全日本プロレスの『楽天チケット Presents 全日本プロレス50周年記念大会』が18日、東京・九段下の日本武道館で開催。大型ルーキー・安齊勇馬(23)が、ミスターこと永田裕志(新日本プロレス)の胸を借りて、デビュー戦を行った。 ジャンボ鶴田さん、諏訪魔に続く中大レスリング部のホープで、188センチ、105キロの恵まれた体格。1月に入団が発表され、この日までトレーニングを積んだ。 黒のショートタイツに黒のリングシューズとデビュー戦らしい姿で登場。試合は一進一退を繰り広げ、コーナーからのミサイルキックも披露するなどスケールの大きさを見せた。 しかし、だんだんと永田の老獪(ろうかい)なテクニックで追い詰められた安齊。最後はナガタロックIIを食らって敗れた。試合後には、永田が和田京平レフェリーとともに安齊の健闘を称え、破れはしたものの、さらなる飛躍が期待できそうなデビュー戦となった。