俳優の岸井ゆきの、三浦友和が7日、都内で行われた映画『ケイコ 目を澄ませて』(12月16日公開)の完成披露試写会に登壇した。
『きみの鳥はうたえる』の三宅唱監督が、聴覚障害と向き合いながら実際にプロボクサーとしてリングに立った小笠原恵子さんをモデルに描く作品。主人公ケイコを演じた岸井は「キックボクシングをエクササイズとしてやったことはありましたが、今回はプロボクサーに見えるような肉体のトレーニングが必要ですし、手話も習得しないといけなかった。そういう面で不安がありました」と振り返った。
その姿について、ジム会長役の三浦は「クランクインの日に、ジムで彼女の姿を見たときにはもうプロボクサーとしての体に仕上がっていたんですよ」と明かし、「僕はそんな彼女をただ見守れば良かったんです。初共演でしたけど、意思の疎通が暗黙のうちにできたのはあなた(岸井)の努力の賜物(たまもの)ですね」と称賛した。
これを受け、岸井は「友和さんとの共演は、自分の俳優人生においてとても財産になったと思います」といい、「共演シーンでないところでも現場にいらっしゃってくれて、見守ってくれました。とても稀有(けう)な経験をさせていただきましたし、ケイコにとっての会長の立ち位置と同じで、わたしにとっての友和さんが、ケイコにとっての会長なんだなと素直に思えました」と大先輩に感謝を伝えていた。
うそがつけず愛想笑いが苦手なケイコは、生まれつきの聴覚障害で、両耳とも聞こえない。再開発が進む下町の一角にある小さなボクシングジムで日々鍛錬を重ね、プロボクサーとしてリングに立ち続ける。母からは「いつまで続けるつもりなの?」と心配され、言葉にできない想いが心の中に溜まっていく。「一度、お休みしたいです」と書きとめた会長宛ての手紙を出せずにいたある日、ジムが閉鎖されることを知り、ケイコの心が動き出す…というストーリー。
『きみの鳥はうたえる』の三宅唱監督が、聴覚障害と向き合いながら実際にプロボクサーとしてリングに立った小笠原恵子さんをモデルに描く作品。主人公ケイコを演じた岸井は「キックボクシングをエクササイズとしてやったことはありましたが、今回はプロボクサーに見えるような肉体のトレーニングが必要ですし、手話も習得しないといけなかった。そういう面で不安がありました」と振り返った。
その姿について、ジム会長役の三浦は「クランクインの日に、ジムで彼女の姿を見たときにはもうプロボクサーとしての体に仕上がっていたんですよ」と明かし、「僕はそんな彼女をただ見守れば良かったんです。初共演でしたけど、意思の疎通が暗黙のうちにできたのはあなた(岸井)の努力の賜物(たまもの)ですね」と称賛した。
これを受け、岸井は「友和さんとの共演は、自分の俳優人生においてとても財産になったと思います」といい、「共演シーンでないところでも現場にいらっしゃってくれて、見守ってくれました。とても稀有(けう)な経験をさせていただきましたし、ケイコにとっての会長の立ち位置と同じで、わたしにとっての友和さんが、ケイコにとっての会長なんだなと素直に思えました」と大先輩に感謝を伝えていた。
うそがつけず愛想笑いが苦手なケイコは、生まれつきの聴覚障害で、両耳とも聞こえない。再開発が進む下町の一角にある小さなボクシングジムで日々鍛錬を重ね、プロボクサーとしてリングに立ち続ける。母からは「いつまで続けるつもりなの?」と心配され、言葉にできない想いが心の中に溜まっていく。「一度、お休みしたいです」と書きとめた会長宛ての手紙を出せずにいたある日、ジムが閉鎖されることを知り、ケイコの心が動き出す…というストーリー。
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2022/11/08