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豊嶋花「15年間生きてきた中で一番幸せ」実感した1年 TVドラマ初主演で手応え

 昨年の大賞受賞者である生方美久氏が、木曜劇場『silent』の脚本を担当していることでも話題の「フジテレビヤングシナリオ大賞」。第34回となる今年は応募総数1535作品の中から市東さやか氏の脚本『瑠璃も玻璃も照らせば光る』が大賞に選出された。その作品がドラマ化され、27日13時45分からフジテレビ系で放送される。主人公・木村ひかる役には、俳優・豊嶋花(15)で、今作がテレビドラマ初主演となり、今の心境を聞いてみた。

ドラマ『瑠璃も玻璃も照らせば光る』に出演する豊嶋花 (C)フジテレビ

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 『瑠璃も玻璃も照らせば光る』は、ヤングケアラーの女子高生・木村ひかる(17)が、演劇部の照明係の手伝いをすることになり、真剣に部活に取り組もうとする転校生・立石瑠璃(17)と、家事を担い続けなければならない自分の境遇との間で葛藤する青春ヒューマンドラマ。

 今を生きる若者たちの葛藤をリアルに描きながらも、希望や夢を抱きづらい時代に、優しい光を与えてくれるような作品で、すがすがしい気持ちになれる読後感が「フジテレビヤングシナリオ大賞」選考会で高く評価された。

ドラマ『瑠璃も玻璃も照らせば光る』に出演する豊嶋花 (C)フジテレビ

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 撮影を終えた今の心境は「ハードスケジュールで、とても大変でしたが楽しかったです!ドラマ初主演で貴重な経験ができたと思います」と手応え。

 主人公の葛藤を描くドラマで、やや重いテーマ設定でもある今作。演じてみて木村ひかると重なる点があったそうで、「豆腐メンタルなのに強がってしまうところがあるので、そこは似ている気がします(笑)」とし、「ひかると同じことができるかと言われると、頑張るとは思いますがどこかで心が壊れてしまう気がします。頑張り過ぎると壊れてしまうということは理解できました」としみじみ。

ドラマ『瑠璃も玻璃も照らせば光る』に出演する豊嶋花 (C)フジテレビ

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 今年1年は「自分が15年間生きてきた中で一番幸せだったと思える一年間で、山あり谷ありでしたが、自分の中で歴史に残るような作品に出会い、高校生活が始まり精一杯頑張ることができた充実した1年になったと思います」と伝えた。

■あらすじ

ドラマ『瑠璃も玻璃も照らせば光る』に出演する豊嶋花 (C)フジテレビ

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 高校2年生の木村ひかる(豊嶋花)は、うつ病を抱える母・里絵の代わりに家事を担い、慌ただしい日々を送っていた。里絵に向かって「頑張らなくていいよ」と口癖のように伝え、自転車で家を飛び出すひかるは、父・康一が入院している病院に立ち寄り、意識のない康一にあいさつをしてから登校するのが日課だった。

 ある日、ひかるは親友の美沙から演劇部の照明係を依頼され、両親のことを気にしつつも、「少しぐらい青春っぽいことをしてみたい」と承諾する。演劇部の見学で、ひかるは転校生の立石瑠璃と出会う。やる気がなさそうな部員たちと違い、真剣に練習している瑠璃は明らかに浮いていた。

 演劇部を手伝うことを里絵に報告したひかるは「頑張って」と応援されるものの、忙しい暮らしは変わらない。瑠璃からも軽い気持ちで引き受けたことを責められてしまうが、瑠璃が一人で練習している姿を見て圧倒されたひかるは、真剣に取り組もうと決心するが…。

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