フランスに実在するゲイの水球チーム「シャイニー・シュリンプス」をモデルに、仲間と絆と成長を描いたロードムービー『シャイニー・シュリンプス！世界に羽ばたけ』（10月28日公開）より、「セーラームーン」にオマージュを捧げるオープニング映像が解禁となった。

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　4年に1度の国際大会「ゲイゲームズ」の開催地＝東京を目指し、意気揚々と飛行機に乗り込むシャイニー・シュリンプス一行だったが、まさかの乗り継ぎ失敗。ゲイ差別が横行する異国の地で一晩を過ごすことになるが、まさかのメンバーの半分以上が逮捕（！）という大ピンチに陥ってしまう。同性愛者矯正施設に収容されてしまったメンバーを救出し、東京にたどり着くことはできるのか!?　前途多難な冒険の旅を描く。

　解禁となったオープニング映像は、浅く水を張ったステージにメンバー7人のシルエットが浮かび上がり音楽がスタート。そしてブリトニー・スピアーズの「Oops!...I Did It Again」を歌唱しながら息ピッタリの個性的なダンスが始まる。パッと照明がつくと、そこに現れたのは「セーラームーン」のコスプレにヘアメイクもバッチリ決めたシャイニー・シュリンプス！　水しぶきを上げながら時に妖艶に、かと思えばコミカルに、表情豊かに踊る。

　この「セーラームーン」衣装でのパフォーマンスは、実在するチーム「シャイニー・シュリンプス」が行っているものに倣っていると、実際のメンバーであり本作の監督の一人セドリック・ル・ギャロは語る。

　「このオープニングシーンは実際にチームと一緒に経験したことをもとに撮影しました。本当にお祭り好きなチームなんです！　歌を通して、感情を語ってもいるオープニングができました」と説明し、実はシュリンプスとの熱い絆を感じられるシーンでもあることが明らかに。

　また、このオープニングでは、本作が映画初出演となったパフォーマーでありYouTuberとしても人気を博しているブリアナ・ギガンテの妖艶なポールダンスも収められている。背景のスクリーンに桜の花が浮かび上がり、光る桜がスパークするとそこに現れるのがアレンジされた着物をまとったブリアナだ。卓越した技術に裏打ちされたポールダンスで花を添える。

　ル・ギャロ監督はブリアナ・ギガンテについて「すごくチャーミングな人でした！ブリアナさんとは限られた時間の中でこなさなければならないことがたくさんありました。そして普段のポールダンスとは全く違う、きらびやかな衣装で水面で行うというかなり窮屈な撮影条件だったのですが、僕たちの要望に柔軟に効率的に対応してくれました」と惜しみない賛辞を贈っている。

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