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柳楽優弥「最高のドラマが出来ました!」 東京国際映画祭のレッドカーペットを満喫

 ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」のオリジナルシリーズとして製作された『ガンニバル』に出演する、俳優の柳楽優弥笠松将、そして片山慎三監督が24日、都内で開催された「第35回東京国際映画祭(TIFF)」(〜11月2日)オープニングイベントに参加した。

「第35回東京国際映画祭」オープニングイベントに参加した片山慎三監督、柳楽優弥、笠松将

「第35回東京国際映画祭」オープニングイベントに参加した片山慎三監督、柳楽優弥、笠松将

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 同映画祭でワールドプレミアの開催が決定している同作。主演を務めた柳楽は「ディズニープラス『スター』から最高のドラマが出来ました!」と自信に満ちあふれたコメントを発し、笠松、片山監督と3人で堂々、レッドカーペットを闊歩した。

 3年ぶりに本格的なレッドカーペットイベントを開催した今回の東京国際映画祭は、35年の歴史の中で初となる東京ミッドタウン日比谷で開催され、海外メディアを含む多くの報道陣が集結。

 柳楽はレッドカーペットを歩いた感想を「楽しかったです。久しぶりにお客さんの前を歩くということでちょっと緊張していたんですが、サインを書いたりインタビューを受けたり、短い時間でしたが良い時間でした」と笑顔で振り返った。そして、ワールドプレミアも間近に控えた今の気持ちを聞いてみると「世界配信に向けて、監督やスタッフ、キャストの皆が、何がベストなのかを探り続けて撮影した作品なので、こういう国際映画祭で観ていただけるというのは本当に最高のオープニングになるんじゃないかなと思っています」と、興奮気味に話した。

 笠松も「映画祭に興味を持ってくれている人たちにまずは観てほしいという気持ちが強かったです。自分自身も大きなスクリーンで観たいと思う作品ですし、光栄ですね」と、笑顔で回答した。片山監督は「どう受け入れられるかが心配でもあり楽しみでもありほんとにスクリーンで上映される機会って数少ないと思うので、すごく貴重な機会を設けていただいてありがたいなと思うのと、あとは、ほんとに観ていただいた方からの感想もダイレクトに聞きたいなと、非常に楽しみです」と、一足先に鑑賞する観客の反応を気にしながらも楽しみにしている様子だった。

 『ガンニバル』は、二宮正明の同名漫画を、主演に柳楽、監督に『岬の兄妹』『さがす』の片山慎三と川井隼人、脚本に『ドライブ・マイ・カー』の大江崇允、プロデューサーに同じく『ドライブ・マイ・カー』の山本晃久、『闇金ウシジマくん』シリーズの岩倉達哉といった布陣で実写化。都会から遠く離れた山間にある「供花村(くげむら)」を舞台に、警察官の阿川大悟(柳楽)が、村の異常性に気付き、穏やかな日常が狂気に蝕まれていく、戦慄のヴィレッジ・サイコスリラーだ。

 同作の注目ポイントについて柳楽は「作品の世界観。原作コミックがある作品ですが、実写化するうえでの強みも見つけることができたし、人物の描写もより丁寧に描くことができ、映像のクオリティも今まで観たことがない仕上がりになっていると思いますので、是非注目して観てほしいです」と自信たっぷり。

 笠松は「キャラクターの描き方が本当に“人間”を描いている感じで、本当に難しかったんですが、こういった環境で挑戦させてもらってありがたかったです。ぜひ、各キャラクターの人間描写に注目してほしいです」とアピール。

 片山監督は「これから、日本のドラマ、映画・映像コンテンツは世界に売っていかなくてはいけない状況にますますなってきているので、力試しじゃないですけど、自分としては1本目としてこの作品がどういう風に受け入れられるのかっていうのが、これからの自分の作品選び、作品作りにとって『ガンニバル』は非常に大きな指針になると思っています」と世界配信に向けての決意を口にした。

 ディズニープラス「スター」オリジナルシリーズとしても東京国際映画祭に初の出品となる同作は、10月30日(※ワールドプレミア)と11月1日に上映される。

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