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低酸素脳症で入院、転院、緑膿菌感染…植物状態となった夫の病院生活、見守る妻の”支え”となった人々

 突発性不整脈により心肺停止、植物状態となった夫との病院生活を漫画に描いているそらさん(@soraeureca)は、コロナ禍で1年以上夫と対面での面会ができずにいた時期も。先日発売された著書『推しは目覚めないダンナ様です』(幻冬舎コミックス)では、2020年から現在までのそらさん夫婦の様子が描かれている。

面会禁止になってから

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■コロナ禍で面会禁止が続き「いつでも会える日が来ることを…」 

 5年前のある日、突発性不整脈が起こり、心肺が停止してしまった夫・ぼくちんさん(当時34歳)。一命は取りとめたものの、心肺停止の時間が長かったため、医師には低酸素脳症と診断され植物状態に。そらさんは、救急病院からケアミックス病院への転院、緑膿菌への感染、さらなる転院先探しなど、様々な出来事が起こったが、夫(推し)が快適に生活できるための”推し活”だと思って対応したという。そらさんのインスタグラムで日々発信される漫画には「(病院関係者も含めて)登場人物に愛が溢れている」「ぼくちんさんに、いつでも会える日が来るといいですね」と反響の声が集まっている。

「同じような状況の方々が共感してくれたり、お世話の体験が誰かのお役に立ったりしたらいいなと思って漫画を描いていたのですが、応援やぼくちんのキャラクターへのコメントをいただき、『ぼくちんが絶対喜ぶだろうなー!』と思っています。面会が制限され、なかなか会えてないぼくちんにも、この想いが届いているといいなと思っていますし、『これからも患者さんに向き合って仕事を頑張ります!』といった医療従事者の方々からのコメントもいただけて、とても嬉しく思いました」

■「夫のそばにいるときが、一番心が整って癒しをもらっている」

 そらさんの漫画には、担当医だけではなく看護師、理学療法士、歯科医師など様々な医療従事者が登場するのが特徴。看護師さんのテクニックのおかげで食べられるものが増えたり、理学療法士さんに転院先のアドバイスをもらったり、親身になってぼくちんさんに向き合う姿が。「医療従事者の方々に相談できる機会が多々あり、アドバイスをもらいながらお世話ができた。それがなければ知らないことも多かった」と振り返る。

「心肺停止をした直後、救急病院に搬送されたときが本当にしんどかったんです。ぼくちんが何か嫌なことを訴えていそうな表情やしぐさをしているのに、私が何もわかってあげられないのを痛感するときがしんどいし、ぼくちんに申し訳なく思っていました。それでも、ぼくちんのそばにいるときが、一番心が整って癒しをもらっていると思います」

 2020年以降は、面会禁止となり、そらさんは週2回洗濯物の交換で病院に。そこで会うスタッフに夫の様子を聞いたり、オンライン面会をしたりしながら見守ってきた。しばらくその状況が続いたが、感染者が減ったタイミングで”10分のみ”面会が許されることに。動いている姿を見ることが、本当に嬉しかったという。

7月に発売された、オールカラーコミックエッセイ「推しは目覚めないダンナ様です 低酸素脳症になってからの病院生活 2年目」(幻冬舎コミックス)

7月に発売された、オールカラーコミックエッセイ「推しは目覚めないダンナ様です 低酸素脳症になってからの病院生活 2年目」(幻冬舎コミックス)

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「とてもしんどくなる出来事が起きて、気持ちが乱れたとしても、ぼくちんに会いに行って顔を見て『あー、ぼくちんに会っていると癒されるなー』と感じたことがありました。仕事で疲れた後でも、ぼくちんに会うと疲れが吹き飛ぶので、一番の癒しがぼくちんなんだろうなと感じます。

 私がぼくちんに癒しをもらったり、『頑張ろう!』と思わせてもらったりしていることを漫画にして、読んでいただいた方が癒されたり頑張ろうと思っていただけたりすると有難いです。それと、何かのお役に立つ情報が誰かに届けばいいなと思っています」

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