テレビ東京系ドラマプレミア23『警視庁考察一課』（毎週月曜　後11：06）の第8話が、きょう5日に放送される。

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　同作は、秋元康氏が企画・原作を手がけるオリジナル作で、“事件の考察”を専門とした部署「警視庁考察一課」を舞台に繰り広げられるベテラン刑事たちの考察劇。訳あり刑事ばかりが集められる警視庁考察一課には、難事件の考察依頼が舞い込む。被害者は誰に殺されたのか、なぜ殺されたのか、個性豊かなベテラン刑事たちの考察が時にぶつかり、時に二転三転しながら、真実に迫る。

　山村楓（山村紅葉）、藤井龍（藤井流星）、柳沢慎三（柳沢慎吾）は、『秘密の美食家倶楽部』からの特別無料招待で怪しげな洋館の地下にあるレストランに来店する。限定3人という制限があり、他の署員に内緒で来た。

　同じ頃、『顔面タトゥー連続殺人事件』で頭を悩ませている考察一課に、一通のメールが届く。タイトルは「考察一課の皆さまへ考察ゲームのご案内」、本文にはURLがあり、クリックすると加工された女性の声によるクイズ「犯人はだーれだ？」と題した動画が流れ始める。

　動画で、ある会社の社長を務める女性が社長室で殺害された。死亡推定時刻は、午前10時から午前11時3分の間だが、社長室の解錠記録では、その時間、社長1人しかいないことになっていて、社長は密室で殺されたと推測される。その密室トリックを暴き犯人を捜し出すという内容で、制限時間は30分だという。ところが「もし考察できなかった場合、皆さんの仲間が死にます」という脅迫めいた言葉と共に、レストランの一室に閉じ込められた山村たちの姿が映し出された。

　一方、山村ら3人は、ドアノブが壊れ部屋から出られなくなった挙句、携帯電話は圏外になる。店のパソコンにも考察一課と同じ動画が流れ、犯人がわからなければ部屋に毒ガスが噴射されると告げられた3人はパニック状態に陥る。

　仲間を助けようにもどこにいるかわからない、電話もつながらないという正体不明の人物から突き付けられた考察一課への挑戦状に、高島誠子（高島礼子）は「勝つしかない」と語気を強める。制限時間が迫る中、考察一課はトリックの解明を急ぐ。動画によると、容疑者は事件が起きた時にオフィスにいた社員3人だというが、事件当日の詳しい状況を聞いていた高島は、考察ゲームにしてはずいぶん具体的な設定であることに疑問を抱く。船越慶一郎（船越英一郎）も何かが引っかかる。