ドラマ『アンナチュラル』(2018年)、『フェイクニュース』(18年)、『MIU404』(20年)、映画『罪の声』(20年)等、社会派エンターテインメント作品も数多く手がける脚本家・野木亜紀子による新作オリジナルドラマ『連続ドラマW フェンス』がWOWOWにて2023年春に放送・配信されることが発表された。俳優の松岡茉優と宮本エリアナがダブル主演する。
今回、野木が描くのは2022年に本土復帰50年を迎え、今も世界最大規模の米軍基地を抱える沖縄の現在。ジェンダーや人種、世代間の違い、沖縄と本土、日本とアメリカなど、さまざまなフェンスを乗り越え、人と人が分かり合う姿を、日本を代表するヒットメーカー野木亜紀子がエンターテインメント・クライムサスペンスとして描き出す。
ダブル主演の一人、松岡はWOWOWドラマ初主演。映画『勝手にふるえてろ』(17年)で日本アカデミー賞優秀主演女優賞、『万引き家族』(18年)で同賞の優秀助演女優賞を獲得している。
もう一人の主演、宮本は、アフリカ系アメリカにルーツを持ち、2015年にミックスとして初めてミス・ユニバース日本代表に選出され、差別や偏見を無くすための活動を続ける。彼女はWOWOW初登場にして初主演となる。
松岡演じる東京から来た雑誌ライター“キー”と宮本演じる沖縄で生まれ育ったブラックミックス“桜”がバディとなり、ある性的暴行事件の真相を追う、日本のドラマ史上初となる肌の色の違う女性バディが主人公の連続ドラマだ。
さらに、第一弾の共演キャスト情報も解禁。比嘉奈菜子、佐久本宝、志ぃさー、吉田妙子ら、地元・沖縄出身のキャストが集結し、本作のリアリティを高めていく。撮影は物語の舞台となる沖縄で10月上旬にクランクインした。
■脚本:野木亜紀子コメント
かつて報道記者として沖縄に住んでいたという北野Pから「沖縄が舞台のクライムサスペンスを作りませんか」と言われたのが2020年の夏。そのときは「とてもじゃないけど背負えない」と断りました。翌年に普天間出身の高江洲Pが加わり企画が通り、取材を始めたものの、「こんなに複雑で重い荷物をどうしたらいいのか」と幾度も挫けました。この『複雑で重い荷物』は、沖縄が否応なしに背負わされてきたものであり、日本という国の縮図でもあります。取材の中で私は、たくさんの悲しみに触れ、たくさんの闘う女性たちに励まされました。この物語は悲劇ではありません。キーと桜が悲しみをぶん殴り、フェンスに挑む話です。今、多くの人に見てもらいたいです。WOWOWの無料トライアルをぜひご活用ください。
今回、野木が描くのは2022年に本土復帰50年を迎え、今も世界最大規模の米軍基地を抱える沖縄の現在。ジェンダーや人種、世代間の違い、沖縄と本土、日本とアメリカなど、さまざまなフェンスを乗り越え、人と人が分かり合う姿を、日本を代表するヒットメーカー野木亜紀子がエンターテインメント・クライムサスペンスとして描き出す。
ダブル主演の一人、松岡はWOWOWドラマ初主演。映画『勝手にふるえてろ』(17年)で日本アカデミー賞優秀主演女優賞、『万引き家族』(18年)で同賞の優秀助演女優賞を獲得している。
もう一人の主演、宮本は、アフリカ系アメリカにルーツを持ち、2015年にミックスとして初めてミス・ユニバース日本代表に選出され、差別や偏見を無くすための活動を続ける。彼女はWOWOW初登場にして初主演となる。
松岡演じる東京から来た雑誌ライター“キー”と宮本演じる沖縄で生まれ育ったブラックミックス“桜”がバディとなり、ある性的暴行事件の真相を追う、日本のドラマ史上初となる肌の色の違う女性バディが主人公の連続ドラマだ。
さらに、第一弾の共演キャスト情報も解禁。比嘉奈菜子、佐久本宝、志ぃさー、吉田妙子ら、地元・沖縄出身のキャストが集結し、本作のリアリティを高めていく。撮影は物語の舞台となる沖縄で10月上旬にクランクインした。
■脚本:野木亜紀子コメント
かつて報道記者として沖縄に住んでいたという北野Pから「沖縄が舞台のクライムサスペンスを作りませんか」と言われたのが2020年の夏。そのときは「とてもじゃないけど背負えない」と断りました。翌年に普天間出身の高江洲Pが加わり企画が通り、取材を始めたものの、「こんなに複雑で重い荷物をどうしたらいいのか」と幾度も挫けました。この『複雑で重い荷物』は、沖縄が否応なしに背負わされてきたものであり、日本という国の縮図でもあります。取材の中で私は、たくさんの悲しみに触れ、たくさんの闘う女性たちに励まされました。この物語は悲劇ではありません。キーと桜が悲しみをぶん殴り、フェンスに挑む話です。今、多くの人に見てもらいたいです。WOWOWの無料トライアルをぜひご活用ください。
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2022/10/24