サッカー元スペイン代表でヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタ選手（38）が21日、大阪市内で記者会見を行い、日本公式ファンクラブの立ち上げを発表した。11月に開幕するカタールW杯についてもふれ、1次リーグの日本対スペイン戦について「良い戦いになると思う」と期待を込めた。

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　公式ファンクラブは、ウェブ広告会社のFORCEとのパートナーシップにより実現したもので、「ファミリークラブ」と位置づける。イニエスタは「私にとって日本は第二のふるさと」とし、「スポーツだけじゃなく、いろいろな面で日本とつながっていきたい」と思いを語った。

　カタールで行われるW杯のチケットがファンクラブ会員からペア2組4名に当たるなど、特典も多数用意される。参加型コミュニティーとなり、来年8月にはチャリティーマッチも予定するという。イニエスタは「皆さんと一緒に一から作っていくプロジェクト。ファミリーを作りたい」と意気込んだ。

　W杯では1次リーグ最終戦で日本とスペインが激突する。イニエスタは「基本的にW杯は予想通りいかないもの。特に今回はグループリーグ最終戦なので良い戦いになると思う」とした上で、「申しわけないけれど、やっぱりスペインに勝ってほしい」とはにかんでいた。