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デビュー30周年で吸引力増す大黒摩季 多幸感に包まれた全国ツアー敢行中

 「DA・KA・RA」(92年)、「あなただけ見つめてる」(93年)、「夏が来る」(94年)、「ら・ら・ら」(95年)、「熱くなれ」(96年)…、90年代を彩る大ヒット作を連発した大黒摩季が、今年5月にデビュー30周年を迎えた。それを記念した全国47都道府県をめぐるベストヒット・ツアーを、6月1日の故郷の札幌・カナモトホールを皮切りにスタート。その第1期となる“Season1”(全14公演)が、7月17日長野・ホクト文化ホールで大盛況のうちに終了した。「不安ですっきりしない大変な時期だからこそ、これまで応援してくれた人たちの元を訪れ、歌で元気を届けたい」そんな大黒の率直な想いは、確実にファンの心の栄養となっているようだ。

全国ツアー「MAKI OHGURO 30th Anniversary Best Live Tour 2022-23 -SPARKLE- Powered by CHANPAGNE COLLET」開催中

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■コロナ禍の活動でたどり着いた答え「直接ファンに会って歌で元気を届けたい」

 30周年イヤーのテーマに、きらめく、輝くという意味を持つ“SPARKLE”を選んだ大黒摩季は現在、日本津々浦々をめぐる全国ツアー「MAKI OHGURO 30th Anniversary Best Live Tour 2022-23 -SPARKLE- Powered by CHANPAGNE COLLET」で、ポジティブなエネルギーを全国に届けている。一口に全国ツアーと言っても、実際に全国47都道府県を廻り、会場に観客を集めることのできるアーティストは、果たしてどれだけいるだろうか。今年3月に行った大黒摩季のイメージ調査で、回答者の9割以上が「知っている」と答えた高い認知率、そして誰もが口ずさめる楽曲を数多く持っていることが、今回のツアー開催を可能なものにしている。

 とはいえ、未だコロナの収束が見えず、地方公演の動員がまだまだ厳しいと言われる中で、敢えて今回の全国ツアーを敢行しようと考えたのはなぜなのだろうか。その理由を大黒は、30周年にあたってのコメントで次のように語っている。

「やっぱり生じゃないと伝えられないもの、温度、温もりがある。Airじゃ絆は生まれない」

大黒摩季のパワフルな歌声は健在

大黒摩季のパワフルな歌声は健在

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 この2年半、じっとしていられなかった大黒は、自宅からのYouTube配信をはじめ、その時々の想いを作品にして10ヶ月連続配信を行ったり、アルバムを制作したり、第2波真っただ中に感染防止対策チームを結成してPHOENIXツアーを敢行したりと、自身がシンガーソングライターであることを再認識するかのように、がむしゃらに活動を行い、ファンとの交流を積み重ねてきた。そしてたどり着いた答え、それが「こんな時期だからこそ、直接ファンに会って歌で元気を届ける」ことだった。

 加えて、今の自身のボーカルの状態が絶好調であることも背中を押した。「今まで色んな病気を経て、治して、6年かかってやっとボーカリストの体になった」「今ほど心を全部声で表現できたことはない」「コーラスのレコーディングで、自己最高レンジを更新できた」…。コロナ禍でも歩みを止めなかったことで、今なお自身の声は成長期にあることを実感した彼女は、これまで支えてくれたファンに、今の自分の歌声を聴いてほしい。そして、希望やエネルギーを感じ取ってほしいと考えたようだ。

■歌だけでなくトークでも才能を発揮 各地のライブ会場は多幸感に満ちた温かな空間に

 そんな純粋でシンプルな想いからスタートしたこともあり、どの会場も多幸感に満ちた温かい空間となっているようだ。その様子の一端は、「各地でライブに参加した観客の思い出に」と、各公演終了後にはYouTubeの公式チャンネルで公開されている動画「今日のら・ら・ら」からもうかがい知ることができる。95年にリリースされた「ら・ら・ら」は、ライブで聴きたい曲の上位を占める人気曲だ。今回のツアーでもセットリストに組み込まれ、各会場で歌われている。スタッフが手持ちのカメラで撮影した映像は、何とも晴れやかで楽し気な観客の姿を捉えている。そして、もちろん大黒のパワフルな歌声も健在だ。歌いながら、バンドメンバーと和やかに絡み、観客を盛り上げていく。そのポジティブなオーラは画面越しにも伝わってくるほど強力だ。実際の会場ではどれほどなのかと、確かめてみたくなる。

会場全体を包み込むポジティブなオーラ

会場全体を包み込むポジティブなオーラ

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 「たくさんのパワーをもらった」「笑いあり、涙ありの素晴らしいライブ」「こんなご時世だけど、色々と楽しむ勇気も必要だと気付かされた」「ファンサービスに感動」「摩季さんは、やっぱりかっこいい」…、コメント欄からは、ライブに参加したファンの感動や、これからライブに参加する人の期待、そして今回は参加できなかった人にも、元気や勇気を与えている様子が伝わってくる。

 こういったファンの温かな空気感を生み出しているのは、大黒のキャラクターによるところが大きい。昨今、バラエティ番組に出演する機会が増え、その人柄も広く知られるようになった。生来の優しさに裏打ちされた率直で的確なコメントは、視聴者の大きな共感を集めているようで、SNSのトレンド入りする回数も増えている。本人は不得意に感じているというが、発する言葉の説得力、そして安心感は、今の時代に必要とされているのではないだろうか。トークという新たな魅力も手にした彼女の吸引力は以前にも増しているようだ。

デビュー30周年イヤーを迎えた大黒摩季

デビュー30周年イヤーを迎えた大黒摩季

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 9月3日からは、広島県・呉信用金庫ホールからツアー“Season2”(22公演)が始まる。11月には30周年記念アルバム『BACK BEATs #30th Anniversary -SPARKLE-』をリリース、そして年明けには“Season3”に突入する。さらに、その狭間の12月には、世界的にも評価の高い指揮者・音楽家の柳澤寿男氏と共に、全国4都市を回るシンフォニック・コンサート・ツアー「billboard classics MAKI OHGURO 30th Anniversary☆Symphonic Tour 2022 SPARKLE 大黒摩季×柳澤寿男」が実施されることも決まった。

 まるで「私ののびしろは無限大」であることを証明しようとするかのような、エネルギッシュなスケジュールで、大黒摩季は30周年イヤーを駆け抜ける。その姿は多くの人を勇気づけるに違いない。

文・カツラギヒロコ

「大黒摩季イメージ調査」
調査対象:全国男女、10〜60代 
サンプル数:総調査数 N=5495 うち、大黒摩季認知者 n=5119 が本調査対象
調査期間:2022年3月8日(火)〜3月15日(火)
調査手法:インターネット調査
調査期間:オリコン・モニターリサーチ

※柳澤寿男氏の柳は旧字体

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