大みそかに開催される格闘技『湘南美容クリニック presents RIZIN.40』(さいたまスーパーアリーナ)で、“オーストラリアからの刺客”ジュニア・タファと対戦するスダリオ剛。大相撲から格闘技界に転向して2年半、圧倒的な練習量で技術の習得&肉体改造に成功し、いまやRIZINの日本ヘビー級ファイターとして成長した。
ORICON NEWSでは、そんなスダリオに独占インタビューを実施。かねてから希望していた世界の強豪との対戦、そして日本の格闘技にとってもっとも注目を集める大みそかに参戦する意気込みを聞いた。
■打撃の強豪との対戦にも「怖さはない」“本能”で打ち合いになる可能性も
――大みそかへの参戦が決定しましたが、前戦が10月23日に行われた『RIZIN.39』(マリンメッセ福岡)で、わずか2ヶ月での連続参戦となりますが体のダメージや体調は問題ないでしょうか?
【スダリオ】ダメージはもう全然抜けていて、万全です。疲れも取れているので、あとは大みそかに向けて仕上げていくだけです。
――大みそか大会は、スダリオさんにとって特別なものでしょうか?
【スダリオ】そうですね、やっぱり大みそかといえば格闘技なので、出たくない格闘家はいないんじゃないかと思います。
――普段はアメリカで練習されていますが、大みそかに向けてアメリカに戻るのでしょうか?(インタビューは11月に日本で実施)
【スダリオ】けっこう時間もかかりますし、時差の調整などもあるので、年内は日本で練習して来年にまたアメリカに行きます。
――今回の対戦相手のジュニア・タファは打撃が強いイメージですが、スダリオ選手の印象は?
【スダリオ】その通りそのまんまキックボクサーで、GLORYというキックの強い団体での戦績もけっこうすごいので、勢いのある選手だと思いますけど、これが危険とか怖さはないですね。油断しているわけではなく、相手の試合を分析していくなかで「めちゃくちゃ危ない」かって言われたら、そうでもないかなと。
――相手が打撃で攻めてきたら、スダリオ選手も打撃で合わせていく?
【スダリオ】そのほうが盛り上がりますよね。その場その場で応じようと思ってますけど、打撃でいくんじゃないかと思います。リングの上の自分と今の自分は正直、想像がつかないんで、違う自分がいる感じです。(ファイターのスイッチが入ると)本能が出るので、どういうふうになるんだろうって自分でも思います。
■「スリル満点の重圧の中で相手をぶっ倒すのが最高」ヘビー級の迫力を見せつける
――格闘家に転向して3年目、成長を実感できていると思いますが、相撲時代とまったく違う練習に苦労することもありますか?
【スダリオ】練習が苦しいのは当たり前だから単純に楽しいですし、試合が何よりもご褒美で、スリルがたまらないというか、そんな感覚を与えてくれるのがうれしいですね。試合でスッキリ勝ちたいから苦しい練習もできるし、その感覚がなかったら練習をしようと思わないです。
――リング上で多くのお客さんから拍手や歓声を浴びる感覚は?
【スダリオ】それも気持ちいいしうれしい感覚があるんですけど、スリル満点の重圧の中で相手をぶっ倒して、相手が倒れていく姿を見ると、最高ですね。(格闘技を)やめられるのかな、将来が大丈夫かなって心配になります(笑)。
――スリルということは、自分が負けることも考えますか?
【スダリオ】自分がやられる可能性があるっていうのが、いいんですよね。相手と戦う競技だから自分の思うようにいかなかったりするし、たとえ実力差があってもリングの上ではフィフティ・フィフティなので、どっちに転ぶかっていうスリルを見ている人にも楽しんでもらいたいです。
――RIZINでは日本人ヘビー級ファイターが少ないですが、その中でも自分が盛り上げていくという意識は強いでしょうか?
【スダリオ】そうですね、自分がどんどん海外の選手に勝っていく姿を見せてアピールして、この階級にもベルトを作ってもらえたら、さらに盛り上がっていくと思います。
――大みそかではRIZINとBellatorの全面対抗戦が行われます。第2弾が来年にアメリカで開催という話もありますが、スダリオ選手もRIZINの看板を背負って戦いたい気持ちはありますか?
【スダリオ】僕自身はその気持はあったのですが、ファンの皆さんはまだちょっと早いと思っているみたいで。自分の評価と周りの評価は違うので、そこは焦らず、皆さんに認めてもらうまでしっかり勝っていくことが大事だと思っています。
――これまでの大みそか大会で、印象に残っている試合は?
【スダリオ】初めてメイウェザーが来日して、那須川天心選手と戦った試合ですね。当時はまだお相撲さんで、一ファンとしてRIZINを見ていました。まさか数年後に自分がそのリングで戦っているとは、想像もできなかったですね。
――今回の大みそかで初めてスダリオ選手の試合を見る人もいると思いますので、改めてご自身の見てほしいと思うアピールポイントは?
