自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症(ADHD)、学習症(学習障害)、チック症、吃音などが含まれる「発達障害」。昨今では、日常生活や仕事などで困難をきたし、大人になってから発達障害と診断される人も少なくない。他人とうまくコミュニケーションが取れないなどの特性もあり、彼らとの関係性に苦しみ心身の不調に陥る人もいるという。アゴ山さんも発達障害の一つであるアスペルガー症候群(ASD)の元夫とのコミュニケーションがうまく築けず、不安や抑うつなどの心身の不調を来たし「カサンドラ症候群」になってしまった。「好きだから…」という気持ちに悩みながらも離婚に至った彼女の葛藤とは。■良い家庭を築きたい、仲良い夫婦になりたい…ずっと根底にあった思い アゴ山さんは、『カサンドラ症候群になって離婚をするまでの話』と題しSNSで自身の経験を漫画化、現在67話まで更新している。49話では、夫との意見が合わず、周囲に相談するも、自分の気持ちをわかってくれない…という苦悩も描かれていた。
2022/12/01