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『六本木クラス』異例の“V字回復”、視聴率・満足度ともに上昇中「違和感あったけど面白くなってきた」

 最新のドラマ満足度(8月9日〜8月15日放送を対象)の調査では、前週に続いて有村架純中村倫也がW主演を務める『石子と羽男 ―そんなコトで訴えます?―』(TBS系/金10)が1位にランクイン。首位獲得は5週連続となった。一方、韓国ドラマをリメイクした竹内涼真主演『六本木クラス』(テレビ朝日系/木9)は、初回満足度が100Pt中43Ptとまずまずのスタートだったのが、6話目で72Ptまで上昇。上位作に迫る勢いを見せている。

竹内涼真 撮影/逢坂 聡(C)ORICON NewS inc.

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 韓国ドラマ『梨泰院クラス』の日本版リメイク『六本木クラス』の満足度は、初回が43Pt。2話目以降も40Pt台が続いていたが、5話目で一気に75Ptまで急上昇。6話目も72Ptと高数値を付けており、最新のドラマ満足度ランキングで自己最高となる4位にランクインしている。

 世帯視聴率を見ても、初回の9.6%から、2話目は8.6%、3話目は7.0%と徐々に低下するも、4話目には8.1%となり、異例の“V字回復”を遂げた(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。視聴率は3話目から5週連続で上昇し、きのう25日放送の8話目では10.0%を記録。初回の視聴率を超え、並びトップで初の2桁台となった。

 絶望の淵に立たされた青年が復讐を誓い、金と権力を振りかざす大企業に立ち向かう物語。主人公(竹内涼真)をサポートするヒロインを平手友梨奈が務めており、平手の活躍がクローズアップされるとともに満足度が上昇。視聴者からは「魅力的」、「いい感じの演技」、「存在感があっていい」との声が多数。韓国版と比較しても「イメージぴったり」という声も寄せられていた。

 また作品自体の反響も好評で、「はじめは違和感があったけど面白くなってきた」、「テンポよく観れる」、「日本語リメイクの音楽もいい」など、幅広い世代から好印象のコメントが寄せられた。『梨泰院クラス』では1話あたり1時間超の全16話だったが、本作では全13話の予定で、かねてからストーリーの展開スピードが早いことも話題になっていた。

 満足度ランキングの上位トップ3は、1位が『石子と羽男 ―そんなコトで訴えます?―』のほか、2位が林遣都仲野太賀W主演の『初恋の悪魔』(日本テレビ系/土10)、3位が波瑠主演の『魔法のリノベ』(関西テレビ・フジテレビ系/月10)と前週と変わらない顔ぶれ。猛攻を仕掛ける『六本木クラス』がどこまで上位に食い込むが注目だ。

●「ドラマ満足度ランキング」とは
「オリコン ドラマバリュー」をもとに集計。オリコングループの調査システム「オリコン・モニターリサーチ」の登録者から毎週、全国690名の視聴者を対象に、各ドラマの「期待度」「満足度」について、「作品」「主演」「主演以外」「セリフ」「映像」「音楽」「美術」「ストーリー展開」を10点満点で調査。「オリコンドラマバリュー」はその結果を、過去1年間のデータに照らして偏差値化した。「視聴量」「主演」「主演以外」「内容」という4項目に加え、Twitterのツイート量を加えた「話題性」の5項目を各1〜20ポイントとし、計100ポイント満点で集計している。

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