俳優の生田斗真が湯舟で“ほっ…”と一息つく表情が印象的な、映画『湯道』（2023年2月23日公開）のティザービジュアルが解禁となった。生田からは、「1日の疲れを癒す“お風呂”。この映画も皆さんにとって癒しの場所となる事を願っております」と、コメントが届いている。

　日本の文化「お風呂」について精神や様式を突き詰める新たな道「湯道」を提唱した放送作家・小山薫堂が、構想約7年の歳月を経て、執筆した完全オリジナル脚本を、生田を主演に迎えて映画化。監督は『HERO』『マスカレード』シリーズの鈴木雅之が務める。

　亡き父の遺した古びた銭湯「まるきん温泉」を巡って反発し合う兄弟、事情を抱えつつ明るく働くヒロイン、まるで湯気のように立ち上り、湯のように流れていく常連客たち、そして、湯を通して人生の豊かさを見出す「湯道会館」の人々。お風呂を通してさまざまな人間模様を描く。

　「いい湯だな。」のコピーと共に、生田が湯舟にドップリ浸かる“お風呂”ビジュアルは、本編撮影で実際に入浴した時の写真を使用。撮影時、お風呂へのこだわりとして「お湯は熱めが好き（笑）」と語っていた生田が、恍惚（こうこつ）とした表情を浮かべている。

　ティザービジュアルは、別デザインのものがもう一つあり、そちらは、本作の舞台・銭湯「まるきん温泉」へ続く道が描かれている。グラデーションがかった夕暮れ空の下、お一人様、夫婦、親子、そして手ぬぐいを首に巻いた猫のカップルまで…。日本の文化「お風呂」を題材にした映画らしい、古き良き日本を感じさせるノスタルジックな“道”ビジュアルについて、企画・脚本の小山は「自分が見過ごしていた幸せに気づける場所…それが銭湯です。風呂に浸かって幸せになる方法がこの映画で分かります」とコメントを寄せている。

　2つのティザービジュアルを両A面としたチラシは、今週16日より順次全国の映画館（※一部劇場を除く）で配布予定。