【スダリオ】RIZINには軽量級の試合とかいっぱいあると思うんですけど、ヘビー級は迫力がすごいですし、寝技が得意な選手でもパンチを打てば重さがあるから、ストライカーに一発当てたら沈ませる可能性もある。スリリングだし迫力もパワーも違うので、“怖いけど楽しい”、これがヘビー級なんだって見てもらいたいです。
■NBAのスター・八村塁と中学生の頃に交流「自分にとって刺激になっているし、負けたくない」
――スダリオ選手の幼少期のエピソードとして、中学生でバスケットボールをやっていた時に、現在NBAで活躍する八村塁選手と交流があったと伺いました。どんな関係だったのでしょうか?
【スダリオ】僕は茨城県の中学校のバスケ部で、練習試合を含めても1回も負けたことがなかったので、遠征で全国大会の優勝候補の強い学校が集まる大会に僕らの学校も初めて呼ばれました。その2回戦か3回戦で、塁選手がいた富山県の中学校と当たって、試合中にお互いのチームが熱くなってケンカもしましたし(笑)、けっこうバチバチやって、試合は僕らが勝って。その日の夜の宿がたまたま一緒だったから鉢合わせて、「ワッ!」ってなるじゃないですか(笑)。そしたら塁選手がフレンドリーに「スリーポイント打てないだろ」みたいに話しかけてくれて、そこから仲良くなって、その後の大会をチーム同士で隣で一緒に見たり、「同じ高校に行きたいな」とか言ってもらったりしました。
――現在も交流はあるのですか?
【スダリオ】いや、あっちはもうスター選手なので。
――スダリオ選手がアメリカに進出して活躍して、また交流ができたらアツいですね。
【スダリオ】そうですね。八村選手は偉業を成し遂げてNBAにたどり着いたと思うんですけど、自分も日本人のヘビー級じゃ無理だと言われている格闘技界で偉業を成し遂げて、同じ土俵に立てたら、コミュニケーションを取るのもいいかなって思います。自分にとって刺激になっているし、いろんな意味で負けたくないと思います。
◆『湘南美容クリニック presents RIZIN.40』対戦カード
【RIZIN VS Bellator全面対抗戦】
ホベルト・サトシ・ソウザ VS AJ・マッキー
クレベル・コイケ VS パトリシオ・ピットブル
キム・スーチョル VS フアン・アーチュレッタ
扇久保博正 VS 堀口恭司
武田光司 VS ガジ・ラバダノブ
【女子スーパーアトム級トーナメント決勝】
伊澤星花 VS パク・シウ
【ワンマッチ】
スダリオ剛 VS ジュニア・タファ
井上直樹 VS 瀧澤謙太
元谷友貴 VS ホジェリオ・ボントリン
ルイス・グスタボ VS ジョニー・ケース
所英男 VS ジョン・ドッドソン
“ブラックパンサー”ベイノア VS 宇佐美正パトリック
<大会はABEMA PPVで全試合を完全生中継>
ORICON NEWSでは、そんなスダリオに独占インタビューを実施。かねてから希望していた世界の強豪との対戦、そして日本の格闘技にとってもっとも注目を集める大みそかに参戦する意気込みを聞いた。
■打撃の強豪との対戦にも「怖さはない」“本能”で打ち合いになる可能性も
――大みそかへの参戦が決定しましたが、前戦が10月23日に行われた『RIZIN.39』(マリンメッセ福岡)で、わずか2ヶ月での連続参戦となりますが体のダメージや体調は問題ないでしょうか?
【スダリオ】ダメージはもう全然抜けていて、万全です。疲れも取れているので、あとは大みそかに向けて仕上げていくだけです。
――大みそか大会は、スダリオさんにとって特別なものでしょうか?
【スダリオ】そうですね、やっぱり大みそかといえば格闘技なので、出たくない格闘家はいないんじゃないかと思います。
――普段はアメリカで練習されていますが、大みそかに向けてアメリカに戻るのでしょうか?(インタビューは11月に日本で実施)
【スダリオ】けっこう時間もかかりますし、時差の調整などもあるので、年内は日本で練習して来年にまたアメリカに行きます。
――今回の対戦相手のジュニア・タファは打撃が強いイメージですが、スダリオ選手の印象は?
【スダリオ】その通りそのまんまキックボクサーで、GLORYというキックの強い団体での戦績もけっこうすごいので、勢いのある選手だと思いますけど、これが危険とか怖さはないですね。油断しているわけではなく、相手の試合を分析していくなかで「めちゃくちゃ危ない」かって言われたら、そうでもないかなと。
――相手が打撃で攻めてきたら、スダリオ選手も打撃で合わせていく?
【スダリオ】そのほうが盛り上がりますよね。その場その場で応じようと思ってますけど、打撃でいくんじゃないかと思います。リングの上の自分と今の自分は正直、想像がつかないんで、違う自分がいる感じです。(ファイターのスイッチが入ると)本能が出るので、どういうふうになるんだろうって自分でも思います。
――格闘家に転向して3年目、成長を実感できていると思いますが、相撲時代とまったく違う練習に苦労することもありますか?
