ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

バッドボーイズ佐田、元ヤン→保護司就任を固辞 実体験から難しさ実感「60歳以降のセカンドライフとしてなら」

 お笑いコンビ・バッドボーイズ佐田正樹(44)が15日、この日京都で開幕した『京都国際映画祭2022』の特別上映『バッドボーイズ佐田正樹“保護司になる”−保護司体験ドキュメント−』舞台あいさつに登壇した。

『京都国際映画祭2022』の特別上映『バッドボーイズ佐田正樹“保護司になる”−保護司体験ドキュメント−』舞台あいさつに登壇したバッドボーイズの佐田正樹 (C)ORICON NewS inc.

『京都国際映画祭2022』の特別上映『バッドボーイズ佐田正樹“保護司になる”−保護司体験ドキュメント−』舞台あいさつに登壇したバッドボーイズの佐田正樹 (C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 保護司とは、犯罪や非行を犯した少年たちの更生をサポートするボランティアのこと。少年時代のヤンチャで保護司の世話になったことがある佐田が、1ヶ月限定で保護司体験を行った様子がドキュメンタリーにまとめられ、上映された。

 真剣に保護司について学んだ佐田は「ボランティアだなんて、学生時代の僕は知らなかった」としみじみ語り、「嘘つきまくりだった」という当時の自身に重ね、少年たちへ「キミの味方だよと教えてあげたい」とメッセージ。さらに「一番保護しないといけないのは被害者だというのが大前提」とも強調し、「もう二度と犯罪を起こさせないように頑張っている」と思いを伝えた。

 そうした姿は、この日同席した荒川区保護司会会長の鈴木文男氏が「もう立派な保護司」と感服するほど。「今後、保護司として活動しては?」と声があがったが、佐田は「(芸人をしながら)片手間じゃできないし、(現実を)見たからこそできない。自分の力量じゃまだまだ」とし、元ヤンであることも踏まえ「『誰が言うてんねん』ということもある」と固辞。一方で、「60歳以降のセカンドライフとしてなら」と含みをもたせつつ、「今の僕にできるのはPR役。保護司さんが足りていない状況だと聞いているので、やってみたいという方はぜひ手を上げてほしい」と呼びかけていた。

 イベントには、お笑いコンビのオズワルド伊藤俊介畠中悠)、浅越ゴエも出席した。

 『京都国際映画祭』は2014年のスタート以来、映画だけでなく、アートや伝統工芸、SDGsなどを網羅したイベントとして、毎年秋に開催。今年は“A画とAートでAやんか!”を掲げ、京都から元気を届ける。あす16日まで行われる。

関連写真

  • 『京都国際映画祭2022』の特別上映『バッドボーイズ佐田正樹“保護司になる”−保護司体験ドキュメント−』舞台あいさつに登壇したバッドボーイズの佐田正樹 (C)ORICON NewS inc.
  • 『京都国際映画祭2022』の特別上映『バッドボーイズ佐田正樹“保護司になる”−保護司体験ドキュメント−』舞台あいさつ(左から)浅越ゴエ、佐田正樹、鈴木文男氏、畠中悠、伊藤俊介
  • 『京都国際映画祭2022』の特別上映『バッドボーイズ佐田正樹“保護司になる”−保護司体験ドキュメント−』舞台あいさつに登壇した畠中悠、伊藤俊介
  • 『京都国際映画祭2022』の特別上映『バッドボーイズ佐田正樹“保護司になる”−保護司体験ドキュメント−』舞台あいさつに登壇した浅越ゴエ

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

>

メニューを閉じる

 を検索