2度のカンヌ国際映画祭パルムドール受賞を誇り、常に次作が期待されるベルギーのジャン=ピエール・ダルデンヌ&リュック・ダルデンヌ監督の最新作『トリとロキタ』が、来年(2023年)3月31日より全国で順次公開される。
1990年代『ロゼッタ』、2000年代『ある子供』、2010年代『少年と自転車』と、各年代に傑作を生みだしてきたダルデンヌ兄弟が、2020年代にキャリア35年にして到達した、シンプルかつ強靭な傑作が『トリとロキタ』だ。
少年トリと少女ロキタ。アフリカから地中海を渡り、新天地を目指す途中で出会ったふたりは、ベルギーのリエージュへ流れ着く。トリはまだ子どもだがしっかり者。十代後半のロキタはビザがないため、正規の職に就くことができない。ロキタは祖国にいる家族のために、ドラッグの運び屋をして金を稼ぐ。
偽りの姉弟としてこの街で生きるふたりは、どんなときも一緒。年上のロキタは社会からトリを守り、トリはときに不安定になるロキタを支える。偽造ビザを手に入れるために、ロキタはさらに危険な闇組織の仕事を始める。ほかに頼るもののないふたりの温かな絆と、それを断ち切らんとするばかりの冷たい世界。彼らを追い詰めるのは麻薬や闇組織なのか、それとも…。ふたりは無事に生き抜くことができるのだろうか…。
彼らの代名詞とも言える、BGMなし、演技未経験の主演俳優、削ぎ落された作劇に加え、先の読めないサスペンスを極め、今年の「第75回カンヌ国際映画祭」では75周年記念大賞を受賞した。
ロシアによるウクライナ侵攻をはじめ、分断が進む世界で、アフリカ、中東、ウクライナ、と祖国を追われた者はどこで安息を得られるのか。もはや対岸の火事ではなく、いま、世界が直面している、人間の尊厳の在り方を突き付ける。ダルデンヌ作品で初めて、怒りまでをもにじませ、観客の良心を震わせる。
トリを演じたパブロ・シルズ、ロキタを演じたジョエリー・ムブンドゥともに本作が演技初経験ながら素晴らしい演技を見せている。パブロ・シルズは「第39回エルサレム映画祭」国際映画部門審査員特別賞を受賞、ジョエリー・ムブンドゥは新進気鋭の俳優が選ばれる本年度の「ヨーロピアンシューティングスター」に最年少で選出されるなど、カンヌ国際映画祭でのワールドプレミア以降、各国のメディアが絶賛している作品だ。
(C)LES FILMS DU FLEUVE - ARCHIPEL 35 - SAVAGE FILM - FRANCE 2 CINEMA - VOO et Be tv - PROXIMUS - RTBF(Television belge)
1990年代『ロゼッタ』、2000年代『ある子供』、2010年代『少年と自転車』と、各年代に傑作を生みだしてきたダルデンヌ兄弟が、2020年代にキャリア35年にして到達した、シンプルかつ強靭な傑作が『トリとロキタ』だ。
偽りの姉弟としてこの街で生きるふたりは、どんなときも一緒。年上のロキタは社会からトリを守り、トリはときに不安定になるロキタを支える。偽造ビザを手に入れるために、ロキタはさらに危険な闇組織の仕事を始める。ほかに頼るもののないふたりの温かな絆と、それを断ち切らんとするばかりの冷たい世界。彼らを追い詰めるのは麻薬や闇組織なのか、それとも…。ふたりは無事に生き抜くことができるのだろうか…。
彼らの代名詞とも言える、BGMなし、演技未経験の主演俳優、削ぎ落された作劇に加え、先の読めないサスペンスを極め、今年の「第75回カンヌ国際映画祭」では75周年記念大賞を受賞した。
ロシアによるウクライナ侵攻をはじめ、分断が進む世界で、アフリカ、中東、ウクライナ、と祖国を追われた者はどこで安息を得られるのか。もはや対岸の火事ではなく、いま、世界が直面している、人間の尊厳の在り方を突き付ける。ダルデンヌ作品で初めて、怒りまでをもにじませ、観客の良心を震わせる。
トリを演じたパブロ・シルズ、ロキタを演じたジョエリー・ムブンドゥともに本作が演技初経験ながら素晴らしい演技を見せている。パブロ・シルズは「第39回エルサレム映画祭」国際映画部門審査員特別賞を受賞、ジョエリー・ムブンドゥは新進気鋭の俳優が選ばれる本年度の「ヨーロピアンシューティングスター」に最年少で選出されるなど、カンヌ国際映画祭でのワールドプレミア以降、各国のメディアが絶賛している作品だ。
(C)LES FILMS DU FLEUVE - ARCHIPEL 35 - SAVAGE FILM - FRANCE 2 CINEMA - VOO et Be tv - PROXIMUS - RTBF(Television belge)
2022/12/23