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高橋一生主演、『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』パリロケ敢行で完全映画化

 荒木飛呂彦の大人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』から生まれた傑作スピンオフ『岸辺露伴は動かない』を、高橋一生主演でドラマ化した制作陣が再集結。フランス・ルーヴル美術館との共同企画作品として描かれた『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が、パリロケ敢行で完全映画化され、アスミック・エース配給により、5月26日に公開されることが発表された。

荒木飛呂彦原作『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』高橋一生主演、パリロケ敢行で完全映画化。5月26日公開決定 (C)2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

荒木飛呂彦原作『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』高橋一生主演、パリロケ敢行で完全映画化。5月26日公開決定 (C)2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

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 昨年の秋から始まった日本国内での撮影は終了し、現在、パリでの撮影を継続中。ルーヴル美術館をはじめ、ポン・デ・ザール(芸術橋)、シャンゼリゼ通り、エトワール凱旋門、アレクサンドル3世橋、カルーゼル広場など、名だたる名所での大規模ロケを実施。「モナ・リザ」が所蔵されていることで有名なルーヴル美術館で映画の撮影許可が下りるのは異例で、日本映画では2014年に公開された『万能鑑定士Q モナ・リザの瞳』以来2作目となる。

 パリの現場から届いた高橋のコメントには、「岸辺露伴という人間を演じさせていただいてから、3年目に入りました。第1期の撮影時、演出の渡辺一貴さんと、あくまで夢の話として『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』の話をしていました。いつか実際に、パリで撮影が出来たら、と。そして今、パリ市街の石畳の上、露伴として立っている自分に違和感を覚えていないのは、間違いなく、卓越したスタッフワークに支えられているからだと思います。異国においてもこれまでと何も変わらずに露伴で居られる事を、心から感謝しています」と、“岸辺露伴”への特別な思いが綴られていた。

 ティザービジュアルには、本編撮影の合間にパリで撮り下ろした写真を使用。パリの街並みに佇む高橋演じる露伴の横顔が切り取られ、「“この世で最も黒く、邪悪な絵”の謎を追い、美の殿堂へー」という言葉が添えられている。視線の先には一体何が待ち受けているのか、意味深なビジュアルに仕上がっている。

 さらに、超特報映像も解禁。冒頭から「恐ろしいことが起こるかもしれない。」「ヤバイ…。そしてゾクゾクするッ!」「なぜルーヴルの地下倉庫に…」など謎めいたせりふが押し寄せる。次の取材先がルーヴル美術館に決まったことを告げる露伴と担当編集である泉京香(飯豊まりえ)の掛け合いも。ルーヴルを舞台に展開される、観る者を深淵なる世界へと誘うサスペンスの幕開けを予感させる映像となっている。

■『岸辺露伴は動かない』とは

 相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気マンガ家・岸辺露伴が、奇怪な事件に立ち向かう姿を描いたミステリー。

 高橋主演でドラマ化され、2020年12月に第1期(第1話〜第3話)、21年12月に第2期(第4話〜第6話)、22年12月に第3期(第7話〜第8話)が放送され、「実写化の理想系」「完成度が高すぎる」などそのクオリティを多くの原作ファンが絶賛。さらに、一話完結型の構造が功を奏し、人気は原作ファンに留まらずドラマファンにも大きな反響を呼び、ギャラクシー賞テレビ部門21年1月度月間賞を受賞。さらに、昨年12月から世界配信がスタートしたAmazon prime videoでも高い人気を誇っている。

(※1)ルーヴル美術館のバンド・デシネプロジェクトは、ルーヴル美術館による、国内外の漫画家とのコラボレーション企画。「バンド・デシネ」とは「デッサンの描かれた帯」という意味のフランス語が語源のフランスの漫画。「第9の芸術」とも呼ばれる。

■『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』とは

荒木飛呂彦初のフルカラー作品『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(集英社 ウルトラジャンプ愛蔵版コミックス) (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

荒木飛呂彦初のフルカラー作品『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(集英社 ウルトラジャンプ愛蔵版コミックス) (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

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 09年にフランス・ルーヴル美術館のバンド・デシネプロジェクト(※1)のため、荒木が描き下ろした初のフルカラーの読切作品。世界一有名と言っても過言ではない古今東西の美が集結したルーヴルに、日本の漫画家として初めて作品が展示されたことでも話題となった。

 物語は、美の殿堂・ルーヴルを舞台に展開される「この世で最も黒く、邪悪な絵」の謎を追う、極上のサスペンス。露伴の知られざるルーツも明らかになる。これまでの「動かない」実写化シリーズの9話目ともいえる一方、読み切り作品として、原作やドラマを知らない人でも楽しめる造りとなっている。

■ドラマシリーズの制作陣が再集結

 ドラマに続いて岸辺露伴を演じる高橋は、もともと原作のファンで、露伴の言動が自身の人生観に影響を与えていることを公言するほど思い入れのある役を、多用なアプローチで演じる。

 好奇心にあふれ、リアリティを何よりも重んじる漫画家・露伴の担当編集者であり、バディ的な立ち位置で絶妙な掛け合いを魅せる泉役の飯豊も続投。気難しい露伴とは対照的な、ちょっと天然でマイペース、遠慮がないけどどこか憎めないキャラクターを魅力的に演じる。

 監督は、大河ドラマ『おんな城主直虎』(17年)やドラマ『雪国-SNOW COUNTRY-』(22年)などで高橋と組んできた渡辺一貴。脚本をアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの脚本も手がけた小林靖子。音楽を菊地成孔/新音楽制作工房。人物デザイン監修・衣装デザインを柘植伊佐夫が担当する。

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