毎週日曜午前9時からテレビ朝日系で放送される令和ライダー第4作『仮面ライダーギーツ』が9月4日にスタートする。多くの仮面ライダーが登場し、バトルを繰り広げるなど早くも話題となっている『仮面ライダーギーツ』に出演する浮世英寿（うきよ・えーす）役の簡秀吉（かん・ひでよし／19）、桜井景和（さくらい・けいわ）／仮面ライダータイクーン役の佐藤瑠雅（さとう・りゅうが／21）、鞍馬祢音（くらま・ねおん）／仮面ライダーナーゴ役の星乃夢奈（ほしの・ゆな／17）、吾妻道長（あづま・みちなが）／仮面ライダーバッファ役の杢代和人（もくだい・かずと／18）、ツムリ役の青島心（あおしま・こころ／23）に、ORICON NEWSがインタビューを実施。衣装の裏話や第一印象など、さまざまなことを聞いた。

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■『仮面ライダーギーツ』の見どころを語る　役衣装のポイントも解説

　『仮面ライダーギーツ』は、さまざまな個性を持つ仮面ライダーたちが平和を守るため、スリリングな生き残りゲームで競い合う、新しい仮面ライダー。出自も目的も不明な謎の敵・ジャマトの脅威から、街の平和を守るためのゲーム＝デザイアグランプリ。ゲームの参加者たちは仮面ライダーに変身し、敵を倒したり、人々を救ったりすることで得られるスコアを競い合いながら、勝ち残ることを目指す。デザイアグランプリの勝者には、褒賞として理想の世界をかなえる権利が与えられる。つまり勝ち抜いた真のヒーローだけが、自らの願った世界を実現することができる。

　浮世英寿は、白いキツネモチーフの仮面ライダーギーツに変身する謎多き男で天才的な戦闘センスを持ち、デザイアグランプリで不敗を誇っている。桜井景和は、就活中の大学生で趣味はボランティアの世界平和を本気で願っているお人よし。緑のタヌキをモチーフとする仮面ライダータイクーンに変身する。鞍馬祢音は、セレブインフルエンサーで、財力も美貌もすべて備えているのに、それらを捨てて一般人になりたいという奇妙な夢を持っている。金のラインが入った黒猫のマスクが特徴的な仮面ライダーナーゴに変身する。吾妻道長は、紫の牛モチーフの仮面ライダーバッファに変身する青年。なぜかギーツに異様なほどの敵対心を燃やしている。ツムリは、生き残りゲーム・デザイアグランプリのナビゲーター役を務め、参加者の招待、ルール解説などを行なう。

――『仮面ライダーギーツ』の注目ポイントを教えてください！
【簡】『仮面ライダーギーツ』は、今までにない多数の仮面ライダーが集結してバトルを行う新しい仮面ライダーをお見せできると思うので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。

――役衣装のお気に入りポイントはありますか？
【簡】僕が、なぜタキシードを身にまとっているのか。視聴者の皆さんも気になっていると思いますが、ぜひ放送を見ていただければと思います！　タキシードを着たのは初めてで、お気に入りは、この白いマフラーですかね。やっぱりあった方が決まるんですよね。

【佐藤】僕のお気に入りポイントは…。普段は着ないスーツを初めて着ました。靴のボロボロ感が景和っぽいなと思います。英寿と一般人の差を、ぜひ見てください（笑）。

【星乃】これは、数ある衣装の中の一着。祢音ちゃんは、ほぼ日替わりで服も靴も違う。お金持ちなので数え切れないぐらい服があるんだと思うんです。この衣装は、肩の部分が出ていたり、大きいリボンがあったり、花柄のスカートがふんわりしててかわいいなって思います！

【杢代】道長の衣装のお気に入りは柄の入ったベスト。なかなか珍しい木柄で、唯一無二です。建設現場で働いているので私服も作業しやすい格好を取り入れています。

【星乃】待ってください！　こちらのネックレスも！

【杢代】そうですよね（笑）。こちらのネックレスが道長専用のネックレスで、オリジナルを作っていただきました。

【星乃】仮面ライダーバッファのグッズとして出そう！

【杢代】小さい子がつけていたら、うれしいです！　こちらもオススメポイントでした。

【佐藤】じゃあ、大本命！

【青島】私の衣装は、全部作っていただきました。何回、衣装合わせをしたかわからないぐらいこだわっています。白黒だけど怖くなりすぎず、かなりふわっとした衣装です。チョーカーやカチューシャも、かなりの数をつけたうえで、これに決まりました。

