俳優の黒羽麻璃央(29)、穂志もえか(27)が23日、都内で行われた映画『生きててごめんなさい』上映前舞台あいさつ(2月3日公開)に登壇。山口健人監督(33)、プロデューサーの藤井道人氏(36)も登場し、撮影エピソードを披露した。
同作は、『余命10年』監督の藤井氏がプロデュースし、綾野剛主演のドラマ『アバランチ』では藤井と共に演出を担当した山口氏が監督を務める。2人のクリエーターがタッグを組み、現代の日本の若者たちが抱える「病み」を鋭い視点で描く。
出版社の編集部で働く主人公の園田修一を演じた黒羽は、「こんなにも早く観てほしいと思える作品は初めて」と同作への思いを語ると、藤井プロデューサーは「一緒に何かを作ってくれる俳優が良い」と黒羽を主演に推薦したことを明かしていた。
撮影エピソードについて話が及ぶと、山口監督は「言いたくないことを言わなきゃいけないシーンがあって、黒羽は言いたくなかったんでしょうね。カットがかかった瞬間に泣き崩れていた」と暴露。黒羽もその時を振り返り「殴られたかのような感じで崩れ落ちましたね」と思わず苦笑いした。
黒羽は続けて「悪口って言えないんだなと実感しました。極限状態に近い精神状態のときに、自分の中で心が崩れ落ちた瞬間。自分がそうなると思ってなかったんですけど、役から“黒羽麻璃央”が戻った時のゆらぎみたいなものに襲われた」と俳優ならではの心境を明かしていた。
舞台あいさつの最後には、「ポスターにもある『きっと大丈夫。多分。』という言葉がすごく好きになった」と話し、「責任感があるようでない。“多分”と言っているあたりに、肩をそっと押してあげているようなやさしさがあふれている。みなさんにもぜひ受け取っていただけたら」と同作の魅力をアピールした。
同作は、『余命10年』監督の藤井氏がプロデュースし、綾野剛主演のドラマ『アバランチ』では藤井と共に演出を担当した山口氏が監督を務める。2人のクリエーターがタッグを組み、現代の日本の若者たちが抱える「病み」を鋭い視点で描く。
出版社の編集部で働く主人公の園田修一を演じた黒羽は、「こんなにも早く観てほしいと思える作品は初めて」と同作への思いを語ると、藤井プロデューサーは「一緒に何かを作ってくれる俳優が良い」と黒羽を主演に推薦したことを明かしていた。
撮影エピソードについて話が及ぶと、山口監督は「言いたくないことを言わなきゃいけないシーンがあって、黒羽は言いたくなかったんでしょうね。カットがかかった瞬間に泣き崩れていた」と暴露。黒羽もその時を振り返り「殴られたかのような感じで崩れ落ちましたね」と思わず苦笑いした。
黒羽は続けて「悪口って言えないんだなと実感しました。極限状態に近い精神状態のときに、自分の中で心が崩れ落ちた瞬間。自分がそうなると思ってなかったんですけど、役から“黒羽麻璃央”が戻った時のゆらぎみたいなものに襲われた」と俳優ならではの心境を明かしていた。
舞台あいさつの最後には、「ポスターにもある『きっと大丈夫。多分。』という言葉がすごく好きになった」と話し、「責任感があるようでない。“多分”と言っているあたりに、肩をそっと押してあげているようなやさしさがあふれている。みなさんにもぜひ受け取っていただけたら」と同作の魅力をアピールした。
コメントする・見る
2023/01/23