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林家ペー、クランクイン当日に現れず「1ヶ月後じゃないの?」 林家たい平が仰天エピソード披露

 落語家の林家たい平林家ペーが27日、都内で行われた映画『でくの空』公開記念舞台あいさつに登壇。主演を務めたたい平からは、父親役で共演したペーの仰天エピソードが語られた。

(左から)猪野佳久、島春迦監督、結城美栄子、林家たい平、林家ペー=映画『でくの空』公開記念舞台あいさつ

(左から)猪野佳久、島春迦監督、結城美栄子、林家たい平、林家ペー=映画『でくの空』公開記念舞台あいさつ

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 映画は、たい平が故郷・秩父や寄居の自然をバックに、部下を亡くした主人公が再生していく姿を真摯に熱演。死んだ従業員の母・冴月役で、冴月と同じく陶芸家でもある結城美栄子、林家たい平演じる息子に寄り添う父親役で林家ペーが出演している。

 ペーは、「余談ですが、今日は宮沢賢治の誕生日です」と、本作のタイトルの由来にもなっている『木偶(でく)の坊』に言及し、「心豊かな寄居町と秩父が素晴らしいとあらためて認識した」と感想。また、「今回この映画のオファーが来たときはびっくりしました。8割9割は林家ペーパー子の役なんです。なんと重要なたい平師匠のお父さんの役で。たい平師匠とは兄弟弟子で、歳は3つか4つしか変わらない感覚だったのに、お父さん役で」と役を受けた心境を明かした。。

 役作りにあたっては、小津安二郎の『東京物語』を観て、笠智衆を参考にして自分なりに研究したという、ペー。しかし「現場で監督に『地のままでいい』と言われたのでジャニーズ系としてはショックだったんですけれど、肩の力を抜いてやりました。いい経験をさせていただきました。残るは日本アカデミー賞主演男優賞(林家たい平)・助演女優賞(結城美栄子)・助演男優賞(林家ペー)!」と話し、会場は笑いに包まれた。

 続いて、たい平からは「ペー師匠はクランクインに撮影場所にいらっしゃらなくて。どうしたのかなと電話をしたら、お家にいらして。『1ヶ月後じゃないの?』と真っ白なまま東武電車に乗って、何もセリフが入っていないままで始まりました」と仰天のエピソードが披露された。「最初は『えっ、お父さん?』と信じられないキャスティングだったんですけれど、撮影が進むに従って、自然にペー師匠が田舎の素朴で不器用なお父さんに見えてくるのが本当に不思議でした」と感心していた。

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  • (左から)猪野佳久、島春迦監督、結城美栄子、林家たい平、林家ペー=映画『でくの空』公開記念舞台あいさつ
  • 映画『でくの空』公開記念舞台あいさつに登壇した林家たい平
  • 映画『でくの空』公開記念舞台あいさつに登壇した林家ペー
  • 映画『でくの空』公開記念舞台あいさつに登壇した猪野佳久
  • 映画『でくの空』公開記念舞台あいさつに登壇した結城美栄子

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