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武内駿輔、ぐでたま(たち)24キャラを演じ分け「非常にやりがいのある仕事でした」

 サンリオの卵キャラクター「ぐでたま」を主人公にした実写作品、Netflixシリーズ『ぐでたま 〜母をたずねてどんくらい〜』(全10話/各話約10分)が、12月13日より世界独占配信される。同作で“主演”を務める世界一やる気のないたまご「ぐでたま」の声を武内駿輔が、しっかり者の相棒「しゃきぴよ」を子役の福島星蘭が演じることが発表された。

Netflixシリーズ『ぐでたま 〜母をたずねてどんくらい〜』12月13日よりNetflixにて世界配信(C)2022 SANRIO CO., LTD. S/D・G

Netflixシリーズ『ぐでたま 〜母をたずねてどんくらい〜』12月13日よりNetflixにて世界配信(C)2022 SANRIO CO., LTD. S/D・G

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 「ぐでたま」は、2013年にサンリオが開催した食べ物をテーマにした新キャラクターの一般人気投票企画「食べキャラ総選挙」から誕生(第2位)。翌14年から20年まで朝の情報番組でショートアニメが放送された。ツイッターのフォロワーは100万人を超えるほどの人気にもかかわらず、本人はいたって“やる気がない”。

 そんなぐでたまを、最新のCG技術で主演キャラクターとして迎えた同作は、ぐでっとしていたい全ての人に贈る、脱力と共感の親探しロードムービー。どうせ食べられるだけだ、と自分の運命をあきらめ、いつもぐでっとしていたいぐでたまが、前向きで暑苦しいひよこのしゃきぴよに巻き込まれ、冷蔵庫から外の世界へ。正反対のデコボココンビは、母親探しの旅に出ることになる。

 旅の途中で多種多様なたまごたちと出会い、それぞれの調理法があることを知っていく、ぐでたま。ぐでたまが自分の行く先を考え始めた時、このままだと腐ることが判明! 果たして、動きたくも働きたくもない主人公ぐでたまは、母親のもとにたどり着くことができるのか?

■総勢24キャラクターをひとりで熱演

脇を固めるたまごキャラたち(C)2022 SANRIO CO., LTD. S/D・G

脇を固めるたまごキャラたち(C)2022 SANRIO CO., LTD. S/D・G

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 ぐでたま以外のたまごキャラも武内がひとりで演じていることも明らかになった。その数、24キャラクター(厳密には24種40たまご!?)。解禁となった映像でも、ぐでたまからの「オリジナリティなくね〜?」と厳しいツッコミや、たまごキャラクターたちとナレーションのすべてを武内が担当している。そして、15分茹でられた、かた茹でゆでたまご【ぐでたま ハードボイルド】や、派手なデコレーションで個性的に見えるが振動に弱く常に不安定な【ぐでたま プリン】、蒸されていていつも暑苦しそうな【ぐでたま 茶碗蒸し】など、脇を固めるたまごキャラたちのビジュアルも初解禁された。

 ぐでたまたちの声を演じた武内は、オファーがあった際「なんで僕?!(笑)」と思ったそう。また今回、主人公ぐでたまとあわせて同作に出てくるほぼ全てのキャラクターをひとりで演じるにあたり、「いやーこういった経験はないですね、初めてです(笑)。なかなか24キャラクターを演じる機会というのは普通のアニメーションではないので…。ですが何キャラクターも演じられるというのは一つの夢だったので実現できたことはうれしかったですし、非常にやりがいのある仕事でした」と驚きつつも確かな手応えと達成感を感じている様子。

 そんな武内を起用した榊原幹典監督も、「ぐでたまの声は一番のチャレンジでしたが、テスト音声で武内さんの声を聴いた瞬間に、この人しかぐでたまを演じられる人はいない、と確信しました。まさかの地声! しかもほぼ全てのぐでたまをひとりで演じ分けるという、どこを切っても武内駿輔が出てくる金太郎飴のような作品になりました」と太鼓判を押している。

キーアート(C)2022 SANRIO CO., LTD. S/D・G

キーアート(C)2022 SANRIO CO., LTD. S/D・G

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 さらに本作のキーアートもあわせて解禁。空から落ちているはずなのに、よゆ〜の素振りを見せるぐでたまと、そんなぐでたまを一生懸命助けようとするしゃきぴよの関係性が垣間見える、ぐでたまらしい1枚となっている。本編ではどんなシーンとなっているのか!?

■武内駿輔のコメント(全文)

―ー本作のオファーを受けた際のお気持ちは?

【武内】最初の感想としては「なんで僕?!」でした(笑)。普段は声が低めのキャラクターだったり、大人っぽいキャラクターを演じる機会が多いので、しかも国民的人気キャラクターのぐでたまの声ということで、自分がやってもいいのかというのは正直な気持ちとしてありました。映像を見せていただいたり企画内容を伺って、非常に面白い試みだと思いました。子ども向けだけではなく幅広い世代に刺さるような、ぐでたまを作りたいということでしたので、僕でよければ全力を尽くして頑張りたいという気持ちでお引き受けしました。

―ー今回24キャラクターを演じるにあたり、過去このような経験はありましたか?

【武内】いやーないですね、初めてです(笑)。なかなか24キャラクターを演じる機会というのは普通のアニメーションではないので…。ですが試みとして、いつか僕も声優ならではというか、自分の外見を使わない分、何キャラクターも演じることは一つの夢としてありました。今回『ぐでたま』を通してそれを実現できたことは嬉しかったですし、非常にやりがいのある仕事でした。

ぐでたま(たち)の声優に武内駿輔が決定

ぐでたま(たち)の声優に武内駿輔が決定

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―ー本作を楽しみにしている視聴者へのメッセージ

【武内】映像がすごくきれいですし、キャラクターたちもかわいいので、小さいお子さんももちろん楽しんでいただける内容になっています。絵作り以外でも、せりふだったり、ぐでたまを通して周りの人間やたまごたちがどういう風に成長していくかとか、ぐでたまによって気づかされることが大人にもあると思います。年齢・性別を問わず様々な方に刺さるポイントがあるので、ぜひ本作を通してぐでたまのメッセージを感じていただけたらうれしいです。

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