって作ったイチケイが多くの人に届くことを祈ってます」とそれぞれの作品への熱い想いを語っていた。

 竹野内は、神聖で厳かな熊野本宮大社に、「あと2時間は回りたかった!」というほど、魅了された様子だった。

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  • 映画『イチケイのカラス』大ヒット祈祷イベントin熊野本宮大社の模様
  • 映画『イチケイのカラス』大ヒット祈祷イベントin熊野本宮大社を行った竹野内豊

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