■第一印象から変化した人は？　1番人気は青島心に

――第1印象から1番変化した人は？
（簡、佐藤、星乃は青島を、杢代は簡を、青島は杢代を指名）
【杢代】（簡とは）初対面がオーディションの時だったんですけど、本当に気持ちのいい青年でした。スゴくクールで無口、でもお芝居になると真剣でした。いざ会って現場に入ると、もちろん真面目な部分はあるんですけど、それ以外にちょっと抜けているところや天然なところがあってギャップを感じました。こんなに体も大きくて体格もいいのに結構ビビりだったり（笑）。

【佐藤】ナチュラルポンコツね（笑）。

【杢代】ポロッと面白い言葉が出てきます。僕には考えようのないことをやってのけます。

【簡】僕は普通に接しているんですけど、そう感じられていたなんて…。

【杢代】でも、それに助けられている部分もあります。緊張感のある現場ですけど、リラックスしてお芝居ができる要因の1つが彼の存在。安心感も出てきました。

――そんな杢代さんを指名した青島さんの理由は。
【青島】それぞれにIDコアを渡すシーンがあるんですけど、もっちゃん（杢代）とのシーンはクランクインから時間があったので、仲良くなるまでに一番時間がかかったので。第一印象が怖かったのもあったので（笑）。

【杢代】そんなことないですよ（笑）。

【青島】そのイメージがあったので挽回するのに時間がかかりました（笑）。今ではいろんな相談をするぐらい仲良くなりましたけど。

――簡さん、佐藤さん、星乃さんは青島さんを指名した理由を教えてください。
【簡】初めて会った時は本当に無口で全然しゃべらなかった。僕も人見知りで彼女も人見知りで。今、思えばスゴくおしゃべりが好きなので、その辺りがギャップでした。

【佐藤】最初はツンツンしてたよね？

【青島】ツンツンしてたのかな…。

【杢代】あとは帰宅がめちゃくちゃ早かったよね。

【佐藤】「よし、きょうは話しかけよう！」と思ってももういなかった（笑）。

【青島】確かにあったかも（笑）。すぐ帰ってましたね。

【星乃】人見知りっていうのもあったから、あまりしゃべらないのかな、と思った。メインメンバーのなかでは女の子2人で、不安もあったんです。でも、控え室で話していたら、意外にツボが浅かったり、つられる笑い方をしてたり。今では仲良しです！

――最後に演じるキャラクターの見どころを。
【青島】ツムリちゃんは、『仮面ライダーギーツ』の世界でデザイアグランプリに参加してくださる仮面ライダーの皆さんを支えていく立場。ツムリちゃんだけでなく、私自身も優しい心を持って挑んでおります。感情を大きく出すので、注目して見ていただきたいです。でも、彼女自身の本当の感情を見たことがないんです。相手がうれしかったら一緒に喜んであげるタイプなので。彼女が本当の感情を出す時は、いつなのか私も楽しみしています。

【杢代】道長は一匹狼でぶっきらぼう。人と協力せず、一人で戦って行く。でも、人一倍、願いに真っすぐ。かなえたい願いが大きいものなので。道長の願いを知る展開は熱いと思います。みんなに強く当たる時もあります。でも、少し、おせっかいな部分もあります。そういったところを見て、少しずつ道長というキャラクターを深く知っていただければと思います。ぜひ注目してください。

【星乃】祢音ちゃんは、お金持ちで大事に育てられた1人娘。何にも困らないんですけど、自由になりたい、家出したいという願望がある。それを発信しているちょっと変わった、セレブインフルエンサーです。そんな彼女が抱えている悩みもおいおい明らかになっていきます。楽しみに待っていただけたらと思います。

【佐藤】就活中のごく一般的な大学生の景和なんですけど、主人公の1人としてストーリーを展開していきます。1番、キャラクターが見えていそうで、見えていない。なぜ、世界平和を願っているのかを予想していただければと思います。あと、お姉ちゃんとのゆるいシーンも注目していただければと思います。

【簡】浮世英寿は謎が多い人物で、天才肌で最強。ですが、その中に優しさがあったりします。序盤の浮世英寿は「何を考えているんだ？」と思われるかもしれませんが、ストーリーを見て、どんなヤツなのか注目していただければと思います。

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