【スダリオ】練習が苦しいのは当たり前だから単純に楽しいですし、試合が何よりもご褒美で、スリルがたまらないというか、そんな感覚を与えてくれるのがうれしいですね。試合でスッキリ勝ちたいから苦しい練習もできるし、その感覚がなかったら練習をしようと思わないです。
――リング上で多くのお客さんから拍手や歓声を浴びる感覚は?
【スダリオ】それも気持ちいいしうれしい感覚があるんですけど、スリル満点の重圧の中で相手をぶっ倒して、相手が倒れていく姿を見ると、最高ですね。(格闘技を)やめられるのかな、将来が大丈夫かなって心配になります(笑)。
――スリルということは、自分が負けることも考えますか?
【スダリオ】自分がやられる可能性があるっていうのが、いいんですよね。相手と戦う競技だから自分の思うようにいかなかったりするし、たとえ実力差があってもリングの上ではフィフティ・フィフティなので、どっちに転ぶかっていうスリルを見ている人にも楽しんでもらいたいです。
――RIZINでは日本人ヘビー級ファイターが少ないですが、その中でも自分が盛り上げていくという意識は強いでしょうか?
【スダリオ】そうですね、自分がどんどん海外の選手に勝っていく姿を見せてアピールして、この階級にもベルトを作ってもらえたら、さらに盛り上がっていくと思います。
――大みそかではRIZINとBellatorの全面対抗戦が行われます。第2弾が来年にアメリカで開催という話もありますが、スダリオ選手もRIZINの看板を背負って戦いたい気持ちはありますか?
【スダリオ】僕自身はその気持はあったのですが、ファンの皆さんはまだちょっと早いと思っているみたいで。自分の評価と周りの評価は違うので、そこは焦らず、皆さんに認めてもらうまでしっかり勝っていくことが大事だと思っています。
――これまでの大みそか大会で、印象に残っている試合は?
【スダリオ】初めてメイウェザーが来日して、那須川天心選手と戦った試合ですね。当時はまだお相撲さんで、一ファンとしてRIZINを見ていました。まさか数年後に自分がそのリングで戦っているとは、想像もできなかったですね。
――今回の大みそかで初めてスダリオ選手の試合を見る人もいると思いますので、改めてご自身の見てほしいと思うアピールポイントは?
【スダリオ】RIZINには軽量級の試合とかいっぱいあると思うんですけど、ヘビー級は迫力がすごいですし、寝技が得意な選手でもパンチを打てば重さがあるから、ストライカーに一発当てたら沈ませる可能性もある。スリリングだし迫力もパワーも違うので、“怖いけど楽しい”、これがヘビー級なんだって見てもらいたいです。
■NBAのスター・八村塁と中学生の頃に交流「自分にとって刺激になっているし、負けたくない」
――スダリオ選手の幼少期のエピソードとして、中学生でバスケットボールをやっていた時に、現在NBAで活躍する八村塁選手と交流があったと伺いました。どんな関係だったのでしょうか?
【スダリオ】僕は茨城県の中学校のバスケ部で、練習試合を含めても1回も負けたことがなかったので、遠征で全国大会の優勝候補の強い学校が集まる大会に僕らの学校も初めて呼ばれました。その2回戦か3回戦で、塁選手がいた富山県の中学校と当たって、試合中にお互いのチームが熱くなってケンカもしましたし(笑)、けっこうバチバチやって、試合は僕らが勝って。その日の夜の宿がたまたま一緒だったから鉢合わせて、「ワッ!」ってなるじゃないですか(笑)。そしたら塁選手がフレンドリーに「スリーポイント打てないだろ」みたいに話しかけてくれて、そこから仲良くなって、その後の大会をチーム同士で隣で一緒に見たり、「同じ高校に行きたいな」とか言ってもらったりしました。
――現在も交流はあるのですか?
【スダリオ】いや、あっちはもうスター選手なので。
――スダリオ選手がアメリカに進出して活躍して、また交流ができたらアツいですね。
【スダリオ】そうですね。八村選手は偉業を成し遂げてNBAにたどり着いたと思うんですけど、自分も日本人のヘビー級じゃ無理だと言われている格闘技界で偉業を成し遂げて、同じ土俵に立てたら、コミュニケーションを取るのもいいかなって思います。自分にとって刺激になっているし、いろんな意味で負けたくないと思います。
◆『湘南美容クリニック presents RIZIN.40』対戦カード
【RIZIN VS Bellator全面対抗戦】
ホベルト・サトシ・ソウザ VS AJ・マッキー
クレベル・コイケ VS パトリシオ・ピットブル
キム・スーチョル VS フアン・アーチュレッタ
扇久保博正 VS 堀口恭司
武田光司 VS ガジ・ラバダノブ
【女子スーパーアトム級トーナメント決勝】
伊澤星花 VS パク・シウ
【ワンマッチ】
スダリオ剛 VS ジュニア・タファ
井上直樹 VS 瀧澤謙太
元谷友貴 VS ホジェリオ・ボントリン
ルイス・グスタボ VS ジョニー・ケース
所英男 VS ジョン・ドッドソン
“ブラックパンサー”ベイノア VS 宇佐美正パトリック
<大会はABEMA PPVで全試合を完全生中継>
2022/12/17