俳優の杉野遥亮が主演を務める、テレビ東京水ドラ25『直ちゃんは小学五年生』(前編はきょう5日 深1:30〜、後編は同12日深1:00〜)のプロデューサーを務める青野華生子氏が放送に先立ち、見どころや込められたメッセージを語った。
同作は、4人の“小学五年生”が繰り広げる、クスッとさせつつも少しブラックなヒューマンコメディーとなっている。『直ちゃんは小学三年生』の2年後の夏休みを描く続編で、杉野はリアルな小学五年生・直ちゃんを演じ、同級生の友だち役で渡邊圭祐、前原滉、竹原ピストルが再集結。福島に引っ越したてつちん(前原)の「2年で帰ってくる」という約束がうそであると知っていた直ちゃん、信じて待っているきんべ(渡邊)と山ちょ(竹原)の成長した姿を届ける。
■ポイントは「大人たちが小学生を真剣に演じるということ」 個の成長と変わらない絆にも注目
前作と変わらず、今作のポイントは「大人たちが小学生を真剣に演じるということ」。テーマを決めた1話完結で構成していた前作から、物語が地続きになっている。青野氏は「三年生の頃を知っている方はより直ちゃんの気持ちに感情移入しやすくなっていたり、4人の関係性への思い入れも増したりするのではないかと思います」と語り、「かつての仲良し4人組とは少し違う、個の成長とそれでも変わらない絆みたいなものを感じていただけたらうれしいです」と期待を込めた。
また、「『スタンド・バイ・ミー』や『ストレンジャー・シングス』の冒険感への憧れ」があると話す青野氏は、「前作から抱いていた自転車に乗せる夢が今回かないました」と歓喜。さらに、「私立校のおなけんや中学校のはずちんが出てくることで、直ちゃんたちの目に映る世界が少し広がる感じも出せていたらと思います。それは、徐々に、社会を知っていくということなのかなと」と説明し、新しいキャラクターと直ちゃんたちの成長に注目してほしいとアピールした。
■プロデューサーから見た撮影現場 杉野は「小道具の駄菓子をずっと食べていて、おもしろい」
撮影現場での杉野について青野氏は「小道具の駄菓子をずっと食べていて、おもしろいなと思って見ていました」と明かす。「役作りに関してとても真剣なので、直ちゃんの複雑な
心境の表現が、今回は難しかったみたいです。子どもの言語化できないモヤモヤの表現は、大人のそれとは違いますし、見ているほうは直ちゃんの持つ明るさは失われてほしくないと思ってしまいますし。現場で何度も話し合いました」と振り返る。
さらに「渡邊さん、前原さん、竹原さんは相変わらず穏やかで優しくておもしろくてかわいかったです。安心感があります」と撮影を回顧。また、「岡山さんは、はずちんが中学生になってキャラ変しているのですが、そうなった経緯から、髪型や小道具までこだわって役作りしてくれました」と岡山天音の役者魂を絶賛した。
初参加となったウエンツ瑛士についても「すぐに現場に打ち解けていた気がします」と明かし「ウエンツさんの最終日は、前原さんと2人だけのシーンだったのですが、『中華といえば何か』という議論で盛り上がっていました。ウエンツさんが『肉豆腐』と言うので、前原さん、スタッフ含め大ブーイングでしたけど」とウエンツのお茶目な一面も披露した。
■プロデューサーが『直ちゃん』に込めた思い「大人の言葉を跳ね除けられる強さを持ってほしい」
「前作から応援してくださっているファンの方はもちろんなのですが、いま子どもたちが置かれている状況に対して違和感を覚えているひとたちにもご覧いただきたい」と青野氏。「とくにこの3年ぐらい、大人たちのために、子どもが子どもらしくいられなくなっていると感じています。子ども時代は、人生の大事な一部なのに、大人の振る舞いや考え方を早く身につけさせられている気がして」と思いを吐露する。
「大人にとってはちょっとしたことが、将来にわたって子どもの傷になってしまうこともあります。子どもたちには、愛ではなくエゴ(恐れ)を植え付けてくるような大人の言葉を跳ね除けられる強さを持ってほしいと願っています。直ちゃんたちは、そんな私の希望です」と語った。
そして、「応援してくださるみなさまのおかげで、五年生を制作することができました」と感謝を伝え、「今回もシュールな笑いをご堪能いただきつつ、大人たちが知らないところで、もしかしたら子どもたちがこんな奮闘しているのかもしれない。そんな視点でもお楽しみいただけたらうれしいです」と呼びかけた。
■青野華生子(あおのかなこ)プロデューサー
