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橋本環奈&重岡大毅、ホラー映画W主演 中田秀夫監督作『禁じられた遊び』9・8公開

 俳優の橋本環奈と人気グループ・ジャニーズWEST重岡大毅が、9月8日公開の映画『禁じられた遊び』にW主演することが決定した。2019年に発表された清水カルマ氏のデビュー作である人気ホラー小説『禁じられた遊び』(ディスカヴァー文庫)を、『リング』『スマホを落としただけなのに』で知られる中田秀夫監督が実写化する。

橋本環奈×重岡大毅(ジャニーズWEST)W主演映画『禁じられた遊び』 (C)2023映画『禁じられた遊び』製作委員会

橋本環奈×重岡大毅(ジャニーズWEST)W主演映画『禁じられた遊び』 (C)2023映画『禁じられた遊び』製作委員会

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 2人は初共演で、中田組にも初参加。重岡はホラー映画初出演で、『溺れるナイフ』(2016年)以来、7年ぶりの映画出演となる。橋本は映像ディレクターの倉沢比呂子、重岡は比呂子の元同僚・伊原直人を演じる。このほど不気味なティザービジュアルと2人が恐怖に慄く「超特報映像」も公開された。

 超特報映像は、映像クリエイターの比呂子がかなりボーイッシュな装いでカメラを回すシーンから始まる。比呂子は、直人の家で、庭の盛り土に向かい「エロイムエッサイム。エロイムエッサイム」と何か呪文を繰り返し唱え続ける直人の息子・春翔の姿を目撃する。その呪文は「トカゲのしっぽからトカゲが生えてくるか?」という春翔の純粋な疑問に、直人が冗談で教えたはずのものだったが、土はうごめき、なぜかトカゲが蘇る…。

 “死者を蘇らせる”“禁断のあそび”の不穏なテキストとともに、得体の知れない女性の姿や土からと伸びる不気味な白い手も映し出され、絶叫し戦慄する比呂子と直人の様子が。この庭には、何かがいる…。子どもの純粋な願いが、最凶の禁忌を解き放ち、2人に襲いかかる。

 ティザービジュアルには、「エロイムエッサイム――。」の呪文と、正体不明の不気味な女性の眼窩(がんか)に収まるどこか慄然(りつぜん)とした表情の橋本と重岡の2人の姿が。不気味な女性が2人を狙い、迫ってくるような衝撃的なビジュアルとなっている。

 昨年11月に開催された、世界80ヵ国以上の映画配給会社が一堂に会する世界有数の映画見本市『American Film Market 2022』(通称:AFM)にて、超ティザービジュアルが解禁されるとその不気味なデザインに解禁直後から世界各国のバイヤーの話題をさらった今作。『64 ロクヨン 前後編』(2016年)、『かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』(19年)、『ラーゲリより愛を込めて』(22年)の平野隆氏がプロデューサーを務め、『スマホを落としただけなのに』(19年)シリーズ以来、中田監督とは2年ぶりのタッグを組む。

■キャスト・スタッフコメント

▼橋本環奈
今まで芯の強い女の子という役柄は演じたことがありましたが、今回演じた比呂子は
すごくサバサバした切り替えの早い性格でしかもお仕事ができる大人の女性という役で
初めての試みだったので台本を読んだ時から演じるのを楽しみに思っていました。
服装もすごく新鮮で、今までの役とは少しイメージが異なり基本パンツスタイルでジャケットを着て腕まくりをして、ブーツを履いていてといういでたちは演じていて私自身すごく新鮮でした。

▼重岡大毅(ジャニーズWEST) 
ホラー映画の出演は初めてなので、『これはどうやって撮るんだろう』と台本を読んで考えたりしましたが、想像を遥かに超えてくると思います。
そしてホラーの撮影は、カメラが回り出す時点で気持ちを作っていないといけないので、酸欠になりそうだと感じたこともあるほど。
本当にパワーが必要なんだなと思いました。映画自体とても久しぶりで、また機会があればと思っていたので、それが叶うことになりうれしかったです。
もうすぐ30歳なのですが、20代最後にこの作品を撮れてよかったです。(昨年夏撮影時点)

▼中田秀夫監督 
(W主演の2人に関して)
橋本さんは、役の本質を掴む芝居勘の鋭さと持ち前の明朗さで、
現場の雰囲気を明るくかつプロフェッショナルに保ってくださいました。
おかげで、スタッフ・キャスト一同気持ち良く撮影を進められました。
重岡さんは、息子役の子との長時間に渡るリハーサルをたいへん真摯に行なってくださり、
おかげで彼の家の場面からのクランクインも大変スムーズでした。
私が「ホラーは後でいっぱい音がつくから」と「大きな表現」を求めたのにも十全に応えてくださり、大満足でした。

▼原作者:清水カルマ
まず、映画化に関わってくださっている皆さんにお礼申し上げます。
自分が書いた小説が映画になるというのは、ずっと夢見ていたことでした。
もともと高校、大学時代には自主映画を制作したりして、ほんの少しは映画監督を夢見たことがありました。
ただ、大勢で作品を作ることの大変さを味わい(といっても十人程度でしたが)、自分ひとりでやれる小説を志すようになりました。
それでもずっと映画に対する憧れがあったので、『禁じられた遊び』の映画化が正式に決まったときは、
自分自身が中田組の一員になれたようなうれしさがありました。
実際に撮影現場も見学させていただきましたが、中田秀夫監督はじめ、スタッフやキャストの方たちとお目にかかったときは、
現実感がなくてふわふわした気分でした。
今は中田秀夫監督が私の小説をどういうふうに料理してくださったのか、その本編を観るのが楽しみでたまりません。

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