今年4月に一部週刊誌で“性加害疑惑”が報じられた映画監督の園子温氏(60)が、12月公開の映画『もしかして、ヒューヒュー』の脚本で“ステルス復帰する”と新たに伝えられたことを受け、9日までに自身の制作プロダクションのサイトを通じて「声明」を発表した。
「SmartFLASH」などが、『もしかして、ヒューヒュー』(安川徳寛監督)の脚本としてクレジットされた「山本孝之」が、園氏であるとした。また、同作が文化庁の支援制度から助成金を受けていることも報じた。
こうした中、園氏は、制作会社シオンプロダクションの公式サイトに11月7日付で「声明」を掲載した。「今回『FLASH』で配信された記事に関しまして、お騒がせしておりますことを心よりお詫び申し上げます」とした上で、『もしかして、ヒューヒュー』に触れ「私があたかも脚本を務めていることを隠してステルス復帰するかのように報道されている、今回の報道内容は極めて不正確だと考えております」とつづった。
また、同作が文化庁の「ARTS for the future!事業」(AFF)により助成金を受けていることにも言及。「助成金の申請時点では、私がこの作品の監督を務めることを予定しておりましたが、その後、安川徳寛氏が監督を務めることとなり、監督変更の件は、撮影開始前の昨年11月の時点で、AFFの担当事務局に変更連絡を出しております」と説明した。
その上で「私が脚本として実名ではなく山本孝之というペンネームを使用したのは、上記のとおり安川氏との共作であり私が単独で作成したものではないこと、さらに脚本として『園子温』という名が公表されることで、作品に他の園作品と同様の色がつくことを避け純粋に作品を演技を楽しんでもらいたいという思いからです」とした。
安川氏にも取材があり、同様の答えをしたというが、「今回の報道では安川氏の回答には一切触れておらず、悪意を感じざるを得ません」とした。
さらに、「この作品は、今年の4月に週刊女性の掲載がなされる以前の、2021年12月に撮影されたものです」とし、「AFF」の助成ルール上、2022年中に一度上映する必要があったとした。
最後に、自身をめぐる“性加害報道”について、今年5月に「記事の内容が事実でないことを前提として、現在係争中の状況であり、今後裁判の中で真実を明らかにしたい」などとコメントしていたことにふれ、「にもかかわらず、『禊がすんだとは思えない』『多くの女優が泣いてきたの事実』『謝罪をして過去の精算をすべき』などと、あたかも週刊女性の記事の内容が事実であるかのような前提で話題として蒸し返していることは、私の名誉を不当に毀損するものであると考えております」と結んだ。
「SmartFLASH」などが、『もしかして、ヒューヒュー』(安川徳寛監督)の脚本としてクレジットされた「山本孝之」が、園氏であるとした。また、同作が文化庁の支援制度から助成金を受けていることも報じた。
こうした中、園氏は、制作会社シオンプロダクションの公式サイトに11月7日付で「声明」を掲載した。「今回『FLASH』で配信された記事に関しまして、お騒がせしておりますことを心よりお詫び申し上げます」とした上で、『もしかして、ヒューヒュー』に触れ「私があたかも脚本を務めていることを隠してステルス復帰するかのように報道されている、今回の報道内容は極めて不正確だと考えております」とつづった。
また、同作が文化庁の「ARTS for the future!事業」(AFF)により助成金を受けていることにも言及。「助成金の申請時点では、私がこの作品の監督を務めることを予定しておりましたが、その後、安川徳寛氏が監督を務めることとなり、監督変更の件は、撮影開始前の昨年11月の時点で、AFFの担当事務局に変更連絡を出しております」と説明した。
その上で「私が脚本として実名ではなく山本孝之というペンネームを使用したのは、上記のとおり安川氏との共作であり私が単独で作成したものではないこと、さらに脚本として『園子温』という名が公表されることで、作品に他の園作品と同様の色がつくことを避け純粋に作品を演技を楽しんでもらいたいという思いからです」とした。
安川氏にも取材があり、同様の答えをしたというが、「今回の報道では安川氏の回答には一切触れておらず、悪意を感じざるを得ません」とした。
さらに、「この作品は、今年の4月に週刊女性の掲載がなされる以前の、2021年12月に撮影されたものです」とし、「AFF」の助成ルール上、2022年中に一度上映する必要があったとした。
最後に、自身をめぐる“性加害報道”について、今年5月に「記事の内容が事実でないことを前提として、現在係争中の状況であり、今後裁判の中で真実を明らかにしたい」などとコメントしていたことにふれ、「にもかかわらず、『禊がすんだとは思えない』『多くの女優が泣いてきたの事実』『謝罪をして過去の精算をすべき』などと、あたかも週刊女性の記事の内容が事実であるかのような前提で話題として蒸し返していることは、私の名誉を不当に毀損するものであると考えております」と結んだ。
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2022/11/09