早稲田大学文学部・演劇映像コース卒業。芸能事務所での舞台制作・音楽イベント制作を経て、テレビ東京で数々のドラマ制作・PRなどに従事。2021年1月に放送されたプロデュースドラマ『直ちゃんは小学三年生』がギャラクシー賞テレビ部門奨励賞を受賞。22年1月にフラッグに入社後は、オリジナルドラマの企画開発を行う。
同作は、4人の“小学五年生”が繰り広げる、クスッとさせつつも少しブラックなヒューマンコメディーとなっている。『直ちゃんは小学三年生』の2年後の夏休みを描く続編で、杉野はリアルな小学五年生・直ちゃんを演じ、同級生の友だち役で渡邊圭祐、前原滉、竹原ピストルが再集結。福島に引っ越したてつちん(前原)の「2年で帰ってくる」という約束がうそであると知っていた直ちゃん、信じて待っているきんべ(渡邊)と山ちょ(竹原)の成長した姿を届ける。
■ポイントは「大人たちが小学生を真剣に演じるということ」 個の成長と変わらない絆にも注目
また、「『スタンド・バイ・ミー』や『ストレンジャー・シングス』の冒険感への憧れ」があると話す青野氏は、「前作から抱いていた自転車に乗せる夢が今回かないました」と歓喜。さらに、「私立校のおなけんや中学校のはずちんが出てくることで、直ちゃんたちの目に映る世界が少し広がる感じも出せていたらと思います。それは、徐々に、社会を知っていくということなのかなと」と説明し、新しいキャラクターと直ちゃんたちの成長に注目してほしいとアピールした。
■プロデューサーから見た撮影現場 杉野は「小道具の駄菓子をずっと食べていて、おもしろい」
撮影現場での杉野について青野氏は「小道具の駄菓子をずっと食べていて、おもしろいなと思って見ていました」と明かす。「役作りに関してとても真剣なので、直ちゃんの複雑な
心境の表現が、今回は難しかったみたいです。子どもの言語化できないモヤモヤの表現は、大人のそれとは違いますし、見ているほうは直ちゃんの持つ明るさは失われてほしくないと思ってしまいますし。現場で何度も話し合いました」と振り返る。
さらに「渡邊さん、前原さん、竹原さんは相変わらず穏やかで優しくておもしろくてかわいかったです。安心感があります」と撮影を回顧。また、「岡山さんは、はずちんが中学生になってキャラ変しているのですが、そうなった経緯から、髪型や小道具までこだわって役作りしてくれました」と岡山天音の役者魂を絶賛した。
初参加となったウエンツ瑛士についても「すぐに現場に打ち解けていた気がします」と明かし「ウエンツさんの最終日は、前原さんと2人だけのシーンだったのですが、『中華といえば何か』という議論で盛り上がっていました。ウエンツさんが『肉豆腐』と言うので、前原さん、スタッフ含め大ブーイングでしたけど」とウエンツのお茶目な一面も披露した。
■プロデューサーが『直ちゃん』に込めた思い「大人の言葉を跳ね除けられる強さを持ってほしい」
「前作から応援してくださっているファンの方はもちろんなのですが、いま子どもたちが置かれている状況に対して違和感を覚えているひとたちにもご覧いただきたい」と青野氏。「とくにこの3年ぐらい、大人たちのために、子どもが子どもらしくいられなくなっていると感じています。子ども時代は、人生の大事な一部なのに、大人の振る舞いや考え方を早く身につけさせられている気がして」と思いを吐露する。
「大人にとってはちょっとしたことが、将来にわたって子どもの傷になってしまうこともあります。子どもたちには、愛ではなくエゴ(恐れ)を植え付けてくるような大人の言葉を跳ね除けられる強さを持ってほしいと願っています。直ちゃんたちは、そんな私の希望です」と語った。
そして、「応援してくださるみなさまのおかげで、五年生を制作することができました」と感謝を伝え、「今回もシュールな笑いをご堪能いただきつつ、大人たちが知らないところで、もしかしたら子どもたちがこんな奮闘しているのかもしれない。そんな視点でもお楽しみいただけたらうれしいです」と呼びかけた。
■青野華生子(あおのかなこ)プロデューサー
早稲田大学文学部・演劇映像コース卒業。芸能事務所での舞台制作・音楽イベント制作を経て、テレビ東京で数々のドラマ制作・PRなどに従事。2021年1月に放送されたプロデュースドラマ『直ちゃんは小学三年生』がギャラクシー賞テレビ部門奨励賞を受賞。22年1月にフラッグに入社後は、オリジナルドラマの企画開発を行う。
2022/10/05